本日は、とある管理職の方々を対象にした人事考課面談研修でした。
部下に人事考課の結果をふまえて、よかった点、もっと期待したい点など
うまいことフィードバックを行うというもので、
珍しいことに、外部からロールプレイヤーを招いて実践的な研修を行ったのです。
ぼくと、アクティングスクールの生徒二名(といっても即興トレーニングは
100時間くらいやってきている熟練者です)の三名で
こうした研修のサポートのために行ってきました。
ぼくがメイン講師としてやるものではないので、
他の講師の方がどのような研修をやられるのか拝見できる
よい機会でもありました。
ロールプレイは15分前後の長さの面談をビデオで撮影しながら
次々に行っていきました。
ロールプレイといっても、設定だけしかないので
インプロとなんら変わりません。
しかし、この長さのインプロを一日に15人も行うのは大変疲れました。
すべての面談が初めて会う方ですし、ぼくらは専門的な用語や
具体的な業務については知識がありません。
そして、すべての面談を同じ感じに行うのではなく、
一回一回全部変えて演じました。
三人とも、非常に好評で、
とても有意義な研修になったようです。
女性のロールプレイヤーは、泣き出したり、セクハラを訴えたり、
随分手強かったようで、皆さん戦々恐々だったようですね。
このタイプの研修は今月もう一回、第二弾があります。
それも楽しみです。
そして、「ロールプレイヤー派遣」という仕事にも興味を感じました。
まだまだそうした研修が少ないだけに、派遣できる団体はほとんどありません。
とてもニッチなビジネスだなと思いました。
うちで演技を学んでいる人たちの、仕事や社会貢献にもなるので、
うまくビジネスとして、アクティングスクールとかにもつなげていけるといいですね。