みなさんこんばんは

 

炎のスズキです。

 

今日も前回の続きです。

 

 

大東亜帝国に不合格し

 

お世話になった?館林高校を卒業し

 

いよいよ浪人生活のスタートです。

 

超人気講師西谷昇司先生の春期講習に参加させてもらう事になりました。

 

うきうきわくわくです。

 

 

当時のテキストです。まだ持ってますよ。

 

 

ちなみに、このテキストにサインを頂いています笑 (2019年の正月)

 

 

 

大東亜帝国に落ちまくったのに

 

講義の第1回が

 

東大の問題でした爆

できるか!!

 

と思いましたけど、5回辞書を使ってもいい って書いてあったので、素直に5回だけ辞書を使って頑張って予習しました。

 

授業ではおもに

 

英文の構文解析を主に教わりました。

 

単にSVOCってマークをしていくだけではなく

 

カラフルにSVOCって印をつけていきました。

 

色を分けるのには意味があるのですが、説明が大変なので授業で説明します。(手抜き)

 

先生はめっちゃ複雑な英文を用意してくれていたので、解析が出来上がった英文は見事にカラフルで

 

すごいノートが出来上がりました。

 

今、私の教え子で同じように構文解析をやっている子たちのノートはカラフルになっていると思うんですけど

 

原点はココです。

 

今まだ、私と一緒にやってない子たちもいるとは思いますが、時が来たらやりますからね。楽しみにしていてください。

 

早ければ高1からスタートしますよ。

 

たった5回の授業でしたが、カラフルに構文解析をするやり方をしっかりマスターしました。

 

テキストには復習の仕方も書いてあって、

 

そこにはテキストの英文を最低20回音読しろと書いてありました。

 

5回の講習で英文も5題しかないので、もったいなくて一つの英文を100回は音読しました。

 

最初の東大の英文は音読しすぎて20年以上たった今も最初の方はまだ暗記してます笑

 

西谷先生の授業が取りたくて、春期講習を取ったのですが

 

自分が通っていた大宮校にもすごく評判の良い先生がいました。

 

富田一彦先生です。

 

 

この先生もバリバリ現役で今も活躍されています。

 

富田先生も同様にカラフルに構文を解析するタイプの先生でした。

 

英文解析に方程式が出てきたときはマジでビックリ。

 

私の授業でも方程式を使って解析をしますけど、元ネタはここです。富田先生です。

 

富田先生の講義も5回あったので、富田先生のテキストも狂ったように復習しました。

 

西谷先生を受講する目的で春期講習に参加をしたわけですが

 

実際に春期講習が終わった後に、この先生めっちゃ凄いなと思ったのはむしろ富田先生でした。

 

この春期講習の後

 

カラフルに構文解析をすることにハマった自分は、

 

持っていただけで全然使っていなかった速読英単語の必修編を引っ張り出してきて

 

1日に2題ずつ、教わったやり方で、カラフルにSVOCって付けていきました。

 

 

 

そしてその2題を毎日20回ずつ音読をしていきました。

 

方程式を使って、カラフルに英文解析をし、それを20回音読。

 

ただ、音読をするのではなく、あることを意識して、音読をしました。

 

そこは説明が長くなってしまうので、省きますが

 

授業中にみんなに説明している通りです。

 

結構時間はかかりましたが

 

ひたすらカラフルな速単を音読しまくりました。

 

春期講習が終わって、1か月が過ぎたころに

 

速読英単語必修編も終わりました。

 

その頃に、高校時代の友人が家に遊びに来てくれたことがありました。

 

そいつが役に立ったという参考書を自分にくれるというのです。

 

とてもありがたい。

 

その時に、彼が自分に少しだけ英語を教えてくれたのですが、

 

彼が言ってくれた言葉を未だに覚えています。

 

「おまえ、ほんとにバカなの?」

 

「結構、出来ると思うけど・・・」

 

自分の友人は館林高校時代に私文で学年1位を取ったこともある猛者でした。

 

俺「英語は偏差値50越えたことは一度もないよ」

 

友人「いや、そんなことはないだろ、少なくとも偏差値55を下回っていることはないよ」

 

俺「え?まじで?めっちゃ嬉しいわ」

 

そんな会話をしたのを覚えています。

 

そして4月末に浪人初の全国模試がありました。

 

ここで、異変が起こります。

 

英語の模試で時間が余ってしまったのです。

 

なんで余ったんだ???正直、意味が分かりませんでした。

 

英語は中学生の時に模試を受けていた時から、一度も制限時間内に読み切ったことはありませんでした。

 

試験中に英文が読み終わってしまって、真っ先に思ったことは

 

「ページに落丁があるのではないか?」

 

真剣にそう思いました。

 

それか、今回の模試は春だからめっちゃ量が少ないのかな?

