~外国人材の活躍推進と共生社会実現に向けた芦別フォーラム~  | 芦別商工会議所職員のブログ

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芦別商工会議所職8名が日替わりで書き込みます。

昨日、芦別市・芦別市議会・芦別商工会議所主催で芦別フォーラムが福祉センター別館ふれあいホールで開催されました。

 

荻原市長、北村市議会議長挨拶のあと、衆議院議員 稲津久氏より来賓挨拶をいただきました。

 

 

基調講演は、経済産業省経済産業政策局産業人材課長 島津裕紀氏を講師に迎え「外国人材の活躍推進と共生社会実現に向けた取組について」講演をいただきました。

 

 

外国人を雇うにあたり今までは技能実習制度として5年間の就労期間を経た後帰国が原則で、特定技能1号、2号となり日本で働く選択肢もあったが、2024年3月に制度の見直しがあり、技能実習制度から育成就労制度3年間に制度変更があり、引き続き特定技能1号、2号として働ける制度となった。

その際の育成就労制度とは、キャリアアップの道筋を明確化するなど専門性を持たせる魅力ある制度で“選ばれる国”を目指している。

 

パネルディスカッションでは、石岡コーディネーターの司会で、パネリスト3人から意見を貰い、それを基に島津課長から芦別市に対しての今後の課題と提案をいただいた。

 

 

芦別市の労働人口減少に伴う外国人雇入れに対し、日成建設㈱ 坂田社長からは、今後検討していきたい。嶋産業㈱ 嶋社長からは人手不足で今年3月から2人の外国人女性を雇入れているがコストはかかる。hanaco不動産の曽屋代表からは、人口減少に伴い空き家が増えて今後価値が下がる傾向にある。外国人の雇入れに対しては、住居を紹介するにあたり生活習慣が違うのでゴミ処理や騒音問題などが課題になってくるとの意見があった。

 

 

島津課長より、このまま何もしなければ人口は減少する、少しでも早くアクションを起こすことが必要。徳島県神山町の創生戦略の紹介や、外国人雇入れに対してのマッチングの提案、外国人と共生するにあたり市民の理解が必要であるとした。

 

最後に当商工会議所 坂田会頭から、

 

 

沢山の方に参加していただき、また地元企業からの生の声が聞けて有意義なフォーラムになったと挨拶し閉会した。