みなさん、こんにちは。

 

炎のスズキです🔥

 

まずは、こちらのショート動画をご覧ください。

 

 

☆☆☆

 

とある塾に

 

共通テスト模試400点 / 1000点満点 の子がいたとしましょう(仮想)

 

例にもれず、国立志望。

 

これまた例にもれず教室長は高校入試の専門

 

じっちゃんの名にかけて、共通テスト模試の点数が持つ意味を理解できていません。(現実)

 

生徒さんの志望校は宇都宮大学地域デザイン学部。

 

 

地域デザインには3つの学科があり

 

コミュニティデザイン 63% (630点)

 

建築都市デザイン 63% (630点)

 

社会基盤デザイン 56% (560点)

 

この生徒さんの持ち点数が400点ですので、どうやっても厳しいです。

 

230点差を埋めるのは、至難です。

 

一応、私の教室では伸びしろの限界値を150点と見てますので、

 

社会基盤デザインで160点差

 

めちゃめちゃ頑張ったとしても、ここまででしょう。

 

では、一番届く可能性が高い社会基盤デザインの科目を見ていきます。

 

まず

 

【共通テスト】

 

1100点満点

 

国語 200点

 

数学 200点

 

物理 200点

 

理科どれか1つ 100点

 

英語 200点

 

社会 100点

 

情報 100点

 

【二次試験】 

 

500点満点

 

数学 または 物理 を1科目選択 500

 

合計 1600点満点です。

 

仮に二次で数学を選んだ場合

 

1600点に占める数学が700点

 

物理を選んだ場合

 

1600点に占める物理が700点

 

共通テストでは基準点が560点とされていますが

 

仮に520点とか、530点とかからでも

 

場合によっては500点からでも

 

数学か物理がめっぽう強ければ

 

逆転が可能だと分かりますでしょうか???

 

数学、物理 の どちらに力を入れるべきか悩みますよね???

 

そこで次にチェックするのは第2志望です。

 

第二志望は某公立大学〇〇〇〇学部だそうです。

 

もうリンクは貼りませんけど

 

〇〇〇〇学部は前期なら5教科の場合60%、3教科の場合63%

 

二次試験は小論文+1科目になります。

 

その1科目は社会か数学になります。

 

理科を使う事は出来ません。

 

ここで、第一志望の宇都宮大学では数学を使って攻める事が確定します。

 

当然、塾でも数学をお薦めする事になるでしょう。

 

ここで間違えても「数学は得意なので」とかは言っちゃダメです。賭けてもいいです。絶対に得意じゃないですから。

 

数学の総得点に占める割合が43.75%です。

 

これは大きいです。重すぎます。

 

数学で決まる試験と言っても過言ではありませんね。

 

念のために、私立の志望校を聞いてみると〇〇大学だと言います。

 

その大学、学部学科はどちらかと言えば文系になり、国数英でも国英理でも受験可能ですが、必須の国語は古文漢文は不要です。

 

現代文だけでOKです。

 

上記の前提があったとしましょう。

 

数学1択だと思うんですよね。

 

力を入れるのは。

 

数学の偏差値を70へ持って行ければ、共通テスト500点からでも、ひっくり返して大逆転の可能性があるかもしれません。

 

宇都宮大学地域デザイン学部への合格が近づきます。

 

違う学科を目指すとなりますと230点の差がありますので、そこまで来ると現実的ではありません。

 

学科を変えてコミュニティデザインだとすると2次試験は小論文。

 

小論文と言っても皆さんがイメージするような文系チックなやつではなく、理系MAX、計算MAXな小論文です。

 

 

 

小論文と言っても、いろいろあります。

 

 

建築都市デザインだとしたら、二次は数学のみ1科目300点です。

 

ただ、230点の開きがあるので現実的ではありません。

 

この状態で

 

この子が塾で受講を選んだ科目は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語だったそうです。

 

 

 

 

おい、教室長!止めてやれよ!

