今日はフットサルのポジションに関するお話です。
フットサルはどんどん動いて、ポジションチェンジを繰り返していく
スポーツなので、「自分はココだ!」というものはありません。
なので、ポジションというより「役割」と考えてもらうといいかもしれません。
では、紹介していきましょう。
ゴールキーパーはゴレイロ。
フィールドプレーヤーはひし形で考えていただいて、
最後尾がフィクソ(ベッキ)
中央二枚がアラ
頂点をピヴォと言います。
こんな感じです。↓↓
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ピヴォ
アラ アラ
フィクソ
ゴレイロ
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まずはゴレイロ。
サッカーで言う、ゴールキーパーです。
相手のシュートを防ぐ最後の壁となるポジションで、
サッカー同様、唯一手を使うことが許されるポジションです。
ゴレイロの一番の目的は失点をしないこと。
シュートを止める技術も必要ですが、
もっと大事なのはシュートを打たせないコーチングです。
また、フットサルはゴレイロにも足元の技術が要求されます。
守備の要であると同時に「攻撃の起点」であることも意識しましょう。
次はフィクソ。ベッキとも呼ばれます。
フィールド最後尾に位置しますので、
自分が最終ディフェンダーであることを意識し、リスク管理することが重要です。
守備がうまい人、特に数的不利の守備がうまい人は向いています★
また、ゴレイロと共に攻撃の起点となるポジションで、舵取り役となります。
パスに自信があったり、長めのシュートが打てる人は有利です。
サッカーのボランチの役割に似ているので、ボランチ経験者は
すっと入って行けるかもしれませんね!
次はアラ。
攻守両面に置いて力を発揮する汗かき役です。
ここは色んなタイプの選手がいてokです。
ドリブラーもパサーもいますし、味方のためにスペースを生み出す選手も必要。
共通して求められるのはボールを持っていないときの動き。
アラの選手がフリー、または相手のプレッシャーが弱い状態で
ボールを受けられると、選択肢が増え、チームの攻撃が活性化します。
また、攻守の切替の速さを一番求められるポジションです。
まさに「汗かき役」なので、うまく交代しながらプレーしましょう。
最後にピヴォ。
点を取るポジションなので、決定力、シュートの上手さが必要です。
また、前線でボールを受けて、タメを作る。
後から上がってくる味方にシュートを打たせることも重要な役割です。
相手ゴールに背を向けて、ボールを受ける機会が多くなるので、
そこから反転してシュートなのか、後方の味方を使うのか、
いい判断が出来るように、ボールを受ける前に状況を確認しておきましょう。
また、最初のディフェンダーとして、相手の攻撃を遅らせる、限定する役割も担っています。
以上がフットサルのポジションになりますが、
最初に申し上げた通り、流動的ですので、
あまりポジションにとらわれすぎない方がいいでしょう。
その位置に自分がいるときの参考として考えて下さい★