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日本イタリア料理教室協会 活動レポート

日本イタリア料理教室協会では20州のイタリア料理とワインの講座をはじめイベントやセミナー、イタリア料理検定を開催しています。その活動をレポートします。

2026年3月11日イタリア大使館にて

Sustainability and Innovation in Traditional Italian Crops 

「イタリアの伝統作物栽培のサステナビリティと革新」と題し、セミナーが開催されました。

今回のセミナーはGreen Expo2027に向けた活動の一環です。

Green Expo2027(国際園芸博覧会2027)

2027年3月19日~2027年9月26日横浜で開催されます。

今回のセミナーは農作物の中のRisoお米についての講演でした。

イタリア、日本両国の農水省や米の研究機関他の方々が登壇されました。

いくつか興味深い統計や品種の説明がありピックアップしてみます。

世界におけるイタリアの米生産の割合をみることによって全体量のイメージがわきます。

世界の米生産面積は166,000,000ha

内アジアが89%ヨーロッパは0.6%

ヨーロッパ全体では398,979ha

内56%をイタリアが占めています。

さらにその内ピエモンテ州とロンバルディア州で94%が作られています。

それぞれピエモンテ52%、ロンバルディア42%。

ポー側沿いのPianura Padanaパダーノ平野が主な生産地となっています。

イタリアの米の消費について

イタリアで生産される米の国内消費は38%

ヨーロッパへ輸出されるのが50%、ヨーロッパ以外への輸出が12%

品種について

日本でもイタリアでも米の品種改良は盛んで、近年日本では温暖化による影響で

高温に強く多収量の品種が開発されています。

日本

農業研究機構で品種開発をしている。

1000種類くらいの品種があり、現在流通されているものだけでも200種もの品種がある。

「にじのきらめき」という品種は大粒で15%収量が多く高温下でも安定して収穫できる。

「あきはるか」いもち病や害虫うんかに強い。

日本では3割が外食で消費され、それぞれに向いた品種が使われる。

「えみのきずな」 寿司

「みずほちから」 パン

「とよめき」 冷凍食品

イタリア

研究所には1700種を保存している

1250年の記録によると米は食品ではなく最初は薬品として扱われていたとのこと。

イタリアでも品種改良が盛んで、主なものは登録年順に下記の通り

1937 Vialone Nano

1937 Stirpe136

1938Razza77

1945Carnaroli

1946Gigante Vercelli

1946Arborio

1962Roma

1964Baldo

有名なカルナローリは80周年を迎えるとのこと。

栽培について

日本農業法人協会の方によるとイタリアのNovaraに視察をした際、日本の10倍ほどの面積をわずか4人でコントロールしていたことに驚いたとのこと。日本が将来的にはこの形を目指したいとのことで、使う機械もイタリア製が多いとのこと。アメリカほど広大ではなくサイズ感がちょうどいいなどのお話を伺いました。

全体的なお話は農水省の方から今後の日本の稲作は水を張った田んぼだけではなく、直播栽培(ちょくはさいばい)という直植え、また節水直播技術など研究がされているとのことです。

 

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イタリア、日本からそれぞれ登壇者は下記の通り

 Raffaele BORRIELLO, Chief of Staff to the Minister of Agriculture, Food Sovereignty and Forestry (MASAF): Introduction to Italian agricultural policy in the rice sector

Alessio MAMMI, Regional Minister for Agriculture and Agri-Food, Hunting and Fisheries, and Relations with the European Union, Emilia-Romagna Region

Takahiro AOKI, Deputy Director, Grain Trade Planning Office (Head of the International Group), Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries (MAFF): For sustainable rice cultivation

Natalia BOBBA, President, Italy’s National Rice Authority (Ente Nazionale Risi): Rice cultivation in Italy and Japan: a comparison of two systems

Makoto KUROKI, Japan’s Institute of Crop Science (NICS), National Agriculture and Food Research Organization (NARO): The present focus of rice breeding research in Japan

Davide MANTOVANI, Head of the Communication and Outreach Office, National Rice Authority: The activities of the National Rice Authority: protection, research, promotion, and sector oversight to ensure the quality and traceability of Italian rice

Kazushi SAITŌ, President, Japan Agricultural Corporations Association: Characteristics of rice cultivation in Japan