イスラーム講座 2024-01-14 | 日々雑感

日々雑感

西宮市の小児科医のブログです。

今日は朝から東京に行ってました。

富士山がとてもきれいでした。


行き帰りの車中ではこの本を読んでいました。


イスラエルとハマスの戦いが続く中、イスラームの思想はどのような物なのかを勉強するためです。

実はこの本が出版されたのは8年前です。

その頃イスラーム国(IS)によって2人の日本人が殺害されました。

それに絡めてイスラーム法学者の中田考先生と今は亡きコラムニストの勝谷誠彦氏が対談形式でわかりやすくイスラーム教について解説してくれています。

その時に購入して読んだのですが、あまりよく理解できませんでした。

そして今日もやっぱり難しかったです。

その理由は、私自身にしっかりとした神の概念がないからだと思います。

イスラーム教におけるアッラーは唯一無二の神です。

そのアッラーは基本的に無限の存在だそうです。

このあたりの感覚が掴めません。

だからイメージが湧いてこず、本を読んでいても字面を追っているだけの部分もありました。

ただとても納得できたのは、「イスラームでは神の下では森羅万象のすべてが平等で、人間だけを理性的な存在として特別視するという発想は皆無である」とのくだりです。

それに関連して「人間だけが罪を犯す存在」とも書いてありました。

なかなか深い言葉です。