日本人の食生活にすっかりなじんでいるキムチですが、実はキムチは食べて美味しいだけでなく、免疫力アップも期待できる食べ物です。
いったいキムチにはどのような栄養素が入っているのか。
また、免疫力を高めたい人は、どのように食べたら効果的なのか。
美味しく食べて健康維持もめざせるキムチの隠れた魅力を紹介していきます。
➀ヨーグルトより多い乳酸菌
キムチは発酵食品で乳酸菌がたくさん含まれています。
乳酸菌のなかでも生きたまま腸まで届くものには、有用菌を増やすという働きがあります。
腸内には有用菌のほかにも悪い影響を及ぼす菌と日和見菌とされる腸内細菌が生息していますが、悪い菌が増えると毒素が体内に溜まり、免疫力が低下してしまいます。
そのため、悪い菌を増やさず、有用菌を増やすことが非常に大切なのです。
免疫細胞の6~7割は腸にあるといわれます。
乳酸菌を摂取して有用菌を増やし、腸内環境を整えることは免疫力アップに非常に効果的なのです。
➁食べすぎはNG
美味しいキムチを食べて免疫力もアップできるなら、たくさん食べよう!と思うかもしれませんが、食べ過ぎには注意です。
なぜならキムチに含まれるカプサイシンは刺激が強く、粘膜を傷つけて胃腸が荒れてしまうおそれがあるからです。
とくに腸は免疫細胞を活性化させる有用菌がたくさん住んでいるところです。
環境を悪化させて悪い菌が増えないようにしたいものです。
また、キムチは塩分も多いので、高血圧をまねくおそれもあります。キムチは適度に食べて、免疫力のアップにつなげます。
➂匂いを抑えたい
食事前の対策は、コップ1杯の牛乳がいいとされています。
牛乳の成分がアリシンをつつみ、食べたにんにくの臭いを抑えてくれるそう。
にんにくをたくさん食べることがわかっている場合は、牛乳で事前の対策をしてみましょう。
食事中に水分を補給するなら、にんにく料理の場合は緑茶がいいといわれています。
緑茶に含まれるカテキン類には、消臭作用の効果が期待できます。
食後の対策は皮付きのりんご、またはりんごジュースが効果的といわれます。
これは、りんごに含まれるポリフェノールにアリシンを分解する働きがあると考えられているためです。