※この雑感は、核心である衝撃の予言部分は書いていません。書店で是非お求めください。

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復活編。 

 

2巻目はそのもの黙示録、1巻とは異なり、見て来たように天災と戦争の描写が生々しい。 

 

 

つなぎとして少し。 

 

ただ、私の個人的な色彩がやや強いと思うのでひとつの考えとして。 

 

 

 

セラフィムは聖書の記述にもあるとおり、主の玉座のそば近くに在るもの。 

 

つまり、九次元界にも入れる存在。 

 

今回は復活の前後で登場人物が一掃されていることが印象的であった。 

 

スナック立花の人びとと、レイプした腐った獣の四人組が関係する本山組周り。 

 

店長とバーテンはこの2巻になってはじめて名前が明かされている。 

 

四人組が取り調べられることで業の精算に向かっていきますが、その後の彼らがどうなるかは精神錯乱一歩手前の描写で止まっている。 この四人組の末路に畏怖する。 

 

「愛なくば人間でなくなる」とは仏言であるが、 考えることを止めると生命は霧散する。 

 

リーディングなどつぶさに読み込むと、思考停止した霊は、集合霊となって物の怪のようなものになっている。 

 

それは個性を失い、いずれ裏宇宙の邪神の糧(アニマ)となるということ。 

 

永遠と言われる魂も、自身が自治権を放棄すれば消滅してしまう。 

 

 

復活篇では、1巻での登場人物、防衛省も公安も教会もすべて出て来ていない。 

 

アグネスは、種田のお父さんのことも気にはかけたものの、節子から「入院しているらしいので」と会うことはなかった。

 

この辺りの描写を見て、私は世界線変動を感じた。 

 

世界線が変わる時は、自分の意識に合わせて環境も変わる。 

 

人間は皆、ひとりひとりが主人公で、ひとり一宇宙、それぞれの宇宙(世界)を持っている。 

 

ひとりひとりにテーマがあり、それを学び、智慧として回収された時、必要のなくなった配役たちは、引っ越しや死別など異なる世界に棲み分けられていく。 

 

それは自分から見ての他がそうであるように、他から見ての自分も同じことである。 

 

(これはモナ女史が、ホ・オポノポノのクリーニングによって世界を変えてきた現象と結びつく。

三界は唯心の所現なり。我、思う故に我あり。自身の心を鏡とし、世界は投影されている。)

 

 節子のマンションでの移行期間、ガブリエルである山根に会って以降、世界線はガラッと変わり、1巻の登場人物は一切出て来なくなった。 

 

本人が気にかけているにも関わらず、「入院しているらしいので」と節子が会わせないようにやんわり促すシーンが私にはそれを感じさせる。 

 

復活の幕が上がり、第一幕の俳優は人生劇場から退場させられた。 

 

そんな人生劇場の中で、行く宛もなく困っているアグネスに対し、

「宗教系のスター養成会社をやっている大貫さんがなんとかしてくれるかも」

と稲荷信仰の節子は言うが、

翌日来ることになっていた大貫も節子の電話が盗聴されていて来ることはなかった。 

 

変わりにアグネスはSATに囲まれ、捕まってしまった。

 

大貫もここで退場させられている。 

 

狐による現世利益の限界か、プロの域に達していないスター養成会社への暗喩だろうか。 

 

これは後々、別のシーンと結び付く。 

 

霊界でのシーン。 史実によると、聖フランチェスコはラヴェルナ山中でセラフィムと出会い、それと対話する中で安らぎを得て、その後に「聖痕」を得た。 

 

復活編の中で、このアッシジのフランチェスコを”ブラザー”と表現しているので、聖フランチェスコはセラフィムの魂の兄弟だと歴史上初めて明かされたことになる。 

 

アグネスは遠隔透視、核ミサイルの「YES、Uターン」、大地震の祈り、これらすべてにおいて特別な精神統一もせずに行っている。 

 

つまり、常に精神統一した状態で生きている。 

 

神への愛と情熱で体が燃えているというセラフィムの力とはそれほどのもの。 

 

 

 

続ける。 

 

NHK→ロシアから怒りの極超音速ミサイル 

 

日テレ→中国からミサイル 

 

フジテレビ→太平洋側の未確認潜水艦からスカッドミサイル二発 

 

