こんにちは。アセント学習塾の山田です。
私は名前と顔を覚えるのがどちらかというと苦手なほうです。
世間ではトップの売り上げを誇るカリスマ営業社員という人々が
たまに特集されていたりしますが、そういう人の中には、
出会った人の名前と顔を瞬時に記憶したり分類したりできる能力を持つ人がいます。
ただ、その能力を身につけるためには勉強と同じで、
覚えるコツをつかみ、次は間違えないというやる気と復習、という努力が必要なようです。
現在当塾に通っておられる生徒さんに対しては、
私は「下の名前+さん」で呼ぶことが多いです。
これは、ご兄弟姉妹で通塾してくださる方が多いからです。
また、男子でもさんづけの理由については、
大学のゼミの教授が学生のことを「苗字+さん」で呼んでいて、
それがちょっと新鮮だったからです。
高校までは、先生が私を呼ぶときは「山田」と呼び捨てか、「山田くん」でしたが、
教授が私を「山田さん」と呼ぶのはどうにもこそばい(くすぐったいの関西弁)半面、
大学生は大人として扱われている感じもして、印象に残っています。
それがちょっと面白いので、私も真似してみようと思ったわけです。
しかしながら下の名前呼びの弊害もあります。
先日の大阪私立中学校フェアでの話です。
前職でお世話になった中学校の入試担当の先生にご挨拶するときには、
その中学校に入学した生徒さんの名前と学年を一応出してみます。
もちろん、相手の入試担当の先生にとっては、
何十何百という塾を相手にしますし、
一学年で多いところは数百の新入生が入学しますので、
よほど特徴のある生徒や、運よく担任をしているなどでなければ、
その生徒のことを知らないと思います。
その生徒について、入学後元気にしているか、何か活躍していることがあるか、
そんな話が聞けたらこちらも嬉しくなりますが、聞けなくても仕方ありません。
さて、こんな風に雑談の俎上に載せるためには、
こちらから生徒さんのフルネームを伝えないといけないわけで、
そのためには私自身が入試担当の先生に挨拶する前に
その生徒の苗字を思い出さないといけないのですが、それが出てこない!
これはかなりショックなことでした。
合格し進学した学校と生徒さんの顔はリンクして出てくるのです。
何が好きだったとか、成績がどれくらいだったとか、そういう付随情報も出てきます。
しかし、肝心の名前のほうは、
ようやく下の名前は出てくるものの、苗字を思い出すのに苦労することもありました。
五十音の名簿で、上からどの辺にあったな、というぼんやりした記憶から、
なんとか苗字を思い出せた生徒もいます。
前職を離れて生徒情報などの記録を全く見なくなると
たった1年でここまで忘れてしまうのか、と恐怖しました。
当塾は開業1年目。
学年が違うので「1期生」という考え方とはちょっと違いますが、
現在通ってくださる生徒さんは、一生忘れないでしょう。
そうありたい、それだけ深く関わって教えてあげたい、そう思います。
もちろん、今後入塾される生徒さんもすべて同じように、
名前・顔・好きなこと・成績など、努力して覚えていきたいと思います。