今日は午後から乳幼児向けの新型コロナワクチン接種の時間を設けていました。
ところが接種希望者はゼロ。
だ~~れも来られませんでした。
この年代の兵庫県の接種率は全国平均を大きく下回る10%ほどしかありません。
そこで先日兵庫県立こども病院感染症内科部長の笠井先生が記者会見を開かれました。
確かに子どものコロナは重症化する率はそれほど高くありません。
でも患者数が増えれば率は低くても重症化する子どもの数は増えてしまいます。
そういう子どもが県立こども病院や県立尼崎総合医療センターに入院を余儀なくされ、結果それらの病院は定員オーバーになってしまい、他の重症患者の受け入れができなくなってしまいます。
いわゆる「医療崩壊」です。
それを防ぐために、現場の先生方はこんな記者会見を開かれたのだと思います。
ただ今のところワクチン接種は3月末で終了することになっています。
そうなると3回接種を完了させるためには今月13日に1回目を打っておく必要があります。
そうなんです、それほど時間的余裕がないのです。
もしワクチン接種を希望される方がおられるのであれば、早めにかかりつけの医療機関に相談されることをお勧めします。
ちなみに今回紹介された絵本はこんな感じです。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf16/documents/wakuwakuehon2ver.pdf
私も中身を見ましたが、ワクチン崇拝主義でもなくその逆のワクチン絶対否定主義でもなく、とてもバランスがとれたいい内容だと思います。
ワクチン接種を悩んでおられる保護者の方がおられれば、一度子どもさんと一緒に読んでみられるといいかもしれませんよ。