みなさん、こんにちは
炎のスズキです。
私は浪人したときに模試でA判定を取るまでになっておきながら
早稲田大学に不合格になった事があります。
模試がA判定なのに
なぜ不合格になったのか
今だから分かる事もありますので
ここで紹介していってみます。
A判定から不合格になった理由
1,そもそも早稲田は夢のような存在であり、実際に自分が合格するイメージがわいていなかった。
憧れは持っていましたが、そこまでは内心無理だと思っていて、それが原因でいろいろ勉強内容に影響が出ていました。
2,早稲田の赤本を解いたのが入試の前日になってしまった。
他の大学の赤本は解いていましたが、早稲田はなんとなく自分では受からないような気持ちになっていて、それよりもMARCHレベルを手堅く合格したいと思っていました。そのせいで、早稲田の赤本を解いたのが前日のホテルでした。
時間配分の確認程度になってしまいました。
3,単語帳がターゲット1900の1500くらいまでしか暗記が出来ていなかった。
1200くらいまでで限界を感じていて、1200~1500がかなりあやふやでした。そのせいで、1500より後ろは手をつけずにいました。しかしながら1500までの単語力でも一般的なレベルの模試では偏差値が70まで出てしまっていました。
それにより、これでも大丈夫と誤解していました。
4,漢文をやっていませんでした。
受験勉強を開始したときに、国語は現代文と古文のみに絞ってしまいました。文学部を受験さえしなければ漢文が入試に登場することはないからです。ただし早稲田以外。まさか本当に早稲田大学を受験することが出来るレベルにまで伸びると思っていなかったので、最後まで漢文はやらず、最後にA判定まで出ましたけど、そこでも漢文をやろうという気持ちにはなれず、入試本番で漢文は適当にマークしました。
5,模試の判定は漢文が無しでも判定が出ていた
自分は模試で現代文+古文で受験していたのに、漢文まで出題される早稲田大学の判定が出ていました。おかしな話なのですが、自分が受験した当時の早稲田は古文漢文融合問題と言って、古文などの中に一部漢文も含まれて出題されるスタイルだったため、早稲田大学でも大問ひとつまるまる漢文と言うのがありませんでした。そのせいで判定が漢文なしでも出てしまっていたのだと思います。
不合格の理由はこんな感じかなと思っています。
実際の試験の時、英語をとても難しく感じました。
自分はA判定なのだから自分が読めなければ周りも読めるはずはないと信じ頑張って読みましたけど、ほんと難しかったです。
結局、法学部&商学部の2学部に不合格になりました。
せめて夏には赤本を解けていれば良かったのでしょうけど、夏の段階ではまだ早稲田なんて憧れでしかなく
単なる目標でしかなく、実際に早稲田に合格できる未来をまったく描けていませんでした。
それどころかMARCHレベルですら、想像も出来ていなかったかもしれません。
当時には個別指導塾と言うものは存在せず(あったのかもしれませんけど認知されておらず)、自分はスクリーンの向こうにいる有名講師しか信じる人がいませんでした。
もし近くに、早稲田合格者を直接何人も指導している経験のある講師がいたら、きっと「A判定だけど、この単語力じゃダメだから、来週から単語テストやっていこうか」と言ってくれていたのかなって思います。
早稲田合格者を直接指導している先生が近くにいれば、予備校の授業とMIXできていれば早稲田にも合格できていたのかなって思います。
自分の事を客観視できず、
自分の事をアホだと思っていたのに、模試では偏差値60が出てしまった。
60が出てもあまり実感がわかず、嘘みたいだなと感じながら勉強を重ね
そのうち偏差値70まで出てしまった。でもやっぱり嘘みたいに感じていて、まぐれだと思う気持ちが強く
早稲田に受かるとは最後まで思っていませんでした。
良くも悪くも偏差値が急上昇したので、気持ちが追い付いていませんでした。
偏差値は70まで行っても、記憶にあるのは帝京大学の不合格なんです。
一年ちょっと前の館林高校最下位偏差値32の時の思い出なんです。
でもそういう気持ちとは裏腹に、友達には早稲田A判定だ!早稲田待ってろ!くらいな事を言っていたので
友達は自分が早稲田に合格できるかもしれないという目で見てくれていたと思います。
実際、最後に早稲田大学の不合格が確定した瞬間も
落ち込むというより、「やっと終わった・・・」という気持ちの方が強く
悔しいというより、やっぱり勝てなかった
という気持ちが強かったと思います。
ちなみに、自分は大学生になってからも定期的に予備校の模試を受験するような人間でした。
東大模試を受験し続ける浪人の神ルシファーさんの気持ちが良く分かります。
最後に模試を受験したのはもう10年以上前になりますが
最後に予備校の模試を受験したときは
早稲田国際教養、慶応文、上智外国語のすべてがA判定で、すべて学部内順位が3位以内でした。
当然A判定です。
私文3科目を極めるとはこういう事なんでしょうね。
もはや趣味です。
受験生の時もそれなりに頑張っていましたけど、
今現在の自分の学力からすると、まだまだ未完成な学力でしたので、そりゃ受からないなって今なら分かります。
そういう経験もあるので、
正直塾の先生をやっている今も、記述模試などの偏差値や判定はあまり参考にはしていません。
共通テスト模試であれば、共通テストに似ているので参考になると思いますけど
何にも似てない予備校の模試なんて参考程度にしかならないと思っています。
冠模試は除きます。
これから夏休みが来ますけど
高3,既卒生は多少なりとも赤本演習はして欲しいと思いますね。
まだ範囲が終わってないというのであれば、サラーっとでもいいのでスタサプなので夏休み前に終わらせちゃってください。
特に、日本史なんて、学校の進度でやってちゃ絶対にダメですからね。
戦後史が終わらないまま共通テストを迎えるなんてザラですよ。自分で進めてくださいね。
赤本を解いて、自分に足りないものを実感し、それを2学期の勉強に活かしてほしいと思います。
スズキの不合格を糧にして、みんなは是非合格を勝ち取ってください。
今日は早稲田大学A判定からの不合格体験記を語ってみました。
少しでもお役に立てれば何よりです。