アプリックス、ACCESS とソフトバンク端末開発でライセンス契約締結


アプリックスは、2007年3月9日、ACCESS と、ACCESS の携帯端末向けソフトウェア パッケージ「NetFront Mobile Client Suite」(NMCS)の移植層レイヤーに関するライセンス付与を受けることに合意し、非独占的契約を締結した。

この契約には、ソフトバンク携帯電話向けに提供される NMCS を、アプリックスのプラットフォームに移植するためのソフトウェア ライセンス付与および移植開発サポートが含まれる。

これによってアプリックスは、自社プラットフォーム上に NMCS の移植を行い、携帯端末メーカー各社が製造するソフトバンク携帯電話に組み込むことが可能となる。


オンライン広告市場、依然として高い水準で成長中


オンライン広告市場は、依然として高い水準で成長を続けている。オンライン広告業界団体 Interactive Advertising Bureau (IAB) と調査会社 PricewaterhouseCoopers (PwC) が7日に発表した同市場の2006年第4四半期における売上規模の最新調査で、このような結果がでた。

2006年通期のオンライン広告売上規模は前年比34%増の168億ドルに達した。2005年の通期売上規模は125億ドルで、この時も2004年から30%の増加を記録していた。

また2006年第4四半期の総売上規模は前年同期比で32%増の48億ドル弱となり、四半期単位では過去最高額となった。なお、42億ドルをわずかに下回った2006年第3四半期の売上規模と比較しても、15%の増加を示している。

PwC のディレクタ Peter Petrusky 氏は調査結果について、従来型広告主のオンラインメディアに対する広告支出増により、すべての数字がオンライン広告支出水準の堅調な伸びを示していると語った。

改めて振り返ってみると、オンライン広告業界の最大手 Google (NASDAQ:GOOG) にとっても、2006年は素晴らしい年だった。同社の2006年第4四半期の純利益は、GAAP ベースで10億3100万ドルに達し、前年同期の3億7200万ドルから一気に2.7倍もの大幅増となった。一方、かつて同市場で首位に立っていた Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は、待望の新広告プラットフォーム『Panama』(開発コード名) によって、Google の好調さをわが手にしたい考えだ。当初 Yahoo! は、2006年中に Panama の運用を開始する予定だったが、配備計画が大きく遅れ、2月5日から正式運用を開始した。しかし Yahoo! にとっては嬉しいことに、Panama は順調な滑り出しを見せている。

IAB と PwC の調査では、オンライン広告配信企業の上位15社に対する調査とデータの集計結果をもとに、2006年の第4四半期および2006年通期における同業界全体の売上規模を推計した。


Thunderbird 2.0 が3月末に正式リリース、Gmail との統合が容易に


Mozilla Japan は9日、メールクライアント「Mozilla Thunderbird」の最新版、「Mozilla Thunderbird 2.0」に関する製品説明会を開催した。RC1は来週後半、正式版は3月末に提供される予定だ。

Thunderbird 2.0は、メッセージ・フォルダ管理機能、Web メールや RSS リーダーの統合、検索機能、セキュリティ機能などをはじめとして、現行の1.5から大幅な機能向上を遂げている。今回の説明会では開発当初より搭載予定だった機能の多くが紹介された。

・タグ付けやフォルダ切り替え、表示履歴が特徴のメール閲覧・管理
この製品でメッセージやフォルダを閲覧・管理する上で特徴的な機能は、「タグ」によるメッセージの整理と、表示フォルダを選べる「フォルダビュー」、そして Web ブラウザの挙動を実現した「メッセージの表示履歴」だ。

タグ機能は Blog や写真共有サイト、ソーシャルブックマークなどでおなじみの整理方法だが、Thunderbird 2.0では好きなキーワードをメッセージに割り当てて、分類や検索に役立てることができる。ユーザーは自由に作成したタグを好きなだけメッセージに付けられる。これまでも同様の機能として「ラベル」があったが、これは1通のメッセージにつき1つだけしか付けられない上に、その種類も5つしかなかった。

