3月の終わりに感動したこと3つ | Sepia Wind deux

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すみません、マイケル・マッサーとディオンヌ・ワーウィックの話は一回飛ばさせてください。


前記事でも書きましたが、3月が思いのほか忙しかったんですけど・・・、それに輪をかけてしまったのが先週の関西遠征。


そうなんです、実はまた先週1週間ほど関西に撮影旅行に行ってました。これについてはいくつも書きたい話があるんですが、とりあえずそれは置いておき・・・。
で、それから帰ってきた今週も忙しくてけっこう参ってます(汗)

でも、まあその忙しい中でもいいことがいくつかありましたので、今回はその話を。

で、ホントはもっと簡潔に書くつもりだったんですが、今日の記事もめっちゃ長くなってしまい・・・。

 

興味ない方はどうぞスルーしてくださいね。

 

 


Nikon Df TAMRON SP24-70mm F2.8 Di VC USD G2

 

京都は『円山公園』、『祇園の夜桜』で有名なしだれ桜。

私、桜の季節にこれを見るのは初めてだったんですが、これは本当に感動しましたね・・・。

 


まずひとつ目ですが、ウチの子、無事医師国家試験に合格して大学も卒業できました。


まあ卒業の方は1月の時点でわかってましたし、国試の方も自己採点でたぶん大丈夫だろうって話だったのでそこまで焦ってはおりませんでしたが。
で、とりあえず先日、子供の就職先というか新しいアパートに妻と赴き、近くのステーキハウスみたいな店で食事をしてお祝いしました。

子供にとってはまず国試終了直後から引っ越しが大変だったんですけど、意外にも完璧な段取りを行ってスムーズに移行できたんですね。
しかもこの2月3月、卒業旅行と称して4回ほど国内をあちこち飛び回っていたようで。


これ、私は知らなかったんですけど医学部6年生って、国試以降の春休みはみんな目の色変えて旅行に出かけまくるらしいんですね(笑)

病院に勤め始めたらもうそんな長い休みは取れないから、という話らしいんですが、みんな引っ越しと重なってただでさえ忙しいのに、旅行でさらに自分たちの首を絞めているという・・・(苦笑)

でもそんな忙しい中で、不動産の解約と赴任地まで出向いての新規契約、引っ越し業者や役所等への手続き、そして就職先の病院との連絡等をきっちり完璧にこなしていたのはちょっと感心しています。


これねえ、私の卒業時より全然しっかりしてますね・・・。


ともあれ、私、中学受験関連の記事で書いてますが、ホント幼い頃から勉強を教えていて、その後中学受験を経て中高から大学へ。
そしてこの春6年間の大学生活にようやく終止符を打って、無事卒業&国試合格。ここまで長かった・・・。

というわけで今の心境としては、やっと子供が私たち夫婦の手から巣立ったんだなあ・・・、という感慨がものすごく強いですね。




Nikon Df TAMRON SP24-70mm F2.8 Di VC USD G2

 

こちらは円山公園の隣の『知恩院』のライトアップ。

清水寺等京都の寺院が本格的な春のライトアップを始める少し前の時期だったので、いろいろ考えて『円山公園』と『知恩院』と『祇園白川』という比較的近い場所で撮ることにしたというわけ。

 


よかったこと感動したことの2つ目が先週の関西遠征、京都で見た夜桜。


まあみなさんもご存じのとおり先週の天候は1週間ずっと曇りか雨で最悪ではあったんですけど、遠征の後半の京都、『円山公園』で見たしだれ桜いわゆる『祇園の夜桜』に私、めっちゃ感動したんですね。


この『祇園の枝垂桜』、BSプレミアムで特集されてるのを私、昨年見ていまして。

で、番組には桜守の16代目佐野藤右衛門さんが登場して『祇園の枝垂桜』の歴史を話しており・・・。

そもそもこの『祇園の枝垂桜』は現在二代目で、初代は昭和22年に樹齢220年で枯死してるんですね。
今の枝垂桜は初代の種子から育てられた苗木を1949年に植樹したものという話。

で、この苗木はもともと1928年に桜守の15代目佐野藤右衛門氏が息子さん(のちの16代目)の誕生記念に初代の祇園枝垂桜の種をまいた桜のひとつであり・・・。
つまりこの『祇園の枝垂桜』は、16代目佐野藤右衛門さんと同年の1928年生まれなわけで、樹齢95歳?それでいいのかな?。


