人間力(ヒューマンスキル)って、
研修業界のなかでもよく出てくる言葉なんですけど、
ヒューマンスキルってものを履き違えていると思うんですよね。
時代を超えて、どんな状況・どんな場所でも
使える力でないといけません。
人間の本質的なスキルを伸ばすものでなければいけません。
例えば、部下の叱り方とか、お辞儀の仕方とか、電話応対の仕方とかは
まったくもって人間力ではなく、これを人間力っていってる人は
人間の本質的なスキルをわかっていないのではと思います。
これらは、単なるテクニックです。
今の時代の、ビジネスという現場でしか通用しないものです。
人間の本質的な力を伸ばさず、テクニックでどうにかして、
うまくビジネスを乗り切ろうというものですから、
人間力育成を提唱するぼくとしては、
「なんだこりゃ」と思ってしまうわけです。
演劇が人間力育成に使えるのは、
2500年以上人間の生活と共に続いてきた本質的なものだからです。
人間が本質的に持っている
脳力とか集中力とか感情とか、想像力とか、
そういったどの時代でも活用できるスキルを伸ばすことができます。
本質的な人間力(ヒューマンスキル)を伸ばしましょう!
そうすれば、ビジネスだろうがプライベートだろうが、
生きている限り応用できます。