フォルダビューは、多くのフォルダを使ってメッセージを管理しているユーザーに便利な機能だ。従来のフォルダ管理では、目的のメッセージを探す以前に、まずそのメッセージが含まれているフォルダを探し出さなければならなかった。フォルダビューを用いると、未読メールが含まれているフォルダ、お気に入りのフォルダ、最近使ったフォルダを分けて表示することができる。仕事で常に使うフォルダをお気に入りに入れたり、メルマガ受信用のフォルダのように常に表示しておく必要がないものを一時的に隠しておくことができる。

さらに Web ブラウザのツールバーに表示されている「戻る」アイコンを搭載したことで、メッセージの表示履歴を閲覧することができるようになった。ツールバーの履歴アイコンをクリックするだけで、直前に選択していたメッセージを表示させることができる。フォルダをまたいで直前に見たメッセージを探すのは特に面倒な作業だが、この機能ではフォルダをまたいだメッセージも表示させることができる。

新着メッセージの通知は改良が加えられた。これまではメールを受信したことのみ通知されたが、Thunderbird 2.0では 「件名」「送信社名」「本文の一部」がポップアップでデスクトップに表示される。


・Gmail と統合可能、検索機能も大幅強化
検索機能も大幅に強化されている。従来の検索に加えてタグ検索が可能になったほか、メッセージ下部にメッセージ本文を検索できる検索バーを統合し、Firefox の「ページ内検索」と同様の操作感でインクリメンタル検索を実行できるようになった。検索キーワードに合致した本文内の単語はハイライト表示される。

「検索フォルダ」機能は、特定の件名やタグなどを検索条件としてフォルダに設定しておくと、その条件に合致したメールを受信次第、自動的に収集してくれる機能。例えば、件名に「至急」と記載されたメッセージや、「To Do」タグが付けられたメッセージを、RSS リーダーのような感覚で集められる。

上記の管理・検索機能は フィードにも適用することができる。Thunderbird 2.0では RSS リーダー機能が統合されているため、「お気に入りフォルダ」に設定したり、タグによる整理・検索など、各フィードをメッセージと同様に分類・管理できる。

また Web メールとの統合も可能で、「Gmail」や「.Mac」などのセットアップを簡単に行える。Gmail を受信する場合は、Web メールの設定を行う「アカウントウィザード」を開いて「Gmail」を選択、Google のアカウントとパスワードを入力するだけで設定が完了する。メッセージの分類用マークを「スター」に変更したり、メッセージをスレッド管理するなど、一部 Gmail と同様のインターフェイスを利用することも可能だ。


・フィッシング詐欺メールを繰り返し警告
セキュリティ機能としては、フィッシング詐欺メール警告機能、学習型メールフィルタを備えている。

メッセージにフィッシング詐欺の危険性がある場合は警告バーを表示し、そのようなメールの本文に記載されている URL をクリックしてしまった場合にも警告ダイアログを表示してユーザーに注意を促す。デフォルトのブラウザを Firefox に設定しておくと、さらに Firefox のフィッシング対策機能も併せて利用できる。

学習型メールフィルタは、すべての新着メッセージを解析し、自動的にフォルダに振り分けたり、削除を行う。企業や ISP で提供される迷惑メールフィルタとも併用できる。

これらのセキュリティ機能をアップデートする自動更新システムは、更新を差分データとして提供するため、モバイル環境でも短時間でダウンロード可能となる。


そのほか、ツールバーやテーマのカスタマイズ、Firefox と同様のアドオンマネージャーによる拡張機能の追加など、Mozilla の製品特有の柔軟性を持っている。


ソニックウォール、統合型メールセキュリティアプライアンスを3月末発売


インターネットセキュリティのソリューションの米国 SonicWALL は6日、メールセキュリティアプライアンスの最新版「SonicWALL Email Security 5.0」を日本国内で発売する、と発表した。3月末より同社販売代理店を通じて販売される。

SonicWALL Email Security は、中小企業および大企業向けのメールのセキュリティに特化したアプライアンス製品。アンチスパム、アンチフィッシング、コンテンツフィルタリング、ポリシー管理、コンプライアンス対策機能を提供する。