フジテレビだけ、どの国からか明らかにしてない。 

 

スカッドは旧ソ連が量産したものだが、イラクや北朝鮮など同盟国に拡散されている。 

 

国の指定がないなら、悪質宇宙人か。 

 

テレ朝→無傷 

 

TBS→記述なし TBSは赤坂に本社。

 

テレ朝だけ無傷だった意味は他国のプロパガンダのためと山根が語っているので、 TBSも機能していないことになるが、既に韓国に乗っ取られたこのテレビ局は自滅だろうか。 

 

テレビ局が機能しなくなり、人びとはラジオ局の放送に耳を傾けている。

 

幸福の科学のラジオ番組は最後の良心でもあり、最後の通信手段でもあるのかもしれない。

 

この小説は、中国の国家主席が何を決断し、何をするかよりも、米国の大統領が何を決断し、何をするかの方が、世紀末現象として大きく影を落としていることを教えている。 

 

友好国にアメリカ信仰を持ち続けるか試す米国大統領。 

 

「踏み絵」を踏む政治家たち。 

 

保守とはアメリカに盲信的に追従する人びとであって、この一事でも転落するもの。 

 

言論人のふるい分け。 

 

戦う気概を失ったものたち。 

 

ここで言う「アメリカ信仰」=キリスト教ではない。 ( バアル信仰 ) 

 

アグネスの復活を通し、アメリカの中のこれがあぶり出されて来ている。 

 

片や、神月ロシア大使は一個人の気概、武士道精神でロシア大統領と友好関係を取り戻す。 

 

アグネスは遠隔透視の一差しで北朝鮮滅亡。 

 

遠隔透視についてとても重要なことを言っている。 

 

「自分たち自身のことを考えている人には、遠隔透視とマインドリーディング出来る。」 

アグネスは山根と風見に、丸の内のOLになりきること、銀行員になりきることと指示している。 

 

防衛省の事件のことは考えないこと、と。 

 

WEBリサーチに似て、「防衛省事件」を考えていると敵対する霊能者はその念波をキャッチ出来るということ。 

 

ここでガブリエルである山根はアグネスに心を読まれ、無念無想の難しさを知った。 

 

言葉には想念(感情)が乗ることをわかった様子で(言霊とはそういうもの)、声を閉ざし筆談をしている。 

 

無念無想は八次元の悟り。 この辺り、本物の一流芸能人の演技はどれだけ精神修養されたものかも暗示されている。 

 

(実際、撮影帰りの車の中で次のシーンの台本を暗記してしまう集中力は虚空蔵求聞持法をマスターしたかのようでもあり、また、演技する役を自らに入れ、一瞬で外す、意識の切り替えは霊能者のようでもある。

能力の大小こそあれ、それが出来ないと普通の生活が出来ない) 

 

ここは、先に上げた、宗教系のスター養成会社との対比と感じなくもない。 

 

また、マインドリーディング出来る人間は、マインドリーディングされる人間を操れる。 (トス神が霊言で述べている) 

 

自分たち自身のことばかり考えている人びとは、メディアから操られている。 

 

一対多のマスコミュニケーションは、自己中な人間を増やすこと、洗脳することで成り立っている。 

 

これが得意なのもバアル。 

 

睡眠を操るとは感覚を麻痺させること。

 

池田山。ここは大悟館が落慶される前に先生のご邸宅があったところ。 

 

ここでアグネスは九次元界の救世主の世界を再現して見ている。 

 

救世主の仕事を知る。 

 

復活こそキリスト教の中心。 

 

人間の経験は過去のこと。 神の創造は未来のことである。 悪魔は過去を変えることも、未来を創ることも出来ない。 

 

ここで、裏切りのユダとエロスを架橋する存在として、また、アメリカ信仰の裏にあるものとして、ベルゼベフが正体を現している。 

 

ベルゼベフはバアル。 バアルは拝金主義のカルタゴで崇められた神(悪魔)でもあるが、最後はローマに滅ぼされ、国土に塩まで撒かれている。不毛の地になるように。復活出来ないように。 

 

 

 

最後の強羅のシーンについて。 

 

昨年の年の瀬、私は強羅カルデラの地層を調査してみた。 

 

強羅地区は、3万年前には2~3kmほどの湖だった。 

 

