ジョナサンとの初めての出会いは、2012年の9月28日。
22歳の誕生日の翌日に、まるで誕生日プレゼントの様なタイミングで大阪からやって来ました。
当時私は別府市に住む大学生。
ラシーンにとっても憧れていて、「これが終わったら絶対にラシーンを買うんだ！」と、それを目標に就活をがんばった結果内定が決まり、やっと手にした初めての"自分の相棒"でした。
ジョナサンの名前の由来はこの不思議なガラスの曇り方。
盲導犬クイールが幼少期、そのお腹のシミがカモメにそっくりだったことから、カモメのジョナサンの名をとって『ジョナサン』と呼ばれていたことがふと頭をよぎり、ジョナサン、と呼ぶことにしました。
初めてのドライブは湯布院経由で阿蘇の『押戸石の丘』へ。
ラシーンが来たら最初は絶対阿蘇へ行こうと決めていました。
お天気はあまりよくなかったのですが、翌日からは内定式で大阪だったので強行！笑
案の定、2人でどろどろになって帰りました。笑
卒業旅行はジョナサンと一緒に5日間かけて四国一周の旅！
ハラハラドキドキも沢山ありつつ、でも、ジョナサンのお陰で快適な旅でした。
すごく、すごくすごくいい思い出です。
卒業式もジョナサンと一緒。
もちろん袴で運転です。
袴でラシーンに乗った人、きっとそんなにいないと思うな。笑
就職し、大阪に引っ越した時も陸送で運んでもらい、一緒に大阪へ。
大阪は駐車場代も高いし交通の便もいいので車を持つ人は九州ほど多くなく、同期には最初驚かれました。笑
でも、知らない土地でジョナサンがいることが、私にとってはなにより心強かったのです。
残念ながら最初に就職した会社はいわゆる真っ黒な、よくない企業。
いつも楽観的でどちらかといえば負けん気の強いアシーンですが、この時ばかりは病みに病みました。
病みすぎて、ジョナサンとよく2～3徹明けに海に神戸の埠頭に行って泣いたな。
通勤電車の中で、命に関わるような悪い選択肢が頭をよぎり始めた時、さすがにもうダメだ、危ないと思って会社を辞め、実家に戻ることを決めました。
引っ越しの日は、別府から持ってきた家具や家電は全部処分し、布団やスーツケース、忙しすぎてずっと開けないままになっていた段ボール…とにかく乗せられるものを全部乗せて、ジョナサンと一緒に夜のフェリーに。
ちゃんと手続きを踏んで普通に引っ越しただけなのに、布団なんかも素で乗ってたからか、今思い出しても夜逃げみたいだったな。笑
父の勧めで、帰路の途中にリフレッシュの寄り道。
小豆島に一泊し、翌日今治経由で福岡行きのフェリーに乗りかえました。
小豆島のビーチの砂の綺麗さに、なぜか泣けてきてびっくり。
フェリーでは全然眠れなくて、小倉のサービスエリアで朝御飯の後、荷物だらけの車内でクッションを引っ張り出して仮眠したな。笑
１ヶ月程お休みをもらった後は、学校に入って某業界の受験生になりました。
定期と駅の駐車場代が高かったので、毎日片道1時間かけてジョナサンと通学。
たまに帰りに海に行って、落ち込んだり励まされたりしたなぁ。
受験も何度か一緒に行きました。
意気込んで行くのも、反省しながら帰るのも、側にはいつもジョナサン。
なかなか受からなくて本当に苦しいドン底の時期も味わいましたが、最終的にはなんとか今の仕事に就くことが出来ました。
仕事の関係で今の家に引っ越した時もジョナサンは大活躍。
引っ越し屋さんいらずですね。笑
1年目は新採者研修も一緒に行きました。
夜は研修施設を出て、仲良しの同期メンバーでジョナサンに乗り込んで近くの温泉に行ったなぁ。
今の仕事をするにあたって出張に使う車は○用車登録させられるため、2016年の4月からは○用車として一緒に仕事もしてくれました。
休日は何年経ってもドライブ大好きアシーン。
糸島にも沢山行ったし、
阿蘇にも一緒に沢山行きました。
私の人生の中でとっても大きな意味のある5年間と4ヶ月を、家族よりも友達よりも近い、いつも一番側で見守ってくれた大切な相棒ジョナサン。
会う人みんなに愛される、最高の相棒です。
ありきたりだけど、沢山の素敵な時間を、本当に、心からありがとう。
今まで『ラシーンといっしょ』に遊びに来てくださった沢山のみなさん、いつも温かいお言葉や「いいね！」本当にありがとうございました。
ラシーンを通じて沢山の方々と繋がることが出来たことを、本当に幸せに思います。
明日、お昼前にジョナサンを業者の方に引き渡した後は、タイトルを変えて、この場所で引き続き新たな相棒との日々を綴っていく予定です。
他愛ないブログですが、よければ今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。