シックスパッドの効果はあるのか?
もしあるなら、寝たきりの人が減るのではないでしょうか?
シックスパッドは、何度か体験したことがあります。
残念ながら・・・
どう考えてもクリスティアーノロナウドのような、バキバキの腹筋になれるとは思えませんでした。
以前参加した大学の研究者の方が、「筋電図だけで筋トレと同等の効果ある、と主張するには無理がある。」と話をしてました。
そこで色々と調べてみることに。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210917/20/ashikaga-personal-gym/78/02/j/o0400030015002412627.jpg?caw=800)
こうしたEMSベルトを装着するだけで、筋トレと同じ効果があると言う器具が増えてますよね。
EMSとは Electric Muscle Stimulationの略。
筋肉に電気的な刺激を与えることで、他動的に運動をすること。
これにより筋トレ同様に、筋肉を強化する方法を言います。
はたして、本当に筋トレと同じ効果があるのでしょうか?
当然ですが、筋トレと同じ効果はありません。
特に「他動的な運動」という点が、筋トレとは大きく異なるポイントとなります。
1つ目は第52回日本理学療法学術大会で発表された「骨格筋電気刺激の実施頻度の違いが下肢の筋力トレーニングに与える影響」という論文によると、
と結論しています。
確認できたエビデンスは多くはないですが、そのすべてで筋肥大が認められたと結論付けています。
しかし、「その筋肥大は目的に応じた結果だったのか?」という疑問があります。
エビデンスで認められても、結果はついてきてますか?
そもそもが運動刺激ではないので、ファンクショナル(機能性)の向上はありえないでしょう。
現に「ダイエット効果」や「リハビリ効果」についてのエビデンスはみられませんでした。
さらにリハビリを受ける人も減るはずで、もはやノーベル賞モノです。
クライアント様も数名購入している方が違いますが、シックスパッドで効果は得られなかったそうです。
男子学生10名を筋トレのみ行うグループと、筋トレ後にEMSを実施によると、両群で有意な差はみられなかったそうです。
これはトレーニングの5大原則である、「漸新性過負荷の原理」が関係しています。
バランスボールエクササイズを例にすると、カンタンで負荷の低いものから、難しくて負荷の高いものへ、体力レベルに合わせて運動もレベルアップすること。
カンタンで負荷の低いエクササイズ
難易度アップさせたエクササイズ。
同じ目的でも体力レベルの合わせて、運動の難易度を変えていかないと効果が出なくなってきます。
漸新性過負荷の原理とは、成長に合わせて運動プログラムを変えていくことです。
では、シックスパッドは電気刺激を変えられるのでしょうか?
連続的に効果を出すことは難しく、どこかで頭打ちになるのではと考えています。
筋トレで効果を出すには、2つの刺激が必要です。
シックスパッドは電気的ストレスなので、この時点で筋トレとは筋肉に与える刺激が異なります。
では、この2つの刺激についてみていきましょう。
物理的ストレスとは、筋肉に負荷をかけることです。
など。
負荷をかけるメリットとしては、筋肉の速筋繊維を使うからです。
筋肉を増やすなら、負荷に耐え適応すること。
この考えは100年以上前からあって、「近代ボディビルの父」と言われているユージンサンドウもを始め、筋トレ愛好家の体験や研究によっても明らかにされています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210917/20/ashikaga-personal-gym/e0/f1/j/o0400026715002414809.jpg?caw=800)
日常では遅筋繊維を優先して使うため、普段あまり使うことはありません。
速筋繊維は瞬発力。
遅筋繊維は持久力。
日常で瞬発的な力を必要とすることは、肉体労働を除いてほとんどありません。
あえてトレーニングで取り入れることもあります。
ダイエットに効果を発揮するのは速筋繊維。
だから筋トレをすることは、ダイエットに効果的なのです。
科学的ストレス
科学的ストレスは、パンプアップさせること。
筋肉がパンパンになって疲労する状態のことです。
このことが、ホルモン系に影響して筋肉を増やしてくれます。
最近だと加圧トレーニングやスロトレが有名ですね。
このようにシックスパッドには、物理的ストレスや科学的ストレスが当てはまらないため、筋トレと同等の効果はないのです。
では、シックスパッドのようなEMSによる電気的ストレスは、筋肉にどのような刺激を与えるのでしょうか?
