Pangiallo
パンジャッロ
Pangiallo
イタリアでは各地にNataleナターレ(クリスマス時期)のお菓子があります。
今月はラツィオ州からパンジャッロを紹介します。
ナッツやドライフルーツがたくさん詰まったNataleナターレならではのリッチなお菓子です。
パンジャッロPangialloはイタリア語で直訳すると「黄色いパン」のこと。
黄色は金をイメージさせ黄金のパンであるヴェネト州のPandoroパンドーロを思い起こします。
イタリアでは年末年始のお料理でレンズマメとザンポーネ、コテキーノがあります。
これもレンズマメをお金に例え、豊かになることを願っています。
パンジャッロの黄色もそんな思いから生まれたのでしょう。
この黄色は最初は本当に黄色でコーティングされていたのです
黄色いパンとの名前の由来は諸説あります。
オレンジの皮を使うところからという説や、サフランを練り込んで黄色いパンとして作っていたからなど。
サフランの流行が廃れたものの、黄色いパンという名前だけが残り、
庶民のクリスマス時期の食事にパンドーロPan d’oro(金のパン)の代わりに、
黄色い色粉で作ったコーティングを塗っていました。
それがいつしかチョコレートのコーティングに変わっていきました。
今も名前にgiallo黄色が残っているのが面白いですね。

◆今月のイタリア料理◆
Pangiallo
パンジャッロ
Pangiallo
パンジャッロ
8人分 60分
小麦粉 250g+30g
farina
卵 1個
uova
パン生地(小麦粉50gイースト小さじ1) 80g
pasta da pane
干しブドウ 150g
uvetta sultanina
干しイチジク 50g
fichi secchi
オレンジピール 50g
scorze d’arancia canditi
アーモンド 70g
mandorle
クルミ 60g
noce
ヘーゼルナッツ 50g
nocciola
松の実 30g
pinoli
ハチミツ 100g
miele
チョコレート 75g
cioccolata
シナモン、ナツメグ 適宜
cannella in polvere ,noce moscata
ラム酒 大さじ2
rum
卵白 2個
albumi
砂糖 20g
zucchero
ココアパウダー 15g+10g
cacao amaro
オリーブオイル 適宜
olio d’oliva
- ドライフルーツは水に漬けて柔らかく戻しておく。
- パン生地を作って30分発酵させる。小麦粉250g、ナッツ類、ドライフルーツ類、卵1個、ココアパウダー15g、スパイス類、パン生地、温めたハチミツ、溶かしチョコレート、ラム酒を全てボールの中で合わせ、均一な生地になるまでよく混ぜる。
- オリーブオイルとスケッパーを使って、オーブン板に生地をドーム型に形づくる。
- 卵白2個を泡立てる。砂糖20gを入れ、さらによく攪拌し、小麦粉、ココアパウダーを加えたら、ドーム型の上に塗る。180℃で60分焼いて出来上がり。