度重なる噴火で堆積し、現在の表面は硬い岩盤層で覆われている。 

 

Sg=湖成層 Xy=Collapsed lava block =崩壊した溶岩ブロック Vg=火山礫凝灰岩 Xy=崩壊した溶岩ブロックが、Sg=湖の底に堆積層の中だけでなく、 その下にある、Vg=火山礫凝灰岩層にまで食い込んでいて不自然でもある。 

 

その幅は約300m。 早川から約600m~1km、神山山頂から約2kmの位置。 

 

旗艦UFOは全長800m、幅200m。 

 

おそらくこれだと思われる。 

 

 

 

 UFOのステップは自動ではなく、「自働的」に彼らを船内に引き込んだ。 

 

自働は自ずから判断する装置、先に書かれていた「AI監視民主主義」は中国への皮肉であったが、これとは別の霊性を付与させた自働化を感じさせる。 

 

それをAIと呼ぶかどうかはわからないが、宇宙時代に向けての次の課題でもあるだろう。 

 

霊界通信機でも祈りの力なく、動くことはない。 

 

月の裏側と火星。 ここに地球を混乱に陥れていた張本人たちがいる。 

 

宇宙人リーディングでは、これらの星には悪質宇宙人の地底基地もあるとされた。 

 

追放して、他のメシア星の視察。 

 

R・A・ゴール様は、30年以内には別次元のメシア星にしたいと述べている。 

※「R・A・ゴール」はヒドゥン・ネーム(隠された名前)であるが、「R・A」はラ・ムーの「ラー」(王の意味もある)、リエント・アール・クラウドの最初の二語の頭文字、悉達多(梵語シッダールタ)は「目的を成就したもの」の意で釈尊の俗名であるので「ゴール」はシッダールタの意味合いもある。仏陀・釈尊の宇宙魂の暗証。(『R・A・ゴール 地球の未来を拓く言葉』/まえがき)

 

次の第八文明は地球をメシア星にすることがミッションだろう。 

 

新しいメシアの誕生。 福音を与え、希望を与え、地球の再建をすること。 

 

創世記とは新たな人類の創造の時でもある。 

 

地球は、まだまだ続く。 

 

ひとりひとりが光輝きますように。

 

《追記》

阪神淡路大震災、東日本大震災、そして、富士山の噴火。

 

これはホツマツタヱに記された三壺が解放されることでもある。

三壺とは日本の三つの聖地であり、かつて主都のあったところ。

日本の3つの壺(聖地)

琵琶湖の瀛壺(オキツボ)

富士山の逢壺(ハツボ)

宮城県多賀城の方壺(ケタツボ)

阪神淡路大震災は、アワのクニ(徳島)→アワの路(淡路島)→アワの海(琵琶湖)ライン上。

 

この内、東北の聖地は忘れ去られてしまっているが、東日本大震災の震源地はこの沖合。

新文明の移行ステップとして、起きるべきことは起きる。

 

ガイアの法則Ⅱによればこの2つは、

「1995年に東経135.0度で起きた大地の脈動とは、私たちが知る阪神淡路大震災のことである。 この地震 は、寸分度の狂いもなく、エリドゥから1/4スピンの位置で起きている。」

 

「東日本大震災の震源地、この節目ライン上(女性性極線)で大地の変動が起こる時、生命は潜在的に大地のリズムに強く動かされることになる。」

 

と書かれている。

 

※TBS特集ともなり、後に書籍ともなっていますが、東日本大震災の津波ラインには神社が並んでいた。

それは高地とは限らず、同じ海抜でも鳥居前で止まっている。

天災よりも、神を敬う心を忘れた(叡智を捨てた)人災の方が被害は大きい。

 

余談として、ホツマツタヱによると箱根大神は天照大神の子オシホミミ。

国家鎮護のためヰツヲハシリに洞窟を掘らせ、トヨウケ法(即身仏)を行じたとされる。

宮城は当時ヒタカミ、別名ハコクニとも呼ばれ、この時、ハコの根になると詠んだことが箱根の由来となる。

一説によると神山がこの御陵、洞窟のあった場所ではないかという考察がある。

神山は、箱根神社の本宮がある駒ケ岳から崇めた箱根山の主峰である。