「電気刺激による筋肉増強をうたった商品の安全性 -EMSベルトの筋肉や皮膚への影響を調べる- 」
と言う論文によると、たしかに筋肉に変化はあったそうです。
おそらく、この筋肉への変化を筋トレと同等の効果があるとしているのでしょう。
ただ皮膚などへの健康被害も多く報告されているそうです。
シックスパッドのような低周波をあてても、筋肉に変化はあっても筋肥大はしません。
そこをごっちゃにしないようにしましょう。
EMSの副作用による健康被害は、水ぶくれややけどなどの皮膚の問題や、炎症による痛みの問題など多数が報告されています。
個人差があるのでしょうが、EMS器具の最大のデメリットは電磁波だと考えています。
ホリスティックコンディショニングでは、電磁波は生体エネルギーに影響して身体がゆがむ原因の1つとしています。
電磁波を受けると、腰椎や頭蓋や性殖器や臀筋群にストレスがかかります。
シックスパッドのようなEMS器具以外にも、ジムには電磁波の影響を受けやすい器具はたくさんあります。
など。
電磁波の影響を受けると、スマホを手に取っただけでカラダがゆがみます。
慢性的にカラダがゆがむので、体調不良が顕在化するのも時間の問題です。
電磁波の影響を受けていれば、音楽をイヤホンで聴きながら運動することは逆効果になります。
暗闇バイクフィットネスのフィールサイクルなども、マイナスになるんじゃないかなと考えています。
自分が活動している範囲にそれがないのでなんとも言えませんが、映画館で受ける電磁波ストレスを考えるとあながち体調面にも問題が表面化してもおかしくはありません。
器具を装着しただけで、身体が変わることは100%ありません。
もし可能なら、今と違う世の中になってると思いませんか?
痩せたいなら、筋トレをしましょう。
シックスパッドを購入する金額で、プロのトレーナーから専門的な指導が受けられます。
シックスパッドなどの器具を使わなくても、ダイエットはできます。
高額な器具を購入しても、使わなければ意味がないですからね。
私の指導では、器具を使うことは少ないです。
それで効果はあるのか?
と聞かれそうなので、クライアント様のダイエットの体験談や口コミをご紹介します。
シックスパッドに、筋トレと同等の効果はありません。
筋トレで得られる2つの刺激はないからです。
筋肉を成長させるなら、負荷をかけて物理的ストレスと化学的ストレスを与えること。
時間がかかっても運動や食事でダイエットすべき。
健康的に痩せることができます。
→体重が減るだけでなく、食べても太らない身体をつくる方法がこちらです。
もしあるなら、寝たきりの人が減るのではないでしょうか?
シックスパッドは、何度か体験したことがあります。
残念ながら・・・
どう考えてもクリスティアーノロナウドのような、バキバキの腹筋になれるとは思えませんでした。
以前参加した大学の研究者の方が、「筋電図だけで筋トレと同等の効果ある、と主張するには無理がある。」と話をしてました。
そこで色々と調べてみることに。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210917/20/ashikaga-personal-gym/78/02/j/o0400030015002412627.jpg?caw=800)
こうしたEMSベルトを装着するだけで、筋トレと同じ効果があると言う器具が増えてますよね。
EMSとは Electric Muscle Stimulationの略。
筋肉に電気的な刺激を与えることで、他動的に運動をすること。
これにより筋トレ同様に、筋肉を強化する方法を言います。
はたして、本当に筋トレと同じ効果があるのでしょうか?
当然ですが、筋トレと同じ効果はありません。
特に「他動的な運動」という点が、筋トレとは大きく異なるポイントとなります。
EMSは筋トレと同じ効果があるのか?
1つ目は第52回日本理学療法学術大会で発表された「骨格筋電気刺激の実施頻度の違いが下肢の筋力トレーニングに与える影響」という論文によると、
6週間のEMSの実施により週3群では筋厚,膝伸展筋力に有意な増加が認められ,その変化量は週5群と比較しても統計学的に有意な差は認めなかった。このことから,EMSは週3日という実施頻度でも十分に下肢の筋力トレーニングとしての効果が得られることが示唆された。(引用:骨格筋電気刺激の実施頻度の違いが下肢の筋力トレーニングに与える影響)
と結論しています。
確認できたエビデンスは多くはないですが、そのすべてで筋肥大が認められたと結論付けています。
しかし、「その筋肥大は目的に応じた結果だったのか?」という疑問があります。
- なぜ寝たきりの人は減らないのか?
- なぜダイエット難民は減らないのか?
エビデンスで認められても、結果はついてきてますか?
そもそもが運動刺激ではないので、ファンクショナル(機能性)の向上はありえないでしょう。
現に「ダイエット効果」や「リハビリ効果」についてのエビデンスはみられませんでした。
さらにリハビリを受ける人も減るはずで、もはやノーベル賞モノです。
クライアント様も数名購入している方が違いますが、シックスパッドで効果は得られなかったそうです。
シックスパッドに筋トレと同じ効果がない理由
男子学生10名を筋トレのみ行うグループと、筋トレ後にEMSを実施によると、両群で有意な差はみられなかったそうです。
これはトレーニングの5大原則である、「漸新性過負荷の原理」が関係しています。
バランスボールエクササイズを例にすると、カンタンで負荷の低いものから、難しくて負荷の高いものへ、体力レベルに合わせて運動もレベルアップすること。
カンタンで負荷の低いエクササイズ
難易度アップさせたエクササイズ。
同じ目的でも体力レベルの合わせて、運動の難易度を変えていかないと効果が出なくなってきます。
漸新性過負荷の原理とは、成長に合わせて運動プログラムを変えていくことです。
では、シックスパッドは電気刺激を変えられるのでしょうか?
