年末にアメトークで運動神経悪い芸人は、2022年で1番笑ったかもしれません。



日本語がわからない外国の人がみても、同じくらい爆笑するのではないか?

そう思うくらい面白かった。

運動神経が悪いのは、筋力よりも三半規管・前庭・耳石など「感覚系」の問題だと思ってます。

運動に関する指示系統がうまくいかず、脳とカラダが上手く連動しない状態。

フィットネスの世界では、運動神経が悪い原因は2つ。


  1. 感覚器官の問題

  2. コーディネーションの問題



コーディネーションとは、身体のつながりのこと。

水泳・ダンス・走高跳など、人によってうまくできてる種目もあったので、感覚系の問題の方が大きいのかなと言う印象です。

この記事では感覚器官の問題に絞って、運動神経を改善する方法を書いていきます。

運動神経が悪い原因


感覚器官の問題は2つ。


  • 脱力ができず常に過緊張

  • 体性感覚が鈍い



では見て行きましょう。

脱力ができず常に過緊張





すゑひろがりずの三島さん、過緊張してると反応が遅れます。

おそらくソフトコアが働かず、反射で動くべきところを筋力で動てしまっている。

体幹は固めるだけでなく脱力も大事だと話していますが、これは脱力ができないデメリットを集約した場面。

緊張が強すぎることで体性感覚も鈍くなり、ボールと自分の距離感がつかみにくくなる。

1番過緊張が強いと感じたのが、ザ・マミィの酒井さん。



筋力のONとOFFがうまくいっていないので、すべてがONの状態になっている。

動くたびに疲れるので、呼吸だけでもいいのでソフトコアを鍛えてほしいなと感じました。

体性感覚が鈍い



体性感覚が鈍いと、自分の身体と外の距離感が上手くつかめない状態。

球技系はすべてそんな感じでした。


  • サッカー&バスケ→ボールとゴールの距離感

  • 高跳び→バーの高さとカラダの距離感



浮遊感があるので、手足の感覚と脳からの指令のタイミングがズレてしまう。

すべての種目がダメと言うわけではなく、芸人さんによってはうまくできてる種目もありました。

もしかしたらやったことがあるのかもしれないけど、感覚がしっかりしてれば笑われるようなことはないはず。

なので筋力や柔軟性よりも、感覚器官を鍛えるといいです。

運動神経をよくするプログラム


ちなみにパーソナルトレーニングでも、感覚器官を鍛えるプログラムがあります。

三半規管を鍛えてバランス感覚を向上させるトレーニングメニュー

運動神経悪い芸人をみても、自分事のようには感じないかもしれませんね。

あそこまでひどくなくても、感覚器官の問題があると身体が過緊張して動きが悪くなる。

フルーツポンチの村上さん



わかりやすい例が、フルーツポンチの村上さん。

走り刺さりは、すいませんが本当に爆笑しました。

ヒザ神と呼ばれ、膝が曲がらないことが特徴の芸人さんです。

過緊張が強いと、身体は伸展方向(伸びる)に行ってしまう。

背骨が伸びれば、反り腰になります。

元ザブンブングルの松尾さん





ガチ王こと、元ザブンブングルの松尾さん。

頭が傾く走り方からみるに、三半規管に問題がありそう。

平衡感覚がよくなさそうなので、バスケットなど走りながらシュートみたいなのは苦手かもしれません。

また乗り物酔いやめまいの原因にもなるので、運動神経に関係なく必要であればトレーニングは必要なのです。

まとめ


たしかに「笑う」ことは横隔膜を刺激しますし、ストレスや免疫系にも良い効果がある。

エンタメとしてみればすごく楽しいですが、日常で考えたらかなり大変なこと。

疲労感が強く感じますし、自律神経にも影響してくる。

姿勢やフォームに関わってくるので、我々フィットネス系も例外ではありません。

ただ改善するプログラムがあるので、気になる方は取り組んでみましょう。







運動神経悪い芸人が運動神経を良くするとしたらどんな方法がある?