火星~五行五星の螢惑 | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

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---火星~五行の螢惑---
 

 2010年2月。

夜、東の空に火星が輝いています。

 

 その昔、宇宙人といえば・・・。

火星人で(笑)タコやイカ型の絵が掲載されていました。

決め台詞 !? は、

「わ・れ・わ・れ・は・宇・宙・人・だ」と言い(笑)

 

扇風機の前で発声したような声・・・これが定番でした。

時代が進むと映画の影響か、映像の技術が進んだのか、不気味な宇宙人像が出回っています。タコ型の宇宙人、伝えたいものです(笑)

 赤い星、火星、 今日の空模様では、見えそうにありません。

年末来、2月、宵から、一晩中、赤い星が東の空をメイン舞台にに瞬きます。他の一等星と、色合いが異なり、すぐに「火星」とわかります。五行の「五星」、歳星、螢惑、鎮星、太白、辰星螢惑(けいこく)が、火星です。

 

 

 和名は、「夏日星(なつひぼし)」。1877年明治10年9月、大接近した

火星を、「西郷星」と呼ぶ騒ぎがあったそうです。

時に西郷隆盛西南戦争の真っ只中から終結の頃。

 

実践!気学風水【風のささやき 水の行く末】
 

 当時売られた錦絵「西南珍聞」には、「俗称西郷星の図」として、「この節、毎夜一時頃より巽の方に現れる赤色の星を望遠鏡でよく見ると西郷隆盛が陸軍大将が官服を着て~」と冒頭びっくり記事を載せ、後半で、火星であると説明。木星、土星などの位置も説明。

 当時、火星の明るさは-2.5等です。天空に輝いていたことが想像できます。火星は最大でも-3.0等ですので、それに近い明るさ。

 現在の火星-1.1等。1等級違うと2.5倍ですので、相当明るく輝いていたのでしょう。

 

 ここのところ、毎夜、夜道で見上げると、東の正面に赤い星。その上には、ふたご座のカストルポルボックス。右手、南にこいぬ座のプロキオン。オリオン座の三ツ星とペテルギウスリゲル。左手、北にはこぐま座の北極星。夜な夜なの楽しみです。

 

 古来、火星がさそり座(心宿)あたりにあると、「世の乱れ」とされます。今は、かに座(鬼宿)あたりです。

 

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