ウチの家族であり12年間を一緒に過ごした末っ子——チワワのコテツが旅立ちました①


実はコテツはペットショップで売れ残って、殺処分される予定だったところを、たまたま店頭で見つけた長男が「この子だ!」と即決して家族になったんです

最初は緊張がとけず、ずっと遠慮がちで……でも、少しずつ少しずつ心を開いてくれてビーグル犬あたま 私たちも本当に嬉しかった

チワワなのにほとんど吠えない、声も低くひと言「ワンッ」って(渋すぎ)

でも、おやつのときだけは別犬みたいにがっついてチワワ黒

巣立った息子たちも「早くコテツに会いたい」と毎回言うくらい可愛がってて、まさにウチの中心ピンクハート

コテツは、小さな体で私たちに、たくさんの愛と笑いと、癒しをくれました

病気ひとつせず、いつも元気いっぱいなコでしたしっぽフリフリ


なんの変哲もない、ある日曜日の朝

ソファーで寝転がる私の横で 

気持ち良さげにヘソ天チワワ黒

私は、いつものようにお腹をトントンしていました


突然、コテツは飛び起きてソファーから降り1メートルほど歩いたあと、クルッと振り返って私を見て、そのまま──パタっと倒れたんです


えっ!???

呼吸は荒く目の焦点もあっていない

なにが起きてるのか全くわかりませんでした

えっ?????

よくわかりません

冷静な自分とパニックになってる自分

現実感のない感覚の中で、気づけば息子や獣医さんに連絡していて、泣きながら車を運転していました車


病院で先生がたくさん言葉をかけてくれたけど、正直あんまり覚えていません

でも、「落ち着くまで駐車場にいていいからね」と最後に言ってくれた

そのひと言だけは

なぜか、はっきり覚えています


私は訳がわからなくてえーん

だって

眠っているようにしか見えなくてチワワ黒

時間だけが、ただただ過ぎていきました


家に戻ると、県外にいた長男が急きょ帰ってきてくれていて、
夜には数年ぶりに見る次男も、車で5時間以上かけて駆けつけてくれました車


次の日、

「………試合後のボクサーかっ!!」

息子が私を見て言いました

まぶたが腫れ上がって、まるで別人

のような自分がいました

人って悲しいと人相変わるんやなぁ……とぼんやり思ったのを覚えています


火葬場で私達は初めて

『虹の橋』の話を知りました


虹「虹の橋」

天国のすこし手前に

「虹の橋」と呼ばれる場所があります

動物たちは旅立った後、この虹の橋へ行きます

虹の橋のたもとには、緑が広がっていて、ゴハンもお水もたっぷりあります
そこではケガや病気も治り、

元気な姿を取り戻して
優しいお日様の光の中で、心地よく
たくさんの仲間達と楽しく遊んでいます


彼らはみんな幸せで、そこでの生活に満足しています

ただ一つだけ寂しいことがあります
それは

愛してくれた人と別れなければならなかったことです


ある日のこと

遊んでいたうちの1匹がふと立ち止まり

遠くを見つめます

その瞳はキラキラと輝き、希望と喜びに体が震え出します

そして

突然、緑の草原の上を駆けだします
速く、それは速く、飛ぶように

そう

あなたを見つけたのです

あなたたちは、虹の橋で再会を果たします

あなたも幸せいっぱいに抱きしめます

もう二度と離れることはありません

あなたも彼も涙を流しています
あなたは再びその愛おしい頭を撫で、信頼に満ちた その目を見つめます

長い間離れていたものの、心の中では決して離れることのなかったその目を


それから、あなたたちは
一緒に虹の橋を渡って天国へ行きます。

そしてもう2度と離れることはないのです

原作者:不詳


涙がとまりませんでしたえーん

動物と人間では還る場所が違う

──なんて話もスピリチュアルな界隈では聞いたことがあるけど

正直どうでもよかった

ただ

この「虹の橋」という話に

ほんの少し、心が救われたんです


私は……何もする気になれなくて、涙も止まらず、時間だけが過ぎていきました

息子たちは私をとても心配してくれたけれど、それぞれの生活に戻っていきました

あの子たちもすごく悲しんでいて…

それぞれが私の前では気丈にふるまってたけど、見えないところで涙を流してるのを知っていました

あれから何年もたった今でも、

息子たちは実家に帰るのを嫌がります

「コテツを思い出すから外で会おう」と……


もう全てが

めちゃくちゃでした

何も考えられないし、生きてるのもしんどかったショボーン


朝になると

「なんで目が覚めたんだろう」

「このまま目が覚めなくてよかったのに」悲しみのどん底魂なのに

キレてる自分がいました


そんな どうしようもない状態の中で、ふと思い出したんです

昔知り合った

俗にいう視える方々のことを

(サイキックとかスピリチュアルとか霊視とか… 正直、私はその違いがよく、わからないけど不思議な感覚がある人たち)


もう背に腹は代えられない

このままじゃ、普通の生活なんてできないえーんそう思って数年ぶりにダメ元で連絡してみる事にしました


長くなっちゃったので次回に続きます