私の大切な友人から『「幸せのタイムライン」に乗る生き方の法則』のご感想をいただきました。ご本人の了解を得て紹介させていただきます。
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こんばんは。「幸せのタイムライン」に乗る生き方の法則を読み終えました。
久しぶりに櫻庭さんと話を共有したいと思いました。
私は両親と確執があったので、書かれてある内容にとても惹き付けられました。
私は9歳の時に虫垂炎で盲腸を取っています。成人してからは、扁桃腺をとるように言われましたが拒否しました。当時、慢性糸球体腎炎で通院し腎生検も受けています。
こういった身体の異状は、悲しみや親に言いたいことを言えない苦しさの表れだったと思いますが、両親が気づくことはありませんでした。その頃から、チャクラが歪みはじめていたんだと思います。
気づいていない人、認めたくない人が多いだけで、怖れは、生きている人、皆が持っています。
以前の私は、スピリチュアルを求める生活の中で、勘違いもあり、光だけを追い求め、光だけに包まれている人が幸せでそれが正しい、正解だと思っていました。けれども、いまは人は闇と光の両方のバランスの中で生かされていると思うようになりました。
生活の中では何が闇で何が光となるか、それぞれ違いますが、どちらかが強くても弱くてもバランスは崩れてしまいます。
暗くても眩しくても先は見えないものなのです。
ところで、女性の場合はホルモンが崩れる更年期があります。
子供が成長して、夫にも魅力を感じることができなくなり、何をしても、夫がやさしくすることでさえ、イライラするようになり、離婚に向かう夫婦もいます。
体調が優れなくなる人と精神的に優れなくなる人がいるようですが、私は何とかその期間を過ごせたのかなと思っています。
私が怖れを抱えているように、夫も、友人も、地位ある人たちも怖れを抱えています。
そして、両親も怖れを抱えているんだと、少し前に理解することができました。
だからといって、頻繁に連絡をとるようになったり関係が改善しているわけではありません。けれども、両親にはそれぞれが幸せであることに気づいてほしいと願うようになりました。
そこから私の怖れも少しずつ和らぎ、新しく出てくる怖れに対処できるようになっているかもしれないと思っています。
少し長くなってしまいましたが、自分と重なることも多く一気に読みました。
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親との確執があって、亡くなっても仏壇の中の親の写真をみるだけで怒りや憎しみの感情がこみ上げてくるという人もいます。しかし、せめて親が亡くなるまでに親子の因果を解消して、心の底から弔ってあげたいものです。それが、自分の幸せにもつながるのです。
この女性は、長い苦しみのなかでスピリチュアルに魂の救済を求めたようです。
しかし、自分の外に原因を求めようとしているかぎり、真の魂の救済はありません。すべての因果は自分の中にあり、苦しみの原因となっているように感じられる親も、自分の魂が求めてその子として生まれてきているのです。
自分の中の怖れに気づいて手放すことが、親との因果を解消する一番の近道ですし、自分自身が幸せに近づく第一歩なのです。