兵庫県 姫路 足楽(あしらく)原 勇一郎です。
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします🐰
「靴を履いて歩いた時、足の親指の爪が痛い」と、
相談に来られたお客さま。
「靴の中で足が前にズレてるから、靴ヒモをしっかりと締めるように」
と整形外科でアドバイスを受けたそう。
しかし今回のお客さま・・・
10年以上前から足楽でインソールを作製しており、
靴のサイズも問題ないし、靴紐の締め方も合格点なのです。
足を測ってもサイズに大きな変化はないし、
捨て寸も問題ない状態。
爪先が靴の先端に当たっているとは考えられません。
では、何で親指の爪が痛いのか??
原因は”肥厚してる爪”
数ヶ月前に踏まれて爪の下に内出血。
いわゆる死んだ爪になり、
古い爪の下に潜り込むように新しい爪が生えていて、
爪に厚みが生じていてしまい、
爪の上部が靴の圧迫を受けていたのです。
先端ではなく、上部の当たり。
靴ヒモを締める、だけでは解決しません。
考えた解決方法は、
・当たっている靴の所に穴を空ける
・インソールを薄くして空間を作る
・肥厚している爪を削る
当たり前のように、肥厚している爪を削りました。
軽く削っただけで古い爪がペリッと剥がれたので、
放置しておいても1ヶ月以内で自然に剥がれたかな?と思います。
凸凹の爪を整えて、これでスッキリ。解決。
靴ヒモを締める。だけでは解決しない事も沢山あります。
インソールの作製をしつつも、多角的に観察して、解決策を導く。
そのようにして2023年もお客さまのトラブルを向き合ってゆきます。
1人でも多くの方の足のトラブルが減りますように🙏
お読み頂きまして、ありがとうございましたm(_ _)m
シューフィッター
フットケア・スペシャリスト
巻き爪ケア
オーダーメイド・インソール作製技術者
足楽(あしらく) 原 勇一郎
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