京都『石清水八幡宮』その2 | Sepia Wind deux

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少し体調を崩していました。

 

そのせいで日曜日から火曜日にかけて出かける予定だったホテルはキャンセル。予定していたコンサートも観ることができない、という何とも残念な週末でした ・・・。

 

と言いつつ、土曜日は普段あまり乗っていない車、去年の11月に買った車なんですが・・・。

あまり乗らないとバッテリー上がりが怖いというのがまずあって。しかも今週はずっと雨の予報・・・。

となると動かすとしたら週末しかない・・・、ということで体調が悪い中、バッテリー充電も考えて少し遠出をしたんですね。

 

 

そういえば土曜日はとてもいい天気でしたね。

遠浅で有名な海岸沿いの幹線道路を走らせたんですが、海の色が沖縄と見紛うようなエメラルドグリーンなのにびっくり。

 

そこまで暑くもなかったので、エアコンはつけずに窓を開けて走ると、気持ちのよい空気が吹き込んできて本当に爽快でした。体調の悪さを一瞬忘れるほどに。

 

 

後方ミッドに積んだ水平対向エンジン独特の、おなかに響く不等長サウンドも心地よく。

 

納車してから半年経ったこの新しい車で、こんなに気持ちよく感じたドライブはこれが初めてだったかもしれません。

ただし、運転を終えて会社に戻ったら体調は相変わらず悪いままでしたが・・・💦

 

 

で、写真は『石清水八幡宮』のつづきです。

 

 

 

Leica M-P Typ240 M-Hexanon DUAL LENS 21-35mmF3.4-4

 

 

で、ブログ記事の更新ペースですが。

京都の夜桜ライトアップシリーズ以降、少しペースは上がってきてるんですが・・・。

 

実はこの『石清水八幡宮』でも2台のカメラで撮っているので、まあ300枚ぐらいはありますか。

しかも厳選しても50-60枚ぐらい?できたら3-4回ぐらいに分けたいところですが・・・。

 

それをやってしまうと撮影日時とアップ時期の時間的乖離がどんどん広がって・・・。

最終的には、昨年、一年遅れでアップした紅葉ライトアップ(←それしか言えんのかいw)みたいなことになってしまうので・・・。

 

ここは在庫が薄いのは覚悟のうえでこのペースは堅持しようかと思います。

 

まあ、在庫がなくなったらその時に考えれば・・・。

 

 

 

 

 

Leica M-P Typ240 M-Hexanon DUAL LENS 21-35mmF3.4-4

 

 

こちらは山頂に行くまでの途中で撮った写真。

 

こんな感じでまあ石垣にこびりついた苔もびっしり・・・。

それだけ長い時間が過ぎているということなんでしょうね。

 

ふと思うのは、もしかしたら三十数年前にここを訪れていたかもしれないということ。

そんなことを考えてしまうこと自体、歳を取った証拠?(苦笑)。

でも・・・。

 

もしもがあったとしても、なかったとしても・・・。

きっと三十数年前もこんな感じで苔は石垣にこびりついていたんでしょうね・・・。

 

 

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

 

で、この『石清水八幡宮』、平安時代に大分県宇佐市の『宇佐神宮』から勧請した神社という話。

鎌倉の『鶴岡八幡宮』は、さらにこの『石清水八幡宮』から勧請されてできたものらしい・・・。

 

私、この年の3月に『鶴岡八幡宮』も訪れていますから、奇しくも同じ年にふたつの八幡宮を訪れることができたわけで。

 

そう考えるとちょっと感慨深いですね。

 

 

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

 

30分以上歩いてようやく頂上の本殿に到着。

 

 本殿の雰囲気は、まあこんな感じです。

『鶴岡八幡宮』もそうでしたが、そこまで大きくないと言うか。

 

実は、この日はこのあと、京阪電車で出町柳まで戻って、賀茂川と高野川の分岐の三角州のあたり?