 

 

 

たった1つの二次科目を間違える!

 

見た目は教室長、頭脳は商人!

 

その名も、江戸川コn...

 

さらに話は続きます。

 

この子は春期講習で

 

「君は漢文が苦手だね!漢文をやろう!口笛と提案され

 

漢文を受講してしまいました。

 

漢文の配点は45点 / 1600点

 

2.8%です。

 

もともと45点中10点だったものが、36点取れるようになったとしても

 

26点増えたとしても

 

総得点に占める得点のUPは1.6%なんです。

 

しかも

 

古文、漢文は

 

この子が私立を受験した場合

 

受験科目にありません汗うさぎ

 

現状の点数から

 

目標まで160点から230点

 

普通に考えれば

 

最終的には私立大学になる確率が高いです。

 

それでなんで、漢文????まじで訳が分かりませんガーンガーンガーン

 

数学は配点  700点

 

漢文は 45点

 

15.5倍の重みの差があります。

 

「国公立大学はバランス良く口笛」という誤解が生む悲劇です。

 

高校入試専門塾が、知りもしないのに、すっとぼけて口笛大学入試をやるから、そういうミスをするんです。

 

私立大学への進学が現状では濃厚な点数ではありますが

 

それでも国立を目指すというのであれば

 

最終的に最後の最後で私立に切り替える事になっても

 

公立の大学に切り替える事になっても

 

数学なら使えるんです。

 

二次でも、私立でも。

 

英語は宇都宮大学の場合、公立の大学の場合ともに二次にありませんし

 

第一志望の宇都宮大学では200点 / 1600点 という事で

 

総得点に占める割合が 12%しかありません。小さくもないですけど、大きくもないです。

 

もう一度言いますけど

 

数学は 700 / 1600 で 43.75%なんですよ。

 

全然、一科目の重みが、デカいんです。

 

そうやって間違えた進路指導で受験生を惑わすA級戦犯がどこかにいるかもしれません。

 

 

 

 

気を付けて下さいね。

 

粉飾されたホームページを見て

 

合算された合格実績を見て

 

迷い込んでしまった受験生を、

 

何も知らない商人教室長が適当に料理してしまう。

 

こういう悲劇はあちこちで繰り返されているかもしれません。

 

勉強もせず

 

永遠に英検2級のまま、高校生に英語指導をし

 

進路情報にも興味を示さず

 

入試科目に比重がある事も身に染みて理解しておらず

 

他の教室長とは受験の会話が通じず、もはや異文化コミュニケーション

 

ただひたすらにチラシを折り

 

校門前配布に全力投球

 

やって来た生徒さんの志望校と持ち点の開きを考慮せず、正確には理解できず

 

教室長は自覚のないままに、良かれと思って

 

「この模試の点数を見ると、漢文が苦手だね!この春は漢文をやってみようか!口笛

 

「私はひとりひとりの苦手をチェックし!ひとりひとりに合った春期講習を提案しています!!(ドヤっ!)」

 

って言いながら無知で科目を間違えるという悲劇なわけです。

 

点数が低い科目をおすすめしてるだけ。そんなの誰でも出来る。個別指導でもなんでもない驚き

 

 

 

 

これと似たような事例ですね。

 

 

いちおう、私は生徒さんを救うべく

 

私に報告をしてくれた知り合いの講師の方には、適切な進路指導について、適正科目について伝えておきました。当時の話ですよ。

 

本当に逆転合格を目指すなら、きちんとした教室に通って欲しいですね。

 

家の近所だから

 

通いやすいから

 

ほんと危険ですドクロ

 

こういう話をすることで

 

これを見ている教室長の皆さんが、まじめに受験科目を調べようという気持ちになってくれれば嬉しいです。

 

そして

 

塾選びをする皆さんが

 

間違えた教室に通塾されない事を

 

切に願っています。

 

この話は、じっちゃんの歯が欠けて、フィクションです

怖いな~怖いな~