バート・バカラックとディオンヌ・ワーウィック 写真は六本木と横浜野毛 | Sepia Wind deux

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今日はまた少し音楽の話を。

なんで急にそんな話題になったかというと、バート・バカラックさん。
先月2月8日に亡くなったというニュースがありまして・・・。

まずはバカラックさんのご冥福を、お祈りします。


で、バート・バカラックさんといえば超有名な作曲家ですが、彼の曲の歌い手となると即思い浮かぶのがディオンヌ・ワーウィックさん。
すみません以下敬称略させていただきます。

このバカラック作曲かつディオンヌ・ワーウィックが歌った曲で、私すごく好きなのがありまして、その話に持っていきたいんですけど、その前に先日YouTubeで、ちょっと驚く動画を見つけました。
これもまさに私が大学生の頃の曲で、めっちゃいい曲なんですよね・・・。

 

 

 

Whitney Houston, Dionne Warwick - That's What Friends Are For (愛のハーモニー)| Live in New York, 1990 (Remastered)


簡単に説明するとこの曲『That's What Friends Are For』(愛のハーモニー)は、米国エイズ研究財団へのチャリティーソングとしてディオンヌ・ワーウィックとスティービー・ワンダー(ハーモニカ)、グラディス・ナイト、エルトン・ジョン(ピアノ)が歌って、1986年のビルボード年間チャート1位になったもの。


その4人が歌ってる動画もすごくいいんですけどね、スティービー・ワンダーのハーモニカとか。

でも今回の動画はちょっとわけが違うというか。

今回貼った動画では、この曲を作曲したバート・バカラックがピアノを弾き、ディオンヌが彼女の従妹であるホイットニー・ヒューストンとデュエットしています。

曲の途中で観客が騒ぎ出すんですが、それがホイットニーが登場するシーン。


ディオンヌとホイットニーはそれぞれの母親が姉妹という関係で、この話はホイットニーがデビューした頃から有名なものだったんですが、私、この二人が共演してるシーンを見るのはこれが初めてだったんです。

しかも作曲者のバート・バカラックも登場しているという豪華版で、発見した直後は思わず何度も目を凝らして確認したという・・・。


 

Leica M10-D Summilux 35mm F1.4 ASPH 3rdGeneration

 

ここでようやく今日の写真。六本木四丁目付近。

今日の記事が音楽一辺倒なので、前回途中までアップしていた嵐山嵯峨野はいったん中断します。

で、去年の秋に別用で訪れた、横浜と六本木の写真を。

 


本題に戻ります。


That's What Friends Are For  

直訳すると、それが友だちとしてあるべき姿、みたいな感じになるのかな?

でもこの That's What Friends Are For  というフレーズは英語でよくある言い方らしく。
例えば何か友人に親切なことをしてあげたとして、お礼を言われた際に、

「That's What Friends Are For 」(そんなのいいって、友だちだからね)

と返す感じらしいです。

歌詞の中にも、いいときも悪い時もずっと私は君の側にいるよ、みたいな言葉があって。

ディオンヌはバカラックに発掘されており、一方ホイットニーがデビューする際はあのディオンヌ・ワーウィックの従妹という看板もあったわけで。
この動画を見ていると、歌詞の意味と重なって3人のつながりみたいなものが伝わってくるような気もしますよねえ・・・。

ただ今となっては、もうディオンヌひとりしか残っていないというのが、また寂しくもあるんですが。


 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

 



Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR





Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

こちらは横浜の野毛。

昨年の11月に別用があって、その前に早い時間から訪れて撮っていました。

というか、このあたりって以前PS4のゲームの『龍が如く7』で見まして。

あ、私自身は実際にゲームはやってないんですが、YouTube等に上がってるプレイ動画を見ており・・・。

ゲームは横浜が主な舞台となっているため、山下公園とか伊勢佐木町、みなとみらい等本当にリアルに再現されてるんですね。



で、私の好きな音楽って少し前に書いたんですけど、大枠で分類すると、

1.クラシック系
2.シティポップ系
3.AORとブラコン
4.PWLとイタリアンユーロ

てな感じ?。

で、今回のディオンヌとホイットニーは3のAORとブラックコンテンポラリーに相当するわけで。

私、もともとバート・バカラックって知らなかったんですが、これも何度も書いていますが、大学時代前半にホイットニー・ヒューストンと出会って・・・。


そうそう、実は私にとってのホイットニー・ヒューストンって最初の2枚のアルバムだけなんです。
それ以降も、大ヒット連発してましたしいい曲だなあと思うことはあったんですけど、やっぱり私にとってのホイットニーは最初の『そよ風の贈りもの』と『ホイットニーII』の2枚だけなんですね。

まあ、それはそれでいいんですけど、デビュー直後当時ホイットニーの歌唱力について大きな後押しになってたのが、お母さんのシシィ・ヒューストンがプロのゴスペルシンガーだったという点。

それ以上に驚いたのが従姉がディオンヌ・ワーウィックだという家系の良さ。もうシンガーになるために生まれてきたような背景を持っていたわけで。



 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR





Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR



 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

で、その『龍が如く7』で、主人公四人組が事件の謎を解明するためにいろいろ訪れるんですが、そのひとつがこの野毛の飲み屋街。

あの大岡川沿いに建つ湾曲した建物。

野毛都橋商店街ビルって言うんですか?通称ハーモニカ横丁。あの建物(今日の最後の写真でアップします)に惹かれまして・・・。

 

