※この雑感は、核心である衝撃の予言部分は書いていません。書店で是非お求めください。

___________

 

 

 

小説十字架の女について。 

 

復活編も出るのでそれと合わせて話すのがいいと思いますけど、

一番に感じたものをひとつ言うと、

裏切りのユダが出ていること、

性の受難を主人公が背負うことで現代人への救いともなっていること。 

 

地球万華鏡や妖怪すねかじりの先生のご家族の業とも繋がって、当て字は異なるものの茫洋という表現とエロスが小説の世界(現代社会)に影を落としていること。 

 

巻頭の事件は有栖川公園で起きて、これは断絶した家系、皇室の遺徳は既にないこと。 

 

米海兵隊員の憤死は、いまのロシアVSウクライナ(米国+NATO)に見るように、米国の闇を暗示して物語は始まっていること。 

 

最後、米国大統領がドローン攻撃により肉片と化して終わっていること。 

 

六本木辺りに遊びに行こうとしていた米海兵というくだりも、ここに米国のもうひとつの背景が見え隠れしている。 

 

六本木ヒルズには巨大蜘蛛ママーンのオブジェがあるが、これはイルミナティによる支配の象徴でもある。 

 

この巨大蜘蛛ママン(この表宇宙と真逆の裏宇宙の支配者の分身体)のオブジェは全世界に九匹棲息し、内一匹は世界各地を巡回している。 https://crea.bunshun.jp/articles/-/5341 

 

要は第二の天皇人間宣言で生前退位など、天皇の威光は既に失われ、精神的主柱を失い漂う日本が、表向き屈強な米国にレイプされようとしているということ。 

 

これを救うものがセラフィム。 

 

その救い方を私たちは汲み取ることが必要でもある。

 

この世を超えた力。 

 

例えばここをもう少し展開すると、レイプは心理学的にも精神的な死を意味する。 

 

そして、殺害現場のそれぞれが恐らく何か(闇)を象徴している。 

 

広尾の有栖川公園(皇室・右翼?)→米海兵隊員  

お台場の浜辺(フジテレビ・メディア?)→アスリート 

代々木公園(メーデー・左翼?)→前科のある刃物男 

多摩川の土手(学生がたむろ・教育?)→悪ガキ四人組のリーダー 

 

四箇所のフィールドの闇が生み出した四つの怪物。 

 

それ以前、四人にレイプされた怨念は既に昇華され胸の十字架となっているので、代償の法則として四つの人類の罪が象徴的に引き寄せられ滅せられている。 

 

この中でアスリートは一般にはイメージしづらいと思うが、私が聞いてる限りではオリンピック村のコンドーム配布からわかるように相当に腐っている。 

 

代理戦争として、民族対立をスポーツでの競争により昇華するために生み出されたオリンピックが既に機能を失っている。 

 

個人においても同じに、葛藤のエネルギーの健全な昇華がこれを現す。 

 

メディアから生み出された悪しき商業オリンピックの象徴に見えなくもない。 

 

台場は元々、黒船来航時、徳川幕府が危機感から海に土を盛って人工島を造り、そこに砲台を据えた防衛線だった。幕府が造ったので御が付き御台場。 

 

一度も使うことなく開国したが、その砲台跡にたどり着く前に憤死してるわけで、これも巻頭と同じく米国による驚異を暗示している。 

 

武士道を失い骨抜きにされた日本人にも見えて国防危機に繋がる。 

 

先の二つの有栖川公園、台場は、米国・マスコミ型民主主義。 

 

最後の有栖川宮である威仁親王は海軍元帥だった。 ロシア帝国のニコライ皇太子か来日した時、過激派が皇太子を斬りつけ負傷する事件があったが、誠実に対応したことで事なきを得ている。 

 

死後、東郷平八郎が発起人となって銅像建設。 それも断絶した。 

 

とすると、後の二つの代々木公園と多摩川土手は中国・共産主義の影響かもしれない。 

 

マスコミ型民主主義と共産主義は共通点がある。

 

どちらも国際金融グローバリストか造ったユートピアの虚像。 

 

日本はGHQの政策で第一の天皇人間宣言で骨抜きにされた。 どちらも人類奴隷化、全体主義。 

 

この四つとは他に、人類の最も大きい罪(カルマ)が先にあげたユダとエロス。

 

四つの罪の中核とも言える。 

 

主の玉座を護る者として、この最後の最も大きい罪を贖うために彼女は命を捧げている。 

 

主が降臨し、地上で働きかけることにより生じるエネルギーフィールド(世界)の渦をバランスしているかのよう。

カルマの回収。 セラフィムの背負うものは重い。 

某女優さん以外に今回出しているので四人生まれているのかもしれない。 

 

また、四人のセラフィムを筆頭に、四歳、四季、四国、四名、四時、四つの場所と「四」が至るところ暗示されてるので意味はあるかもしれない。

 

ちょっと多い。 数秘では四は基盤を意味し、方位を現すことから柱などその意味するところは類推出来る。 

 

象徴図はそのもの十字、または四角。 

 

ユングは、人間の精神、霊と結びつきのある数字と言っている。 四がそのものフィールドを象徴する数字でもある。 

 

四国の形の痣が十字架になったこと。 イエスは日本に渡来して剣山で昇天したという話しもある。 それは別として、四国徳島の剣山には失われたアークが眠るとも言われる。 こちらは山頂まで神輿を担ぐ祭事があり、何かがあると思われる。 

 

学術的には、四国八十八箇所霊場を造った空海の真言宗の教義には原始キリスト教が入っている。

 

高野山には原始キリスト教の碑文もある。 

 

そういえば、空海は狐たちに、瀬戸内海に鉄の橋が架るまで帰って来てはならんと言って四国から追い出したが、瀬戸大橋が架かりもう戻ったのだろう。 

 

昨年一月心の指針が色情の悪魔、画皮、エロス、狐、節子の稲荷信仰、そして、最後にセラフィムの受難、すべて繋がって来る。

 

プレアデス方面の業。 防衛省VS警視庁の構図では、警視総監が先生に相談を持ちかけて、アグネス奪還の命令が出ている。

 

防衛省は国益よりメンツとMIBJの情報により国防が混乱させられていると見ることも出来るが、ただ、宇宙人関与の場合、もうひとつ大きなバランス(セラフィムの目覚めを促す役割)もあるかもしれず、この観測者としての描き方だとまだ善悪は測りかねる。 

 

メン・イン・ブラックは地球に侵入して来た宇宙人の監視を行う秘密セクション、治安維持のためなのでそのままの意味なら悪ではない。 

聖書の中に描かれる宇宙人のように復活編に繋がっているかもしれない。 

 

色々あるが中核はカルマの昇華を意味している物語。 

 

これにどう私たちは貢献し、地球再生に移行していくのか。 ひとりひとりの受難、贖罪、昇天がある。 

 

これはひとつの考え方です。 それぞれの捉え方で昇華出来るのが小説の醍醐味でもあるでしょう。