深夜1時過ぎ、腹痛で目が覚め、胃薬を飲んで、また寝た。
その後の睡眠が、警備会社の夢ばかりだった。
シーンは夜勤前半が終わる辺り。
朝、両替機の業務があるから、プラットホームに車を1台、残しておくのだが、その車がなぜか、黄色い、1970年代のメルセデス・ベンツだった。
そしてボディの一部が汚れていた。
僕は相方の、ひょろっとして大人しい後輩に文句を言った。
『雑巾もってくるとか、やることやれよ!いちいち言われなくても動ける人間になれ』
・・・・ここで覚醒。
まさに、過去の自分が、夢の中で怒っていた。
警備会社で15時間とか24時間勤務をやっていた頃、自分が将来、障害者になって4時間限定労働するとは想像もできなかった。