8月21日(金)の稽古で、少年部に新しいキャプテンが誕生しました。

移動稽古のとき、号令をかけていたのは中学2年生・初段のS.Yくんです。小学3年生の頃から6年間、休まず稽古を続けてきた生徒です。声を張り上げるだけでなく、隣に並ぶ白帯の子たちに「前屈立ちは足の幅を広めに」「そうそう、いい感じ!」と、ひとりひとりに優しく声をかけながら稽古を進めていく姿がありました。号令をかける立場になっても、上から言うのではなく、隣に寄り添うような言葉を選ぶ。その光景が、この日いちばん印象に残っています。



先月、それまでチームを牽引してきた先輩が道場を卒業しました。そのあとを誰に任せるか。白帯だった頃から地道に稽古を積み重ねてきたS.Yくんに、キャプテンを託すことにしました。技術の高さだけでなく、後輩への声のかけ方を見ての人選です。

ミット打ちでは、ポジショニングを意識した打ち込みに取り組みました。相手にまっすぐ正面からぶつかるのではなく、一歩サイドに踏み込んで有利なポジションから攻める。体の小さな人でも、体格で勝る相手に対して優位に立てるようになる、芦原空手のサバキの基礎となる考え方です。

黄色帯のO.YくんがS先生の前蹴りをポジショニングでかわしてカウンターのハイキック。



このほかにも、サバキの対人稽古としてかんぬき、バックポジションに取り組みました。空手でありながら相手の関節や急所を極める、実戦的な技です。

写真は中学生のバックポジションと黒帯のAくんが茶帯のNくんをかんぬきで抑え込む場面。

少し危険な技ですが中学生には芦原空手の実戦性も身につけてもらいたいです。



組手では、白帯のMくんが繰り出す飛び蹴りを、S.Yくんが真正面から受け止める場面がありました。中学生が小学生に胸を貸す、いつもの光景です。物おじせず飛び込んでくるMくんを、S.Yくんはしっかりと、そして少しうれしそうに受け止めていました。



少年部であっても、黒帯や上級者が下級者を育てるという流れを、道場の中に作っていきたいと考えています。教わった子が、やがて教える側に回る。この積み重ねがある限り、北見支部はこれからも続いていくはずです。この日のS.Yくんの号令に、その流れがすでに始まっているのを見た気がしました。

次回の稽古も、またこの場でお届けします。

強く、優しく、そして正しく。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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稽古日時:毎週火曜日、金曜日 19時~21時
稽古場所:訓子府町 日の出ふれあいセンター
会費:入会金5000円 月謝 4000円
連絡先:yamazaru0909.kid@gmail.com
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