デジタルビデオ監視システム向けストレージ需要を狙う Pivot3
デジタルビデオ監視ソリューション市場が活発化しており、当然ながら IP 接続型監視カメラのユーザーは、撮影したデジタル映像の格納する場所を求めている。
ストレージ分野の新興会社 Pivot3 が目をつけ、利益を上げようとしているのはその点だ。
Pivot3 は、ブロックレベルの仮想化技術を用いて IP ベースのストレージクラスタを実現する方法を創出し、投資に見合った価値を顧客にもたらそうとしている。
ほとんどのベンダーは、さまざまなストレージプールを集約するため、ファイルレベルの仮想化技術を用いている。だが Pivot3 のマーケティング担当副社長 Jeff Bell 氏によると、同社の『RAIGE (RAID Across Independent Gigabit Ethernet) Storage Cluster』は、ブロックレベルの仮想化技術を用いることで、パフォーマンスや可用性を犠牲にすることなく、ストレージインフラのコストを最大50%削減するという。
Bell 氏は次のように述べた。「ファイルレベルの仮想化自体は悪いものでなく、多くの問題を解決するが、既存インフラ次第なため、現行インフラの壁や限界を越えることができない。RAIGE Storage Cluster ならそれを越えることができる」
Pivot3 の RAIGE Storage Cluster は、顧客4社が実務に用いており、さらに4社がベータ試験中だ。同システムは、『Windows』および『Linux』環境に対応する。ホスティング型のビデオ監視ソリューションを手がける Connexed Technologies は、数十万か所、数百万台のカメラといった契約規模まで拡張するため、同システムを採用している。
RAIGE Storage Cluster を構成するネットワーク接続ストレージノード『Databank』は、それぞれ500GB または750GB のドライブを12台備え、総容量は6TB または9TB となる。価格は、6TB 構成で1万7499ドルからとなっている。Pivot3 は、9TB 構成の価格についてまだ検討している最中だが、おそらく2万ドルを少し超える価格になるだろう。
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