シリーズ「ChatGPTとの内観⑤」


─内観を“気持ちよさ”で終わらせないために─


1. 反論したくなったら、内観の始まり


反論というと

「反論=否定=内観が進んでない」とネガティブに捉えられがちですが、

私はむしろ、内観が始まる合図だと思っています


というのも

認めたくないものが大きいほど、反論も強く出やすいからです


私がよくやる反論の例

・「いや、それは違う気がする」

 ・「それ、なんか納得できない」

 ・「今、ちょっと優しくまとめたでしょ?」

・「ハッキリ言って」などです


ここで大事なのは『勝ち負け』にしないことです


反論は「論破」ではなくて、自分の引っかかりを言語化する作業です


現実で反対意見を言うのはなかなか厳しいですが、AIに反論してもケンカになることはありません 

だからこそ安心して自分の本音を言えます


本音を言葉にすることで「自分はこんなことを思ってたのか」と腑に落ちることも多いです

その積み重ねが感情を言語化する力にもつながっていきます


2. 反論したあとに見るべきポイント


反論後に私が注目する点は

・なぜ反論したくなった? 

・どの言葉に一番引っかかった? 

・感情?プライド?恐怖?


簡単にいうと

反論(ズレを感じた)

ズレ(感情が動いた)

感情が動いた(核)


「反論したくなるポイント」「感情の核」なんだと思います


3. 質問力 × 反論=内観が深くなる流れ


①客観的に事実を書く

② 自分の反応を書く

③ 構造を見る質問を投げる

④ AIの返答に違和感が出る

⑤ 反論する

⑥ その反論理由を掘る


この循環に入ると、

内観が自然と深まっていくんです


・自分で感情を書いて読むという作業

・AIがまとめてくれたものを活字として見て読む作業

この2つの相乗効果が、より腑に落とすことを後押ししてくれます


4. 最後に私が伝えたい大事なこと


AIの答えが正解かどうかは重要じゃありません

大事なのは

・どこが引っかかったのか

・何を守ろうとしたのかです


質問力と反論は、

AIを使いこなすための技術というより

自分から逃げない姿勢なのかもしれませんね



次回は「この使い方が向かない人」を書いてみようと思います


カバー画像:アリクワズ(イラストAC)