体幹は強さではなく、タイミングが大事。

30日プランクをみてると、日数を重ねるごとに1回の秒数を増やしてますが、本当に意味があるのでしょうか?

たしかにラグビーや相撲のようなコンタクトスポーツ、1回のコンタクト時間が長い種目であれば効果はあります。

こういった特殊な例を除けば、ただキツイことに耐えてるだけになってしまいます。

1回に30秒以上やるより、10~15秒を何セットもやった方が効果的だと考えています。

安易にプランクをやるべきではない理由




写真はフロントプランクと言う種目で、前後の体幹を鍛えるのに効果的。

プランクと言ったら、ほとんどの場合この種目を指してることが多いです。

特徴は、固める&動きがないこと。

ラグビーのスクラムのような動きを強化できます。



ただ日常でこんな動きをやることはありますか?

体幹トレーニングはプランク以外もある


結論は、用途によって使い分けましょう。

日常でもスポーツでも、体幹は4つに分けることができるのです。


  • 固める&動きがない

  • 固める&動きがある

  • 固めない&動きがない

  • 固めない&動きがある



プランクは、4つある中の1つに過ぎない。

しかも、日常ではあまり使うことが少ない。

プランクをやるならバリエーションをつけよう


30日プランクをみると、最終日に5分やるようです。

継続できた達成感を得る以外に、身体にとってプラスになることはないように思います。

ディファレンシャルラーニングと言って、さまざまなノイズを加えて同じ運動を反復せず技術を習得する練習法があります。

若干スポーツよりな考えですが、動きの幅を広げる意味ではスポーツをやらない人にも効果的です。

どんな状況でも、正しいカラダの使い方ができるようになる。

具体的にはフロントプランクを5分やるなら、バリエーションを変えて複数種目をやった方が絶対に効果的だということです。

バランスを鍛える



バランスボールを使った、ステア・ザ・ポットと言う種目。



不安定なバランスボールの上でやるので、バランス感覚が向上します。

もう1つ、身体は固定してますが、ボールは動いている。

反射と言う運動機能を鍛えることができます。

10~15秒でもかなり効果はあります。

サイドプランク



横向きで行うプランク。



フロントプランクが前後の体幹だったのに対して、サイドプランクは前後左右と幅が広がります。

フロントプランクは矢状面(前後)を鍛えるので、単純なバランスのとり方になります。

サイドプランクは3面(矢状面・前額面・水平面)と、複雑なバランスのとり方になります。

片足プランク





脚を左右交互に動かします。

フロントプランクが両手・両足の4点支持なのに対して、両手・片足の3点支持になります。

バランスのとり方が変わるのと、動きの中でもバランスを取らないといけない。

メチャクチャ体幹を使います。

サイドプランクも動きをつけましたが、人は動くことを前提とした体の構造をしています。

まとめ


どんなに止まってる状態を鍛えても、使えない体幹ばかり増えるだけ。

プランクに限らず、1つのことを30日続けることはすごくいいこと。

フロントプランクを5分やるなら、同じ時間で複数種目をやった方が絶対に効果的。

達成感は変わらず、身体に良い効果がありますからね。

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足利市パーソナルトレーニングジム小泉智明(こいずみともあき)

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