今回のバージョンでは、画像スパムをブロックする「イメージ・サムプリンティング」技術を搭載、SMART Network 経由でも画像スパムの評価データを提供できるようになった。

また、コンプライアンスの機能も強化された。特定のキーワードがメールの件名、添付ファイル、本文に含まれているかどうか参照する機能のほか、クレジットカードの番号など事前に登録された情報を検出する ID マッチング機能が追加された。

さらに、大量送信型の攻撃への対応を強化した。大量のメールを送信する IP アドレスからの接続を一旦保留、もしくはブロックする「DoS プロテクション機能」、実在しないアドレス宛に大量のメールを送信する接続に対して、接続を絞ったり制限する「QoS 機能」、IP アドレスごとに設定を変更できる「手動 IP ファイアウォール」などが追加された。

ニューエイジ、ファッション Web マガジン「unbar」をスタート


株式会社ニューエイジは9日、ストリートファッションに特化した Web マガジン「unbar」 を提供開始した。

ニューエイジは裏原宿をテーマにしたファッション情報サイト「裏原.jp」を運営している。今回開始した unbar では、人気のブランド50前後の最新ニュースを無料で配信。PC、携帯電話から閲覧できるほか、RSS 配信も行っている。

コンテンツと連動した通販サイト「unbarStore」を併設しており、unbar でのみ販売の限定商品を中心に物販も行っていくという。


エクセルソフト、インターネットアプリ開発ツールの新版を発売


 エクセルソフト株式会社は、Catalyst Development社のインターネットアプリケーション開発ツール「SocketTools 5.0」を、発売した。

 「SocketTools」は、Windowsプラットフォーム用のインターネットコンポーネントとライブラリのコレクション。複数のエディションが用意され、開発者のニーズや使用する言語/スクリプトツールによって選択することができる。今回発売された「SocketTools 5.0」は、コンポーネントに「v4.0」/「v4.5」とソース互換があり、アップグレード処理のみでソースの修正は不要となっている。Windows Vistaとの互換性も備え、信頼性/パフォーマンスが向上している。

 セッション単位のマルチスレッディングモデルをサポートしたほか、ファイアウォールとプロキシサーバーのサポートが向上し、framework 1.1/2.0もサポートしている。リソース利用のコントロールも向上している。

ヤフー、オリジナル地図を作成・共有できる「ワイワイマップ」を公開


ヤフーは6日、Yahoo!地図情報において、地図を活用したコミュニティサービス「ワイワイマップ」β版を公開した。

ワイワイマップは、Yahoo! JAPAN ID でログインし、「タイトル」「説明文」などの必要事項を入力するだけで、「港区のラーメンマップ」や「お気に入り温泉地マップ」など自分専用のオリジナル地図を作成できるサービス。

登録したスポットはピンアイコンで地図上に表示される。ピンアイコンは、青のビルアイコン、赤のレストランアイコン、ピンクのハートアイコンなど14種類で、スポットにコメントを追加することもできる。

地図の公開レベルは、「一般公開」(閲覧、投稿 OK)、「一般公開」(閲覧のみ)、「非公開」の3段階から選択できる。

自分で作成した地図データや、参加している地図の一覧などは「My ページ」から確認する。また、作成した地図と参加している地図に新たに投稿されたスポット情報やコメントも新着情報として表示される。


2010年には全世界のデジタル情報量が988エクサバイトに


いかにしてデジタル情報の爆発的な増加が、IT 経費節約を試みる企業に新たな問題を投げかけているか論じた報告書がある。これらの問題に、どのように対処していけばいいかを論じた報告書もある。しかしこれまで、今後数年間で情報がどれほど市場に氾濫するかを捉えたものはなかった。

そして調査会社の IDC は6日、今後数年間におけるデータ増加規模を予測した調査報告書を発表した。同調査は情報管理ソリューション会社 EMC の後援によるもので、2010年には市場のデジタル情報量が2006年からおよそ6倍に膨らんで、988エクサバイト (1エクサバイトは1ギガバイトの10億倍) にも達する見通しだという。