その後はバスを利用して、船岡山まで足を伸ばす予定でした。

つまり、

 

市バス  堀川五条→川端五条 

京阪電車 清水五条→石清水八幡宮 石清水八幡宮→出町柳 

市バス  葵橋西詰→船岡山 船岡山→四条大宮

 

こんなルートを予定していたんですが。

もちろん夜は装備を変えて夜景を撮りに出る予定。

 

 

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

 

 この日はそんなけっこうな強行軍だったこともあり、かなり早い時間に出てきたんですね。

 

例の『やわた走井餅老舗』はたしか9時開店でしたから、石清水八幡宮駅に到着した時点で8時半ぐらいだったのかなあ。
写真を見てもわかるように人の姿はまばらで、参拝客というより朝の散歩で訪れている人しか見かけなかったですし。

で、私は本殿で手を合わせたんですが。

何を祈っていたのか・・・、いや、祈るとかでなく他のことを考えていたような気がします。

 

 

 

 

 

Leica M-P Typ240 M-Hexanon DUAL LENS 21-35mmF3.4-4

 

 

 お参りを終えてあとは帰途につくのですが。

 

三十数年を経てようやく訪れることのできた『石清水八幡宮』。

自分の人生においてやり残したことがいくつかあるとして、この地の訪問はそのひとつであったと言えるかもしれないのですが。

 

こうしてやり残したことをひとつ、やり遂げたはずなのに・・・。

 

下山するためにケーブルカーの駅へと歩いていきながら、心の中のどこかに空虚なものを感じていたような気もする・・・。

 

 

 

 

 

Leica M-P Typ240 M-Hexanon DUAL LENS 21-35mmF3.4-4

 

 

 ケーブルカー乗り場の少し手前に小さな広場があって、京都府のやや南部一帯?を一望できます。

で、京都の南部というと、やはり2年生の頃は田辺に通ってましたから、そのイメージが強いですかね。

 

もちろん通学は近鉄でしたけど、時々車で訪れることもあって。

最も西寄りの171号線は西宮から帰る際によく使っていましたが、田辺へ車で行く際は東の24号線のイメージが強いかなあ・・・。

 

もちろん当時はまだ大久保バイパスは完成していませんでしたから、現在の69号線を使って南下していたと思います。

 

その際、どのへんだったかなあ・・・。

どこの川だったか橋?の近くに『不二家レストラン』というファミレスがあったような記憶があるんですけど、今、地図を探してもそれらしき痕跡は全然見当たらなくて・・・。

 

もう大昔の話ですからね、記憶違いかもしれません。

 

 

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

 

 ケーブルカーの下りは、私ひとりしか乗客はおらず(笑)

一番下の写真は京阪電車の『石清水八幡宮駅』のホーム。

 

今、この写真を見返していて思うこと・・・。

私はこののち、またここを訪れることがあるだろうか・・・?

たぶん、もうないような気がします。

 

 

ようやくこの地を訪れはしましたが、ここに来る前と来たあとで、自分は何か変わったのだろうか?

それはあったと思う・・・。三十数年経ってはじめてわかったことはたしかにありました。

そういえば・・・、このことを気づかせてくださった方には大変感謝していますね。

ただ・・・。

 

 

でもそれが三十数年前に、わかっていたとして、果たして自分の人生は変わっていたのだろうか?という疑問が新たに涌いて・・・。

そのことについては、様々な人生の節目で考えてしまうことがよくあったのですが、今回新たに考えてみても、長期的な視点では、やはり難しかったのではないかと思います。

 

ですからもうそんなことを考える必要はなくなったと言えるのかも。

それが、私がもうここを訪れることはないだろう、と考える理由・・・。

  

 

同時に、自分の人生。

今、現在の私の気持ちとしては・・・。

過去を振り返るよりもむしろ、どんどん残り少なくなっている私自身の人生にもっと目を向けたい気がする・・・。

 

この先の人生は、精神的にも身体的にも辛いことがいろいろあるに違いない。両親の介護をしていてそれはわかっています。

ですが、その辛い中にも美しい何かを見つけることはきっとできるはず・・・。

 

そう信じて前を向いて歩いていきたい・・・。

自分が生きて、見て、自分ができる限りは何かを成していきたい・・・。

写真も音楽も車も、そしてこのブログも・・・。

 

 

 

『石清水八幡宮』の写真はこれで終了です。

ご覧いただきありがとうございました。

 

次回は出町柳付近の写真を紹介したいと思います。