連続的に効果を出すことは難しく、どこかで頭打ちになるのではと考えています。
筋トレで効果を出すには、2つの刺激が必要です。
- 物理的ストレス
- 科学的ストレス
シックスパッドは電気的ストレスなので、この時点で筋トレとは筋肉に与える刺激が異なります。
では、この2つの刺激についてみていきましょう。
物理的ストレス
物理的ストレスとは、筋肉に負荷をかけることです。
- ダンベル
- バーベル
- ケトルベル
- マシン
- 自重
など。
負荷をかけるメリットとしては、筋肉の速筋繊維を使うからです。
筋肉を増やすなら、負荷に耐え適応すること。
この考えは100年以上前からあって、「近代ボディビルの父」と言われているユージンサンドウもを始め、筋トレ愛好家の体験や研究によっても明らかにされています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210917/20/ashikaga-personal-gym/e0/f1/j/o0400026715002414809.jpg?caw=800)
日常では遅筋繊維を優先して使うため、普段あまり使うことはありません。
速筋繊維は瞬発力。
遅筋繊維は持久力。
日常で瞬発的な力を必要とすることは、肉体労働を除いてほとんどありません。
あえてトレーニングで取り入れることもあります。
ダイエットに効果を発揮するのは速筋繊維。
だから筋トレをすることは、ダイエットに効果的なのです。
科学的ストレス
科学的ストレスは、パンプアップさせること。
筋肉がパンパンになって疲労する状態のことです。
このことが、ホルモン系に影響して筋肉を増やしてくれます。
最近だと加圧トレーニングやスロトレが有名ですね。
このようにシックスパッドには、物理的ストレスや科学的ストレスが当てはまらないため、筋トレと同等の効果はないのです。
シックスパッドEMSによる電気的ストレス
では、シックスパッドのようなEMSによる電気的ストレスは、筋肉にどのような刺激を与えるのでしょうか?
「電気刺激による筋肉増強をうたった商品の安全性 -EMSベルトの筋肉や皮膚への影響を調べる- 」
と言う論文によると、たしかに筋肉に変化はあったそうです。
おそらく、この筋肉への変化を筋トレと同等の効果があるとしているのでしょう。
ただ皮膚などへの健康被害も多く報告されているそうです。
シックスパッドのような低周波をあてても、筋肉に変化はあっても筋肥大はしません。
そこをごっちゃにしないようにしましょう。
シックスパッドEMSの副作用による健康被害について
EMSの副作用による健康被害は、水ぶくれややけどなどの皮膚の問題や、炎症による痛みの問題など多数が報告されています。
個人差があるのでしょうが、EMS器具の最大のデメリットは電磁波だと考えています。
ホリスティックコンディショニングでは、電磁波は生体エネルギーに影響して身体がゆがむ原因の1つとしています。
電磁波を受けると、腰椎や頭蓋や性殖器や臀筋群にストレスがかかります。
シックスパッドのようなEMS器具以外にも、ジムには電磁波の影響を受けやすい器具はたくさんあります。
- トレッドミル(ランニングマシン)
- エアロバイク
- ステアマスター
など。
電磁波の影響を受けると、スマホを手に取っただけでカラダがゆがみます。
慢性的にカラダがゆがむので、体調不良が顕在化するのも時間の問題です。
電磁波の影響を受けていれば、音楽をイヤホンで聴きながら運動することは逆効果になります。
暗闇バイクフィットネスのフィールサイクルなども、マイナスになるんじゃないかなと考えています。
自分が活動している範囲にそれがないのでなんとも言えませんが、映画館で受ける電磁波ストレスを考えるとあながち体調面にも問題が表面化してもおかしくはありません。
器具を装着しただけで、身体が変わることは100%ありません。
もし可能なら、今と違う世の中になってると思いませんか?
痩せたいなら、筋トレをしましょう。
シックスパッドを購入する金額で、プロのトレーナーから専門的な指導が受けられます。
パーソナルトレーニングの効果
シックスパッドなどの器具を使わなくても、ダイエットはできます。
高額な器具を購入しても、使わなければ意味がないですからね。
私の指導では、器具を使うことは少ないです。
それで効果はあるのか?
と聞かれそうなので、クライアント様のダイエットの体験談や口コミをご紹介します。
シックスパッドまとめ
シックスパッドに、筋トレと同等の効果はありません。
筋トレで得られる2つの刺激はないからです。
筋肉を成長させるなら、負荷をかけて物理的ストレスと化学的ストレスを与えること。
時間がかかっても運動や食事でダイエットすべき。
健康的に痩せることができます。
→体重が減るだけでなく、食べても太らない身体をつくる方法がこちらです。