 

そんなことを想いながら

 

帰りの電車に乗りました。

 

電車の中ではみんなが模試の話をしていましたが

 

「英語が全然おわらね~~」という声をたくさん聞きました。

 

え、どういうこと?

 

自分はまだ理解できていませんでした。

 

自分が出来るようになっていることに。

 

約1か月後、模試の結果が返ってきました。

 

英語の偏差値が

 

63を越えていました。

 

は?????

 

うそでしょ????

 

意味が分からないんだけど。

 

でも、本当でした。

 

本当に英語の偏差値が63を越えていました。

 

「いや、これやばいでしょ」

 

春休みに自分がやっていたことが正しかったんだと気付いた自分は

 

慌てて、同じような勉強を毎日の勉強に組み入れました。

 

そして、夏期講習では富田先生と西谷先生の英語の講義をたくさん取り

 

復習してたくさん音読素材を準備し、

 

夏休みの間中、ずっと音読をし続けました。

 

そのうち、親がキレました。

 

「うるさい!!!」

 

最初は褒めてくれていたのに

 

ついに音読をする自分をうるさいから出ていけ!と怒鳴ったのです。

 

しかたがなく自分は音読する素材をコピーして貼り付けたノートをもって

 

毎日利根川まで散歩し、音読しながら土手を散歩しました。

 

真っ黒に日焼けするまで音読をしました。

 

忘れられない夏休みです。

 

そして夏休み明けの9月の模試

 

英語の偏差値は

 

ついに70を突破します。

 

めっちゃテンションが上がりました。

 

1年前は館林高校の最下位だった男が1年後に英語偏差値70を越えたのです。

 

入試前には私文3科目偏差値で70を越え、

 

入試では早稲田大学を受験することになったのです。

 

館林高校最下位で

 

帝京大学、国士舘大学に不合格した人間が

 

早稲田大学に模試でA判定を出し、実際に早稲田大学を受験することになったんです。

 

結局

 

早稲田大学には不合格になってしまったわけですが

 

立教大学経営学部、学習院大学経済学部と、併願で受けていた成蹊大学や日大や東洋、12月に受験していた白鷗大学の特待には合格をしました。

 

早稲田以外には合格した事になります。

 

そして、合格した結果を

 

大嫌いな担任ではなく、高1の時の担任に電話をして報告をしました。笑

 

大学受験の時に邪魔をされた仕返しだ!とばかりにやってやりましたが

 

我ながらよほど根に持っていたようです笑

 

その後、自分は館林高校に呼ばれ

 

全校生徒の前で進路講演を行いました。

 

おそらく自分が最初で最後じゃないでしょうか?

 

館林高校最下位から、壇上で演説することにまでなったのは。

 

これを読まれている方の中には

 

浪人までしてMARCHレベルかよ。どんだけアホ?

 

と思う方もいるかもしれません。

 

自分とは次元が違う優秀な方がたくさんいるのは分かってはいますが

 

1名でも2名でも

 

頑張れば俺でも大学に行けるんじゃね?

 

と、思ってもらえたなら本望です。

 

ちなみに自分は

 

この予備校で教わったやり方を受験が終わった後も継続することで

 

国家資格の全国通訳案内士(英語)の免許まで取得しました。

 

英検は1級に2連続合格を果たしました。

 

TOEICは900点を4回突破しました。

 

TOEICリスニングは満点を取得しました。

 

1回も英語圏に足を踏み入れることはなく

 

受験勉強だけでココまで来ました。

 

(ちなみに自分がはじめて英検を取ったのは、高1で4級でした。)

 

そして

 

塾の先生としても

 

入塾者数全国1位

 

大学合格実績関東1位

 

全国でも上位1%以内の合格実績を誇る教室を作ることが出来ました。

 

これもすべて、大学受験を通して

 

なくしていた自信を取り戻すことが出来たおかげです。

 

こんなにも長く文章を続けて私が書き続けていたのは

 

もうすぐ夏休みが来るからです。

 

受験生のみんな

 

マジで頑張れ!

 

この夏!マジで頑張ってみるんだ。

 

お父さんお母さんが「うるさい!外でやれ!」とマジ切れするまで音読してみるんだ!笑

 

夏休みが来る前に、

 

みんなのやる気が出るような話を書きたかった。

 

それだけでひたすら書き殴ってしまいました。

 

自分を変えてくれた吉野先生の言葉を送って今日のブログはおしまいにします。

 

「今頑張れない奴は、一生頑張れない」

 

全国の受験生のみんな、頑張れよ!

 

栃木の田舎からエールを送ります。