米どころ、宮城県。
お米というと、日本人の主食「ご飯」が日常的ではありますが、
最近、お米を粉末にした「米粉」が注目されています。
。。。というわけで、
先日、宮城県内で最初に米粉を販売した粉やさんを訪ねました。
☆☆☆ 「菅原商店」 http://keiko-komeko.boo.jp/
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米の粉は、昔から「もち粉」「上新粉」と呼ばれ
お団子や大福もちなど和菓子の原料として、
利用されていたんです。
「米粉」(こめこ)として親しまれるようになったのは、
和菓子のほかにも用途が広がってから
2代目のご夫婦と出会い、
米粉のよさを多くの人に知って欲しいという思いが、
ひしひしと伝わってきました。
奥さんの啓子さんが、菅原家に嫁いだのは
今から28年前。
それから夫婦両輪で家業を守り、
さまざまな米粉を生み出してきたといいます。
工場の中で、
ひたすら米粉と向き合っていた奥さんの啓子さんは
ある時、確固たる思いが溢れでました。
「米粉の良さを皆さんに知ってもらうには、
粉を見ただけではわからない!
実際、米粉に触れ、
作ってもらったり食べてもらったりして伝えていこう!」と。
強い思いを行動に移したのが7年前。
今、啓子さんは米粉の知識と主婦ならではの料理の知恵を活かし、
米粉の利用方法を講習会や料理教室で伝えています。
県内の学校給食のパンにも、
菅原商店さんの米粉が使われるようになり、
どんどんと、米粉の輪が広がっています
小麦粉を使う料理は、ケーキ・パン・パスタ・ホワイトソースなど
たくさんありますが、この小麦粉を米粉に変えると、
食感や風味が変わってビックリ
例えば、パンやパスタはもっちもち(≧▽≦)
シフォンケーキはしっとり(≧▽≦)
天ぷらなどの衣はさっくさく(≧▽≦)
シチューやカスタードクリームなどは米のでんぷん質でとろみが
あと、お手軽な面もポイントが高い。
米粉は水に溶けやすいので、ダマになりません。
ケーキを作る時、小麦粉なら一度ふるいにかけるという手間が、
米粉の場合は必要なし 楽ですよね
家庭に一袋常備しておけば、
さまざまなものに利用できることを知って欲しいと思います。
日本人が日常的に米粉を使うようになれば、
食料自給率はアップするし、値段も下がってくれることでしょう。
現在、啓子さんの米粉を使ったレシピは100種類を超えています。
ブログもありますので、レシピやご活動の様子などを、ぜひご覧下さい。
☆☆☆ 「啓子の部屋」 http://blog.keiko-komeko.boo.jp/
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願いは。。。ひろがれ!米粉の輪
私も、菅原商店さんの米粉を持って、
知人の方に使っていただいたり、
友人たちと一緒に料理を作ったりして、広めていきたいと思います。