忍野八海のつづきです。
まずは肝心な忍野八海自体の説明をしていなかったので少しだけ。
あと前回の写真ですが、これも私うっかりZfとともに持ち出していたZfcの写真を失念しており・・・💦
今回はアップの富士山も加えてありますのでどうぞご覧ください。
35mm換算で210mm相当ですがこれだけアップに撮れるのは、やはり富士山が近いんですね
Nikon Zfc NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
忍野八海(おしのはっかい)は、山梨県南都留郡忍野村にある8か所の湧泉群。
小さな湧泉池が8つあるんですね。
簡単に説明すると、富士山の伏流水等を水源とし、水圧の高い地下水が湧きだした池。
で、この忍野八海からの湧水は新名庄川に流れて、山中湖を水源とする桂川へと合流しています。
濁池越しの富士山
Nikon Zfc NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
濁池の水面
Nikon Zf NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
「八海」の名は、富士講いわゆる富士山信仰によるものですかね。
その人々が富士登山の際に行った8つの湧泉を巡礼する『八海めぐり』からきており(多数ある湧泉のうち8つに限ったのは、8を尊ぶ仏教的思想に基づくとのこと)。
湧池 鯉
これも湧池と鯉
Nikon Zfc NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
で、この忍野八海。
古くから富士修験の霊場とされ、行者たちは富士登拝の前に池でみそぎを行なったという話。
1843年に各池に守護神の「八大竜王」が祀られ、出口池を一番霊場、菖蒲池を八番霊場とする巡礼路が整備された、そうです。
湧池は本当に透明度が高かったです
鯉をアップで
一転して富士山
Nikon Zfc NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
忍野八海はその特異な自然現象から、訪れる観光客も多く、富士山周辺でも人気の観光地となっており。
周囲は観光用の商店や施設などが建ち並び観光地化が進んでいます。
まあ、箱根あたりみたいな雰囲気ありますかね。
富士山の山頂にかかった雲が残念
Nikon Zfc NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
八海ではない中池 人口の池です
Nikon Zf NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
山頂の雲が晴れました というかこの日は風がすごくて
Nikon Zfc NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
富士山の周囲、特に山梨県側にはいわゆる富士五湖があって。
西から、本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖。
このうち山中湖だけが最も東寄り、神奈川県、静岡県との県境に近く、ドライブやバイクツーリングで訪れる人が多いんですね。
お釜池
Nikon Zf NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
お釜池も八海のひとつ
Nikon Zf NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
特に神奈川県相模原市から山梨県富士吉田市に至る国道413号線は、定番のツーリングコース『道志みち』として知られており。
というか道志みちって魅力的なワインディングで個人的にも走ってみたい道ではあるんですが、ライダーさんたちからすると四輪ってけっこう邪魔wなのよね・・・。図体デカいし💦
そんなこともあって今回私、あえて道志みちは遠慮させていただきました。
忍野八海をあとにし山中湖への幹線道路に向かう途中、富士山があまりにもきれいで・・・
車もほとんど走ってなかったので、脇に停車させてスマホで
風が強くて、高速道路ではこんなに車高の低い車でも揺られるほどでした
iPhone 15
その道志みちを走ってくると山中湖に出るわけで。
私、山中湖ってまだ見たことなかったので、ちょっとした偵察も兼ねて立ち寄ることにしました。
ここからほんの10分ぐらいの距離なので。
人も少なくてゆっくりできるようなカフェとかあれば、こんな景色を見ながらのんびりコーヒーでも飲みたいところではあるんですが・・・。
観光地ってどこも人が多くて騒々しいから、なかなかそうもいかないんですよね・・・。
というわけで次回、忍野八海と山中湖の最終回です。