結論を言うと、つまぷるだけで結果を出すのは厳しい。

その理由について話していきます。

書店で、「つまぷる」を立ち読みました。

大々的に宣伝してたのと、こういう本を読むのは昔から好きだからです。

感想を一言で言うと、「筋膜リリースと変わらなくない?」でした。

ちなみに似たようなことを、パーソナルでもやっています。



つまぷるでホントに腹ペタできるの?

やった後は肋骨が締まって、お腹が引き締まります。

たしかに内腹斜筋・外腹斜筋・腹直筋は緊張しやすいので、つまぷるのようにリリースすると促通効果はあります。

せっかく腹筋が正常化したのだから、運動して維持できるようにしてほしい。

この記事では、つまぷるをもっと効果的にする方法を書いていきます。

つまぷるの効果



つまんでゆするのは、セルフでできる筋膜リリースとして、お客様にも指導しています。

お風呂の中でやると効果的です。

筋膜はゼラチン質なので、冷えて固まると可動域が悪くなります。

温めるとゼラチン質が溶けるので、つまんでゆすることで効果を発揮しやすくなります。

フォームローラーやテニスボールなどで、筋膜リリースが難しい部位を中心にやるとおすすめです。

つまぷるのような、つまんでゆするリリースはお客様も効果を実感されています。

つまぷるで効果が出ない場合




セカンドタッチ経路と言って、脳がどのように感じるかは人それぞれです。


  • 自分でやる

  • 人にやってもらう

  • 器具を使う



同じことをやるのでも、脳の感じ方が異なるのです。

どれが効果的かは人によるので、セルフでのつまぷるが難しい場合は、人にやってもらったり器具を使うと効果が出やすいです。

つまぷるのデメリット




アウターはほぐれるけど、インナーマッスルにアプローチできない点です。

お腹をつまぷるすれば、腹直筋や腹斜筋をリリースできます。

ただ大腰筋には届かない。

お腹痩せにかかわる筋肉なので、効果は半減するのではと感じます。

他にも横隔膜や骨場底筋や腹横筋などのインナーユニットも同じ。

筋の表面だけしかアプローチできないのは、メリットも多いけどデメリットもあります。

つまぷるは筋膜リリースと同じ




筋膜リリースは、それだけで何かを改善するものではありません。

可動域を増やすなどして、トレーニング効果を高める準備運動のようなもの。

ましてや、つまんでゆするだけで、何か劇的な効果があるわけではありません。

これで痩せるなら、つまぷるの上位互換にあたるエステでも痩せることになります。



大きな筋肉は固まりやすいので、器具を使って筋膜リリースをします。

目的は、可動域を広げるため。

これだけですべてを解決できるわけではないですが、メインのトレーニング効果を出す手助けになります。

筋膜リリースはフォームローラーなどの器具がなくてもできます。

つまんでゆする方法。

フォームローラーがない場合や、痛くてできないとき、細かい筋肉をリリースするときに使います。



肩揉みもつまぷるに近いかもしれませんね。。



つまんでゆすると、筋肉と皮膚の間にある筋膜をリリースできます。

ゼラチン質なので、冷えると固まる性質あります。

のりみたいにくっついてしまうのを、はがす効果があります。

お風呂の中などでやると効果的です。

セルフケアで取り入れてるお客様もいます。

準備運動には向かないですが、整理体操には向いています。

最も効果が出るのは、お風呂の中でやること。

温まるとゼラチン質が柔らかくなるので、そのすきにリリースしてはがします。

デメリットは大きな筋肉をやると手が疲れるのと、背骨など手が届かない部位があること。

あくまでも筋膜リリースの補助的な役割と言う位置づけです。

こちらも参考に

テニスボールやフォームローラーを使えば、つまぷるで手が届かない部位もほぐすことができますよ。

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