ボーリングを楽しんだ後は予約していた居酒屋の個室に移動して、ミンホ君の話を聞いた。
ユンホ君はカミングアウトしているけど、ミンホ君は職場ではしていないという話。
理由を聞くと、職場に全く偏見が無いのでは、ないそうだ。
ユンホ君は法曹界は比較的自由と話して居たと伝えると、それが先輩の凄い所なんです!と鼻息荒くユンホ君の事を熱弁する。
確かに表立っての差別や嫌がらせは無いけれど、偏見を持つ人間はどこにだって居るし、中には嫌な事を言う人間も居るらしい。
でも、ユンホ君は何を言われても、相手への態度を変えない。
それもあって次第に理解者も増えているそうだ。
そして、自分はカミングアウトしているからといって、人にはそれを強制する事もないんだと。
それどころか、ミンホ君の話を聞いて無理にカミングアウトをする必要は無いとアドバイスをしてくれたらしい。
「僕はそんな先輩を尊敬して居るんです」
笑顔で話すミンホ君と照れるユンホ君。
とても良い先輩後輩関係なのは見ているだけでも分かる。
でも、本当に単なる先輩後輩関係なんだろうか?
2人を見ていて少し気になった。
俺と似たスタイルに顔の作り。
性格だってとても良さそうだし、実際、2人はとても仲も良いみたいだ。
実はお互い好意を持ってるんじゃないのかな?
でも、ユンホ君は理想が高いからセ フ レを作ったと言っていた。
ユンホ君なら、ミンホ君を好きならセ フ レは作らずに、彼にアタックしている気がする。
そんな疑問の答えは、すぐにミンホ君の話で判明した。
「へー、ミノは恋人居るんだ」
キュヒョンの声で我に返ると、ミンホ君が照れて頭を掻いていた。
「はい、学生時代からの付き合いで、もう7年になります」
「凄い長い付き合いだなぁ」
キュヒョンが感嘆の声を上げた。
「いつも惚気聞かされてるんですよ、俺」
とユンホ君がミンホ君の頭を軽く小突いて笑う。
あぁ、なるほど…そう言う事か。
ユンホ君はミンホ君が好きだけど、彼には恋人が居るから気持ちを伝える事も出来ない。
だから、セ フ レを作ったし、ミンホ君に遠目で雰囲気の似ていた俺に連絡して来たんだ。
そうか…俺はミンホ君の代わりなのか…
胸の奥がズシリと重くなった。
つづく
久しぶりの更新です。
頭に前話のリンクと、ペット募集中記事のカテゴリー表示リンクを貼っておきました。
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