こんにちは。アセント学習塾の山田です。
塾講師を続けて十数年、言葉で地雷を踏むことがあります。
生徒さんに対しても、保護者様に対しても。
「あ、この言葉選びや言葉遣いは失敗だ!」とその場で気づけば
謝罪と訂正ができるのですが、
私が思いがけずに言った些細(と思う時点でもうアウト)な一言が
逆鱗に触れることもありました。
もちろん、普通の生活において一言で瞬時に怒髪天を衝くことはあまりないことですので、
私と生徒さん・保護者様との間に、正しく信頼関係を築けていなかったのでしょう。
そしてその一言が、溜まっていた怒りや不満や不信があふれ出すきっかけとなる、
堤防の蟻のひと穴になってしまったのだと思います。
もはや取り返しのつかない過去のことですが、
相手方の生徒さん・保護者様がこのブログをご覧になる可能性も
ゼロではありませんので、どんな一言だったかは詳細には書きません。
笑い話や愚痴としてもご紹介できませんし、再炎上しても詮無いことですので。
一般論としては、塾講師の禁句の第1位が
「こんなことも分からないの?」
だと思っています。
分からないから質問しているし、わざわざお金を払って塾に来ているんですよね。
ましてや、性格的に質問が苦手なタイプの生徒さんだと
恥ずかしいなか勇気を出して質問をしてくれている場合があります。
そこに、この言葉をぶつけられるとますます萎縮してしまいます。
さて、いまの私が注意すべき、あるいは反省すべきは、質問を受けた時に
「ああ、これはそんなに難しくないね」とか
「この問題は出来たかもね」とか
つい言ってしまうことです。
私の中では生徒さんの実力を見積もって、
自力でできる可能性があることを示唆するつもりで言っているのですが、
「こんなことも分からないの?」と受け取られかねないな、とも思うわけです。
ですがもちろん、質問してくれた生徒さんを馬鹿にする意図は全くありませんし、
先生として自分の力を誇示しようと思っているわけでもありません。
あくまでも「問題文をしっかり読んだり」「諦めずにじっくり考えたり」
「暗記したことをふり絞るように思い出したり」「丁寧に計算したり」などなど、
生徒さんが自力でできるようになってほしい、あるいは、
私が発したとおり「なんや、簡単やん! できるやん!」と自信をつけてほしい、
そんな思いから言っています。
私自身も自分に対して
「この言い方は、こうしたほうがより早く正しく伝わったかもね」と
常々自問したいと思います。