小泉智明です。

私はカラダが硬く、以前は右の肩甲骨周辺に違和感を感じることが多かったです。

ふとした瞬間に、突然ピキッとくるのです。

サッカーをやってた学生時代は、試合前にその症状ができることもありました。

これから試合って時に、たまったものじゃありません。

決まって右の肩甲骨の内側のとこでした。

呼吸がしづらくなり、パフォーマンスは著しく低下しました。

この記事では自分の体験も踏まえ、肩甲骨周辺の痛みや違和感の対処方法について書いていきます。

右の肩甲骨の痛みにつながる3つの原因




右の肩甲骨の痛みにつながる原因は、大きく3つあります。


  • 呼吸が浅い

  • 上半身が硬い

  • 姿勢



肩甲骨は単独で動くわけでないので、動作のつながりから原因を探していきます。

では、順に見ていきましょう。

呼吸と肩甲骨の痛み



呼吸が浅いと、肩甲骨の可動が悪くなります。

肩甲骨は肋骨を滑る浮遊骨。

呼吸が浅いと、肋骨も硬くなります。

ジムに来るほぼすべての人が、初回の段階で呼吸が浅いのです。

その時点で肩甲骨に問題がなくても、いずれ痛みや違和感につながる可能性を持っている。

カラダの問題はある程度予測できます。

深く呼吸ができると、大難を小難にすることができます。

上半身の硬さと肩甲骨の右と左の痛み



呼吸が浅いと、上半身が硬くなります。



肩甲骨の右と左で、可動域が違うこともあります。



肩甲骨をたどっていくと、肋骨・胸椎・鎖骨・上腕骨とつながっています。

いずれかの動きが悪くても、肩甲骨の痛みの原因になります。

右と左で、痛みが異なることも。

姿勢と肩甲骨の痛み





姿勢が悪いと、肩甲骨の位置がズレてしまいます。

関節の可動域は、各場所によって決まっています。

肩甲骨のポジションがズレると、それだけで可動域が狭くなる。

その状態で運動や筋トレで無理に動かしたり負荷をかければ、肩甲骨周りに支障が出るのは想像ができますね。

このように、呼吸・柔軟性・姿勢によって、肩甲骨に動きに制限が出てしまいます。

もちろんそれだけで、即痛みにつながるわけではありません。

微細損傷と言ってほんのわずかなストレスが積もり積もって、ある日突然痛みが出てくるのです。

そのためこれらの問題に対処することが、肩甲骨の痛みの対処につながります。

右肩甲骨の痛みへの対処


先の自分のケースですが、なぜか右肩甲骨の内側に痛みが出ることが多かったのです。

利き腕だからと思っていましたが、別の理由があります。

左側に痛みが出るケースも同じです。

原因は3つ。


  • 自律神経

  • 呼吸

  • スピリチュアル



ここからは、機能的な原因の話になります。

自律神経とスピリチュアル


結論から言うと、人の影響です。

俗に言うもらってしまうというやつです。

人のカラダの状態が、自分に上書きされてしまうのです。



スピリチュアルな痛みの原因



例えば、他人の失恋話を聞いて、もらい泣きしてしまう状態のこと。

感受性が強い人は、もらいやすいとも言えます。

敏感な人と鈍感な人がいますが、多かれ少なかれ誰かしらの影響を受けている。

なぜか右肩甲骨の内側が、抑制弱化するのです。

左側に痛みや違和感があってもです。

スピリチュアルな原因への対処法



カラダの問題と症状の出方に違いがあることもあります。

もらってしまうと、自律神経が乱れて呼吸が機能しなくなります。

肩甲骨周辺の問題のほとんどは、スピリチュアルな問題に起因します。

自分はこの問題を対処したら、肩甲骨に痛みが出なくなりました。

肩甲骨の痛み解消ストレッチ


まず体軸を確保して、ゆがみへの対処が最低条件です。

これができてない状態で、運動してもほとんど効果は得られません。

かつてサッカーの猛練習をした自分が、結果を残せず怪我で終わったことからも確信しています。



大多数のお客様のメニューにある、アームスイープという種目。

上半身全体をストレッチできる、ハイブリッドなストレッチです。


  • 横向きに寝る

  • 上の足を台に乗せ固定する

  • 上の腕を腰の方に回す





別角度だとこんな感じ。

ストレッチ教室でもやっていて、肩こりや肩甲骨周りが軽くなると好評です。

肩甲骨の痛みしびれの対処法



どの部位であってもしびれを感じるときは、筋肉が神経を圧迫しているときです。

肩甲骨も同じ。

あとは、どこの筋肉が圧迫しているかがわかれば、ストレッチで対処できます。

自分が見てて多いのが、小胸筋と言う筋肉。



鎖骨の下にある筋肉で、腕の神経や肩甲骨とも関係があります。

悪化すると、胸郭出口症候群の原因に。

小胸筋は、小さい筋肉でストレッチが難しい。

そこで、ソフトボールを使って筋膜リリース。



からのさきほどのアームスイープとセットにすれば、痛みやしびれはかなり対処できます。

まとめ


肩甲骨の痛みは、かなりデリケートな問題です。

原因が複雑に絡み合うので、1つの方法だけでは対処するのが難しい。

機能面や構造面の2方向から対処していく。


  1. 調整で体軸を確保してゆがみを対処する

  2. 運動で動作の不具合を対処する



調整と運動の両面からアプローチできるのが、パーソナルトレーニングのメリットです。

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