ちなみにゲームの主人公四人組のうちのひとり、伊勢佐木町の公園で寝起きしているホームレス役が安田顕さんでw

もうめっちゃいい味出してるんですよね、安田さん。

昨年の医療ドラマPICUでは理想的な上司像を演じていましたが、私の中ではワケありの元薬剤師ホームレスのイメージが強いんですよね安田さん。



で、ディオンヌ・ワーウィックというと、私、高校時代にボズ・スキャッグスとかTOTO、クリストファー・クロス等のAORを聴いていたこともあり、レコード屋さん(苦笑)やラジオで、彼女の曲はけっこう耳にしていたんですね。

というかディオンヌ・ワーウィックといったら当時すでに超有名なシンガーでしたから。

バカラックに発掘されて歌っていた初期はすごいポップス色が強かったと思うのですが、私がよく耳にしていた80年代の『ハートブレイカー』とか『Friends in Love』、『さよならは一度だけ』等々はどちらかというとおしゃれなAORに近いブラコン、という印象が強かったですね。そう、まさにホイットニーと同じ感じの曲が多かった。

まあ、当時のディオンヌが所属していたレーベルがホイットニーと同じアリスタだったこともありまして、私も自然にディオンヌのCDも買って聴いていたというわけ。

というか当時は黒人女性の声量と繊細さを兼ね備えた歌声と、聞きやすいメロディにも惹かれて、ディオンヌだけでなくロバータ・フラックとかも、あとはグロリア・ゲイナー、ドナ・サマー等も聞いてたなあ・・・。

ドナ・サマーはのちにPWLと組んで、私にとって他に並ぶもののない大重要曲『Love's about to chage my heart』を歌うことになるわけで。

話が長くてすみません(大汗)



 

Leica M10-D Summilux 35mm F1.4 ASPH 3rdGeneration

 

 

 

Leica M10-D Summilux 35mm F1.4 ASPH 3rdGeneration

 

 



Leica M10-D Summilux 35mm F1.4 ASPH 3rdGeneration

写真はいったん六本木に戻ります。

 

バート・バカラックとディオンヌ・ワーウィックという華やかな音楽の話を書きながら、写真が野毛だといくらか違和感あるような気もするので・・・。

10月の撮影(浅草等)の際、出発の前日にカーセンサーで1台の車を発見しまして。で、高輪のホテルにチェックインまで時間があったので、渋谷で高速を降りて六本木まで足を伸ばしていたんですね。

これはその後11月の末に再度訪れた際の写真ですが、ちなみにこの時はここまで公共交通機関で来てますね。帰りは・・・。



そのホイットニーの影響で聴き始めたディオンヌ・ワーウィックがよく組んでいたのが作曲家のバート・バカラックだったんですね。
以降、バカラックの曲というのも折に触れてチェックはしてたんです。

で、バカラックの代表曲というか日本でも有名になった曲というと、

映画『明日に向かって撃て』の『雨に濡れても』

カーペンターズが歌った『遥かなる影』(Close to You)

クリストファー・クロスが歌った『ニューヨークシティセレナーデ』

↑に貼ったエイズのチャリティーでディオンヌとスティービー・ワンダー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイトが共演した『That's What Friends Are For』(愛のハーモニー)

テレビドラマ『協奏曲』(田村正和と木村拓哉共演)の『アルフィー』あたり?


まあ実はいろいろ説明が足りない部分があるんですけど長くなっちゃうんでかなり端折ってます(笑)


で、バカラック=ディオンヌの組み合わせで紹介したいのが、『Alfie』と今回動画を紹介した『That's What Friends Are For』。
それとディオンヌは↑でも書いたようにアリスタレコードと契約していた時期もあって、その頃の曲でめっちゃ好きだったのが『Some Changes Are For Good』。

つまりバカラック、ディオンヌ関連で厳選するとこの3曲になるんですが・・・。

『Alfie』と『Some Changes Are For Good』についても紹介したいんですけどね、ちょっとけっこうな量の補足説明が必要になるのでそちらについては次回。

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

 

 

Nikon Zfc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

最後の二枚。

 

みなとみらいの汽車道のあたりに流れているのが大岡川というんですが、それをさかのぼると野毛の飲み屋街があります。

で、この二枚目が有名な『野毛都橋商店街ビル』。なんでも、

 

昭和39年の東京オリンピックを契機として野毛周辺などの路上で営業していた露店等を収容するため、同年に建設された共同店舗。
建築から50年以上経過をし、同ビルは横浜の歴史的資産として平成28年に横浜市登録歴史的建造物に登録された。

 

とのこと。

いやー歴史的建造物だったんですね、これ。道理できれいに保存されているわけだ・・・。

でも見ている限り現在も夜になれば普通に営業してるみたいです。

またいずれ別角度からの写真もアップしたいですね。

 

それにしてもこうして、ひとりでふらりと訪れて街を撮ることができたのも、ひとえにコンサートが横浜近郊であったからの話でして。

私、正直、都心あるいは都内の奥まったあたりとかは、コンサート目的であっても一人で行く気ってなかなか起こらず・・・。

ですから横浜近郊でのコンサートというのはついでに写真も撮れるし、帰宅するのにもさほど渋滞を気にしなくていいという点で個人的にベストな場所でもあるんです。

そんなこともありまして、そういう場所で演奏してくださるアーティストの方には本当に心からお礼申し上げたいですね。