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大癇癪時代
癇癪は今も続いてますが…
この頃、一生忘れない癇癪が2回あります。
大癇癪①
一つは産まれた時から髪の毛がフサフサだった娘を美容室に連れて行こうとした時の大きな駅構内での出来事です。
普通に電車に乗り、普通にその駅で電車を降りて、普通に改札へ向かうためのエスカレーターに乗りました。
娘と会話も普通にしてました。
エスカレーターを降りる直前に娘が突然
ギャーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
と騒ぎ出しました![]()
理由もわからずとにかく騒ぐ娘!
場所は巨大な駅構内!!
とにかく、駅から出なきゃと改札まで引っ張る私!!
が、力及ばず途中で娘がひっくり返る。娘は叫び続ける。
ここは乗降者数が多い駅構内です。
とにかく邪魔にならないようにしなければと思い、端っこに娘を引っ張ります。
「どうしたの?
」
「何かあった?
」
聞いて聞いてもパニック中の娘には届かず駅内でひたすら、大号泣。
駅内でひっくり返って叫びまくる娘に私はなす術がありませんでした。
近くを通った老夫婦が
「あら。まぁ、大変ね」
とぼそっと言いながら通り過ぎていきました。
もう、どうにもならない娘を眺めながら私は、
以前に義母に夫が3歳の頃は道端でひっくり返っていたと言っていたことを思い出しました。
ああ、これがそれか!
と、アホな私は思いました。
それなら仕方ないと。
そして、美容室に連絡を入れ、延々と30分泣き止むのを待ちました。
結局、癇癪の理由はわからず終いでした。
大癇癪②
2回目も同じくこの大きな駅近くでした。
百貨店内での出来事です。
おもちゃ売り場で遊んでいた娘。
帰宅時間が迫ってきました。
十分遊ばせたとも思い、そろそろ帰るよと声をかけます。
まだ遊ぶーと言う娘。仕方なくじゃあと10分ねと声をかけます。
10分後、また声をかけます。
当然、娘は嫌がります。
これを二回ほど繰り返し、埒があかなくなったので私は強硬手段に出ました。
無理矢理娘を連れて行こうと引っ張ったのです。
当然ながら、ここで娘は
ぎゃーーー!ーーー!ーーー!!!!!!!!
となりました![]()
場所は百貨店おもちゃ売り場付近の通路のど真ん中。
そこでやっぱりひっくり返る。
さすがに邪魔なので端に寄せようとしますが、今回の娘はそうはいきません。
全力で通路の真ん中に戻る![]()
こうなった娘はどんな声がけも届きません。
この時の私もなす術がなく娘を眺めてるだけでした。
当然周囲の目線は気になりました。
でも娘はどうにもなりません。
この時、私は無の境地になりすべての周囲の気配を感じ取らないようにし、ひたすら娘の癇癪が終わるのを待つばかりでした![]()
ここでも、私はここで義母の言葉を思い出し、ああ、これがそうか。
と思っただけでした。
そう、私はこの時にこれは癇癪という認識ではなかったのです。
初めての子育て、周りに子育てをしている人がいない環境だった為、普通を知らなかったのです。
ここまでしても私は、子供だからなぁ。という認識でした。
そして私は、来たる3歳児健診で
「育てにくいとか感じることはありませんか?」
と聞かれて、
大丈夫です![]()
と答えたのです…。
