月に1度、ココロの浄化をするために足を運ぶ横浜のライブハウス上町63。
ここは人々が賑やかに騒ぐ場所ではなく、
食べ物の提供もなく、
生ライブをじっくりと楽しむところ。
ここにくると音楽って生ものだなーって
いつも感じます。
鮮度が命
ライブ配信にはない、またこの店でしか感じられない肌感覚があります。
マスターならではの音楽家たちの組み合わせ。
初顔もあったり、
あるようでなかった組み合わせであったり。
聴く側は、今その時に生まれる音楽の目撃者になれるというなんともいえないワクワク感がたまりません
ある日のこと。
ふとインスタに投稿される1分動画のハッシュタグに#cloudyskymusicと毎回あることに気付きました。
なんだろう?
思いきってマスターに聞いてみました。
なんと造語でした。
マスター命名
勝手に和訳しまして曇空音楽です。
では。。
マスターにとってcloudyskymusicとは
二言で答えてくださいました。
「盛り上げない。盛り上がらない。」
ほーーー🦉
だから、私は上町63で聞く音楽に
「中庸さ」を感じているのかも。。
マスターいわく、
無理に、無駄に盛り上げると
お客様は喜ぶ。
それは一切いらないと毅然たる姿勢。
なるほど
お客様を喜ばせる次元が違うということか。
確かに。
JAZZという音楽は特にわからない分野。
25年ほど前は店側が盛り上げるJAZZの雰囲気をこれがJAZZ!?って感じに受動的な楽しみ方をしていたかもしれません。
それが今、上町63で生まれる曇空音楽については
なんだか能動的に楽しめて。
今まで聞いてきたJAZZという音楽枠とは全く違う感じ。だからハマる(笑)
表現の仕方が違うかもしれないけれど、
上町63は商品ではなく
作品を伝え続けているライブハウスのような気がします。
そこには、上町63という箱の空気感、
厳選された音楽家たち、産声をあげる音楽、
集う聴衆たちすべてが調和されている世界観があって。
並々ならぬ時間をかけて、
つくりあげられたのだなーと
その重みを感じ、ここに来るたびに
なんだか静かなる感動を覚えてしまうのです。
しかも商品じゃなくて作品。
つまり商売の考え方が限りなくない中で、
20年近く続けてこられるって。。
恐るべしマスターです。
ローマは一日にして成らず。
このことわざを思い出すくらい。
きっときっとマスターが行き着いたcloudyskymusicを基軸に、
音楽家たちが組合せられているのだろうな。。
また、その音楽家の皆さんが素晴らしいこと。
未知の感性、感覚、表現力を目の当たりにして、これまた文言では表現ができないし、言葉にできるだけ音楽に自分は慣れ親しめてはいなくて。
そんなこんなで、まだまだマスターが意味するcloudyskymusicを理解できてはいないけれど、
このなんとなく晴々ではないのに心地よい音楽の中に、未知的なワクワク感もあるのが私にとって、また行きたい、聴きたい気持ちとなっています。この先、何十年も続いてほしいな。
それで、もっともっとcloudyskymusicという曇空音楽を聴く耳と心を深めたいと思います
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