10月9日(金)の稽古です。

この日の主役は、二段に挑戦するY先生でした。審査の本番を想定した過酷な内容、つまり高難易度の形を3つ、黒帯に対する組手、サバキ5連戦、黒帯とのスパーリングを、北見支部の黒帯・上級者を相手に実践しました。7連戦は体だけではなく心も強くなければ乗り切ることのできない荒行です。


二段審査を想定して、高難易度の形に取り組むY先生です。

芦原会館の二段の課題形は「組手の形5」「投の形3」「実戦の形1」どれも一朝一夕では身につけられない高難易度の形。これを3連続でミスなく行うにはこれまでの技の習得はもちろん、何十回という血の滲むような練習が必要です。

続いては、コーチの目です。連戦で疲労困憊の中でも、Y先生はこれまで身につけた技やサバキを活かしていました。サバキとは、相手の攻撃を正面で受けず、有利なポジションから攻める芦原会館オリジナルのテクニックです。疲れて考える余裕がなくなっても技が出るのは、体に染み込んでいる証拠だと感じました。入門して10年。ハートが強くなりました。後ろに下がらなくなりました。心も、体も。


黒帯・上級者を相手に、組手に臨むY先生です。

得意な巻き込み投げや崩す下段回し蹴りで黒帯や上級者を捌いていました。

本番でもこの経験が活きてきそうです。

稽古全体では、形やコンビネーションでパンチが伸びない子が多いので、実際に相手の体に打ち込む稽古をしました。空を突くだけでは、拳が当たる手応えがなく、腰が止まった手打ちになりがちです。相手の体に当てると、反動を受け止めるために足腰で踏ん張る必要があり、その力が拳に伝わる感覚をつかめます。


子どもたちが、相手の体にパンチを打ち込んでいる場面です。

中学生の打撃力はすでに一般部と同等レベルに高まっています。

私が中学生のころに憧れた強さを彼らが実践してくれて嬉しい気持ちになります。

これまで少年部を献身的に支えてきたのが、Y先生です。この日は、その少年部の中学生たちがスパーリングパートナーとして支え、ほかの少年部の子どもたちはエールを送っていました。子どもたちの声は、まるで追い風のようでした。

その気持ちに応えるようにY先生も激闘で7連戦を完走。本当に素晴らしい根性でした。

私は、Y先生の闘魂を、少年部の子どもたちにも感じて、自分のものにしてほしいと願っています。

北見支部の子どもたちはみんな優しくてとってもいい子です。しかし空手家として戦う気持ち、負けたくないという気持ちが試合を多くこなしているフルコン系の子どもたちと比較してやや弱い気がします。

Y先生の高い壁に挑戦する強い気持ち、後ろに下がらないその背中が、何よりの教材になるはずです。

次回の稽古も、またこの場でお届けします。

強く、優しく、そして正しく。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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見学・体験は何度でも無料、大歓迎です!

稽古日時:毎週火曜日、金曜日 19時~21時
稽古場所:訓子府町 日の出ふれあいセンター
会費:入会金5000円 月謝 4000円
連絡先:yamazaru0909.kid@gmail.com
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