シリーズ「ChatGPTとの内観⑥」


ここまで

「AIを鏡として使う内観のやり方」
について書いてきましたが
正直に言いますと
この使い方、全員に向いているわけではありません

むしろ
「今はやらない方がいい人」
「別の使い方の方が合っている人」
も、はっきりいます

今回は
この内観方法が向かない人について、
私なりの視点で整理してみます

まず大前提として
「逃げ道を用意しておく」ということ
これは
「向いていない=ダメ」
という話ではありません

今の状態・タイミング・心の体力によって向き不向きが変わるということです

合わない時に無理にやると、
内観ではなく「自己否定」になることがあります

向かない人①
今、とにかく心が弱っている人
・眠れない
・気力がほぼない
・自分を責める思考が止まらない

こういう状態のときに
「都合の悪い真実を見る内観」をすると、傷口に塩を塗る形になりやすいんです

こういう時期は
優しく受け止めてもらうことの方が、
必要な場合もあります

内観は、
心に最低限の体力が戻ってから

向かない人②
「正解」を教えてほしい人
・私は悪くないって言ってほしい
・どっちが正しいか決めてほしい
・結論だけ欲しい

こういうスタンスだと、
AIはどうしても
慰め役・ジャッジ役になってしまいます

この内観方法は
「正解探し」ではなく
「自分の癖を知る」ためのもの

正解が欲しい時期にやると、
しんどさだけが残りやすいです

向かない人③
自分の本音を見る準備がまだできていない人
・本当は気づいているけど見たくない
・自分のズルさ・弱さは触れたくない
・自分で引き受ける準備がまだできていない (自分の選択として受け止めること )
これは悪いことじゃないです

人には
見ないことで守っている時期もあります 
私も徹底して見ないで守るをしていた時期はありました(しかも無意識で)

この内観は、
見たくない部分を容赦なく照らしだします

今はまだ扉を開けなくていい、
そんな時期があることも私は知っています
そして
「ちょっと落ち着いてきたな」
「自分の癖を知りたいな」
と思えた時が、始めどきだと思います


次回は
『内観でやっちゃダメな質問』について書きます
これを知らずにやると、
内観が一気に浅くなったり、
ただの自己否定ループに入ることもあります
「これ聞いてたら要注意」という具体例をまとめていきたいと思います

カバー画像:kumemarom(イラストAC)