「セミナーズ」を運営し、ジェイ・エイブラハムやブライアン・トレーシーなどの高額セミナーを手がけるラーニングエッジの清水社長が、こんなことを述べていました。
心理学的にも証明されていることですが、人間は感情と共にインプットされた情報をよく覚えているという傾向があります。楽しかった旅行や、悲しかった出来事に伴う記憶は、忘れにくい情報となるのです。感情を伴うよい「伝え方」はセミナーで効果を出す上で大切なポイントです。
つまり、社員にセミナーに参加させてその効果を出したければ、「楽しいセミナー」に参加させることです。「遊ばせるために参加させるのではない」と言う経営者もいるでしょうが、社員が喜び、ノウハウが蓄積されやすいのだから、これは前向きに考えた方がいいでしょう。
「楽しいセミナー」といえば、インプロトレーニングです。
そこが醍醐味です。
しかし、中には勘違いしていて、「楽しかったで終わったらなにも意味がない」
と思って手を出しません。
実際に様々な効果がありますが、楽しさがメインになっていると、
どうも勘違いしてしまうのは、日頃から人が目に見える結果ばかり追い求めているからといえるでしょう。