ずっと自分を、責め続けてきました

過去の出来事は変わらない
はずなのに
確実に何かが変わったんです
私の中にずっと閉じ込めてた黒い塊がはじけた感覚……
過去の重苦しさから解放されたように感じました
幼少期シリーズ④の続きです↓

小学校1年生の時です 
家に帰ると母がいました 
帰ってきたんだ!! 
数年ぶりに見る母 私は嬉しくて母に駆け寄りました
「お母さんっ!!」 爆笑キラキラ
直後、父の怒鳴り声がし、私はそこで初めて父がいる事に気づきました(1年生は早く下校できたけど高学年の兄はまだ学校 弟は保育園 私だけが その現場に居合わせてしまいました)私は状況を察知しました
ヤバい驚きガーン
部屋を逃げ出ようとすると、母が私に「おまんじゅうだよ、大好きでしょ?」と菓子箱を手渡してくれました(当時ウチは貧乏でオヤツなんてあったこともなかったので凄く嬉しかったんです)私は喜んで受け取りました 
すると
父はゴミ箱を私の前に差し出して言いました
父:「捨てろっ!!」

私:!?

ピリピリした緊張感の中、沈黙が続きました 

誰も声を出しませんでした 父は今にも掴みかかってきそうな勢いで私を睨んでいます 私は捨てたくない気持ち恐怖の中で震えていました


……母は帰ってこない 

私はコレからも、ココで父と生きて行かなければいけない 

今コレを捨てないと後で何をされるかわからないと 

今でも、とてもリアルに覚えています

危機察知能力なのか なんなのか小学校一年生であんなに考えれるのかと今思っても不思議です 
……私はあの歳で忖度したんです 

私は泣きながら菓子折をゴミ箱に捨てました 

心の中で、また何かが壊れた音がしました


あの時の、母の表情も、声も、輪郭も、もう思い出せません
でも……確かに、悲しい顔をさせてしまった 
私がそんな顔をさせてしまった
どんっ!!と心に罪悪感が重くのしかかりました
私は奥の部屋でずっと泣いていました
いつのまにか母はいなくなっていました

この出来事も、私の心の中に大きな傷として残りました

そして 
ここから不思議な話ですニコニコキラキラ
私はその時捨てたお菓子『ひよこ饅頭』を大人になってから、なんとか入手しようとしました  
でも、
どんなに探しても 
どんなに人に頼んでも 
お土産候補におねだりしても、
なぜか手に入れる事ができなかったんですショボーン

でも3年ほど前
始めて友人に、この話をしました
うまく話せず、しどろもどろになりながら必死に話しました 友人は静かに聞いてくれました
話が終わり、友人が一言
「あんたは何も悪くないよ 
自分を責めるのは、もうやめなよ」といってくれました
そしてその時、上手く言葉にできないけど胸の奥にあった黒い塊がパーンと弾けた気がしたんです
その感覚があまりに強烈でなんなんっ!?って自分でもビックリしました
不思議な感覚でしたびっくり

私はずっと、その黒い塊ををハートだと勘違いしていたけれど、コレはハートじゃなかった――弾けた時になぜか、そう思ったんです
それを友人に話すと
「うん、それはハートじゃないよ あんたは、それをハートだって思い込んでたんだよ」
ちなみに、この友人は、不思議な力を持っていて、さりげなく私を助けてくれる人なんです

そして翌日 その友人と何気にイオンに行くと普通にひよこ饅頭が売ってたんです!! 数十年間あんなにずーっと望んでたのに ポロッと誰かに話した次の日にあっさり手に入れることができましたびっくり 本当にびっくりしました!!
友人が「こんな簡単に売ってるもんが手に入らんなんて、ホンマ不思議やなぁ」としみじみ言っていたのが印象的でした

ずっと心の中にしまいこんでた「辛かった記憶」を、初めて誰かに言葉にして伝えた次の日に、ひょっこり現れた「ひよこ饅頭」──
不思議なことって、あるもんだなぁびっくりハッ

そして、今私は思うんです
後悔して、ずっとずっと自分を責め続けていた
でも話すことによって
あの瞬間は
そうするしか、できなかったんだって素直に認めれたんだなって
昔、ブルゾンちえみが「味のないガムをいつまで食べてるの?」って言ってたのを思い出しました!爆笑笑い笑い

みなさんも もし、過去の傷が痛すぎて疼くのなら自分は、もっと最善の事が出来たはず!!と思い続けているのかも

あの時できなかったとしても
その時の最善だったって
認めてあげてください照れ

私みたいに
スッキリするかもしれません照れ

過去を書き換えてみませんか??ウインクキラキラ
 
あの日!! あの時!! あの瞬間!!
そうするしか できなかったニコニコニコニコニコニコ

カバー画像:ミミクリ(イラストAC)

イラスト画像:ACworks(イラストAC)