IDC によると、2006年に生み出されたデジタル情報量は161エクサバイトだったという。161エクサバイトと言えば、これまでに執筆された書籍の情報量の約300万倍で、さらにこれらの書籍を積み上げると、地球から太陽までの距離およそ1億5000万キロを超える高さの束が12束分となる。

なんともすごい数字だ。

しかし IDC の調べによると、その情報量が2010年まで毎年平均57%の割合で増加して、ついには988エクサバイトに達するという。

IDC は今のところ、とりたてて警鐘を鳴らしているわけではないが、同社 CRO (最高調査責任者) の John Gantz 氏は、Wal-Mart Stores から AT&T、そして小規模な自転車小売店に至るまで、どんな企業も情報を転送/格納/保存/複製するため、いずれはもっと高度な技術を採用しなければならなくなるとの見方を示した。

同氏は取材に応えて、次のように話している。「RFID が作り出す非常に小さな情報パケットから、非常に大容量のビデオ監視ファイルに至るまで、情報の多様性は単一の組織内においても部署によってそれぞれ異なる。すべてのデータ、すべてのパケット、すべての情報単位を同じには扱えない。その結果、おのずとデータを分類し、保存するものと破棄するものを決定する方法に関心が生まれる」

ストレージ技術で言えば、記録密度を高めるにせよ、直接接続型ストレージ (DAS) からストレージ エリア ネットワーク (SAN) にデータ格納方法を移行するにせよ、ストレージ製品ベンダーは情報管理技術の高度化を進め続けなければならない、と Gantz 氏は話す。その理由は、「デジタル世界」の拡大、すなわちデジタル情報量の増加は止まらないからだ。


PC でテレフォニー管理を一元化する「Avaya one-X Portal」


Avaya は、2007年3月5日、米国フロリダ州で開催されている VoiceCon Spring 2007 において、Web ベースで通話履歴やボイスメッセージへのアクセスを実現するユニファイド コミュニケーション ソリューション「Avaya one-X Portal」を発表した。国内での提供は2007年6月の予定。

Avaya one-X Portal は、Avaya のテレフォニー、メッセージング、カンファレンス アプリケーションへのアクセスを可能にする Web ベースのインターフェイス。

コミュニケーション アプリケーションとディレクトリを単一 UI に統合しているため、ユーザーは、個別のアプリケーションをインストールすることなく、インターネットに接続された PC であれば、どんな PC からでも会社の電話の通話履歴、ボイスメッセージ、Web カンファレンスにアクセスできる。

Avaya one-X Portal では、通話履歴やリストにある氏名や番号をリックすることで通話を開始できる。画面上のディスプレイパネルを使用した電話会議の設定や、氏名のクリックによる電話会議への参加者追加も可能だ。

通常の電話機では保存件数なども耳で確認するしかないボイスメールを視覚的に確認できるので、ボイスメールの再生、録音、管理が容易となる。

Avaya Modular Messaging の Find Me/Follow Me/Hide Me などの設定することにより、ユーザーは都合に合わせて対応方法を選択できる。また、コンタクトを承諾するか拒否するかなどを選択することができる。

会社にかかってきた電話を、携帯電話に同時着信させることも可能。また、職場に行くことが困難な場合でも、標準の HTTP 接続による任意のコンピュータからサーバーにアクセスすることで Avaya one-X Portal を利用できる。


Opera Widget、1,001個を達成


ノルウェーのブラウザメーカー、 Opera Software は2007年3月6日、昨年の「Opera 9」出荷開始以来、 widgets.opera.com で Opera Widget が1,001個作成された、と発表した。

Opera Widget とは、 Opera ブラウザにユニークで便利な機能を追加する、小さいが強力な Web アプリケーション。ユーザー体験が改善され、パーソナライズされるので、 Widget に対する興味がユーザーの間で高まり、使用する人が増大しているそうだ。

1,001番目の Widget は「The Visitors」。 My Opera コミュニティの古くからのメンバーで今も積極的に活動している dantesoft 氏によって作成された。 The Visitors Widget は Hitslink からのサイト分析を使用、ブロガーがサイトに投稿できる訪問者地図を作成するもの。