実は、年の瀬に生まれ育った家がなくなります。
高齢の父が入院したことがきっかけで、
どうしてもバリアフリーで過ごしやすい住環境が必要となったからです。
現在、荷物整理をしながら思い出の品の整理もしています。
中でも、私を幼い頃から見守り続けてくれたグランドピアノの行き場を
どうするのか、大変悩みました。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
マンションに置くことは可能ではあったのですが、
父の趣味のものを優先してあげたい気持ちのほうが最終的に勝ち、
グランドピアノをどなたかに役立てる考えに切り替えたのです。
そして、ネットを通じて『スメス校にグランドピアノを贈り隊』という
ボランティアをしている方と出会いました。
その方は、半径5メートル以内の日常を歌う音楽家
秦 万里子さんのファンで、そのプロジェクトも
秦さんの貢献活動をきっかけに生まれたものでした。
秦さんは、今年の夏、ファンの人とともに、マレーシアのボルネオ島を訪れ、
オランウータン保護のため、コンサート会場で集めた募金を届けました。
その時、秦さんはスメス校の子どもたちと音楽交流もはかりました。
そこで、心に芽生えたのが、子ども支援の一環として
グランドピアノをプレゼントしたいという気持ちだったそうです。
それから「教育に役立てて欲しい」思いそのままにプロジェクトを発足し、
その思いに賛同したファンの方がボランティアで先頭をきってスタート
まずは、ブログでグランドピアノの寄付を募っていたというわけです。
私は、そのブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/amschwal/diary/201010210001/
)を
読んだとき、すぐさま、マレーシアの子どもたちに役立てて欲しいという
強い思いが湧きあがってきて、すぐ連絡をとりました。
秦さんの思いに共感し、集まった人たちで発ちあげた
『スメス校にグランドピアノを贈り隊』。
また、その気持ちに共感し挙手した自分。
共感のパワーは大きくなり、先日、神奈川新聞に掲載されました
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1011120020/
生家がなくなることに、複雑で寂しい気持ちになっていましたが
グランドピアノが未来につながる喜びが、寂しさを打ち消してくれました
さぁ、これから私のグランドピアノが海を渡って
子どもたちの元へ届くのかどうかは、
今後の募金の集まりしだいとなるそうです。
さらに、共感の輪が広がりますよーに