思うにこの新たなしだれ桜も、皆から愛され守られ育てられてきたわけで、そういう話を聞くと、もう全然違った生命の象徴みたいなものにも感じられ・・・。

単にきれいな桜を愛でるというだけでなく、桜を取り巻いて花見を楽しむ人々、地元の方々特にご老人方と家族連れそして旅行者たちがあの巨大な枝垂桜を静かに見守ってる様子は、あたかも新しい生命の誕生を祝ってるようでもあり、静かに旅立ちを待つ父母たちを見守っているようでもあり・・・。

ヘーゲルが馬上のナポレオンを見て、『世界精神が馬に乗って通る』と表現したのと近い感覚かもしれないです冗談抜きに。
宇宙の根源とまでは言いませんが、生命の光そのものを見て、それを人々が優しく見守っているかのようでもあり、私、すごく感動したんですね。


またこれはいずれ単独の記事としてアップしたいとは思っています。


 

Nikon Df TAMRON SP24-70mm F2.8 Di VC USD G2



よかったことの最後。

ところで私、普段は寝るまでのあいだ、YouTubeでいろんな動画を探してることが多くて・・・、まあ特に音楽関連が多いんですが。


で、今週は大きな収穫というか、今まで知らなかった曲を数曲見つけたんですね。


その結果今週の前半は新しく見つけたマイケル・マッサーの曲、後半はとあるCMの曲を車とiPodTouchでかけっぱなしにして過ごしてますね(笑)

で、一般的にCMって普通は、ああこれ懐かしいなあ、で見るのが多いと思うんですけど、この資生堂のCMはちょっと違っていて・・・。


10年前ぐらいのCMなんですかね?、EPOさんが作って土岐麻子さんが歌ってる『Gift あなたはマドンナ』という曲なんですけどこれがもう、どストライクすぎて。メロディがいいんですよね・・・。


以前にも書きましたけど、私、学生時代はEPOの『音楽のような風』とか『12月のエイプリルフール』とかめっちゃ好きだったんですね。
たぶん彼女の透明感のある曲と相性がいいんでしょうね(笑)

というかそもそもCMがまずよかったんですけどね。
『貴女って、不思議だわ。貴女っていくつなの~?♪』って奴なんですけど。←これでわかる人いますかね?
 

 

 

資生堂 CM エリクシール シュペリエル「ハリマドンナ冬」篇 30秒 永作博美



CMの設定ストーリーはたぶん・・・。
まだ小学校低学年の男の子のいるワーママ役の永作博美さんの三人家族設定?。


お子さんと手をつないで笑顔で登校、出勤。
会社で上司に怒られてる永作さんを心配そうに見守る後輩のイケメンくん(←実はこのシーンも刺さってますw)。
そして雪ダルマを作ってお子さんとじゃれてる永作ママ。
パパさんが彼らふたりにカメラを向けているシーンとかもうこれ以上ない幸福シーンだなあ・・・。

なんと言うか・・・、今回ようやく子供が無事巣立ってくれたことで自分たちの過去に重ねた部分もあったんでしょうかねえ・・、なんだか見ていてうるっと来て・・・。

 

思わずウチの子の幼い頃を思い出していました・・・。


そうそう、あとエリクシール・シュペリエルって生前母が使ってた化粧水でもあったんですね。

話をCMに戻すと、そもそも曲が反則的に良すぎるという・・・。

詞も『シュペリエルな、シュペリエルな~♪』っていうのが意味不明(シュペルはたぶんフランス語でSUPERの意味だとは思うんですが)なんですけど(私は好きですけどねw)、何よりサビの部分のメロディが素晴らしくてホント明るい気持ちになるのがいいんですよね。

というかこのCMって私全然記憶にないんですけどね。
これが流れてた頃ってまさにウチの子が中学受験本番の時期でしたから、たぶんテレビなんか全然見てなかったんだろうなあ。
 

 

 

 

Nikon Df TAMRON SP24-70mm F2.8 Di VC USD G2

 

最後の写真は『祇園白川』の夜桜ライトアップ。いわゆる『巽橋』のところなんですが、これもめちゃくちゃきれいでしたねえ・・・。

今日はとりあえず先週撮ってきた写真を数枚だけアップしました。

またいずれ、『祇園の枝垂桜』にしても『知恩院』、『祇園白川』それぞれの写真はあらためてアップする予定です。