パラレル ホミン

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月曜日、いつもの様に始業一時間前に出社をした。
途中のカフェで買って来た珈琲を飲みながらメールチェックをするのが日課だ。
この時間帯は人が少ないから良い。
いつもと変わらない毎日。
だが、ペットが出来てから少し楽しみが増えた。
今朝も『おはようございます』とメッセージが届いた。
週末に友人達とボーリングをした写真が送られて来たけど、とても楽しそうに笑っていた。
それを見るだけで、何だか心が癒される。
『今度一緒にやりましょう』というメッセージに、インドア派の俺でさえ心が揺らいでいる。
彼とだったら、とても楽しめそうだから。
ユンホ君は人との距離の取り方が抜群に上手いと思う。
メールチェックが終わりに近付いた頃、「おはようございます、シムさん」と声を掛けられた。
こんな早い時間に誰かと思って見ると、後輩女性が席の隣に立っている。
「おはようございます」
「あの…」
「何?」
聞くと、そわそわと目が泳いでいる。
あぁ…嫌な予感がしてならない…
「良かったら、今日の夜食事に行きませんか?相談に乗って欲しいことがあるんです」
来た…
なるほどこの為に珍しく早く出社したのか。
今年29歳になる彼女が結婚に焦っている事は知っている。
何故かと言えば、給湯室で他の男を誘う相談を同僚にしていたのが聞こえて来たからだ。
そのせいか、緊張している姿さえ、演技をしているのではと穿った目で見てしまう。
どうしても女性のあざとさが鼻について仕方がない。
「あぁ…悪い。今日は先約があるんだ」
「えー、残念です」
しょんぼりと肩を落とし、その場を去る後ろ姿さえも計算に見えてしまうから、俺には当分彼女なんて出来そうに無い。
そんな彼女の計算に乗って、申し訳ない気持ちになりたくて、俺は後輩から目を離しパソコンに向かった。
『今日の夜、ご飯に付き合ってくれ』
どうせ未だ出社していないだろうが、キュヒョンにメールを送る。
嘘を吐いた手前、誰かと食事に行った方が良いだろう。
席に着いた後輩からの視線を感じ、面倒だなと俺は溜め息を吐いた。
そう言えば、ユンホ君はモテると言っていたっけ。
興味の無い相手から誘われた時はどうやって断ってるんだろう?
急に気になり、スマホを手に取った。
『仕事関係の好みじゃない相手に誘われた時、どうやって断ってる?』
俺と違ってコミュニケーション能力が高そうな彼からどんな返事が来るのか楽しみだった。
続く
短いですが。
今日はオーラスですね〜
行かれる方楽しんで来てください
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