まずは…
①

→だらだらとしたスピーチは聞いていたら、飽きてしまいますよね。
また、早すぎても落ち着きません。
聞きやすいスピーチやプレゼンは、心地よいテンポ・リズムがあります。
かといっても、一定のテンポでも飽きてしまいます。
これは、「間」や「緩急」とも関連してきます。
*「テンポがいい」というのは単純にスピードが速いのではありません!
②

→「間」を有効に使うことが大切です。
話が変わるときや強調したい場合などに、「間」を入れることで、注意を引くことができます。
但し、あまりにも間が多かったり、長かったりすると、
テンポ・リズムが乱れてしまうので、注意が必要です。
③

→速い、遅いです。
話すスピードが一定だと、飽きてしまいます。
うまく、緩急を組み合わせて、飽きないように工夫しましょう。
だんだん速くしたり、遅くしたり、強調したい部分だけ遅くというのも◎
④

→声の大きさ、それだけではなく、口調の強弱でもあります。
音楽も、フォルテ、メゾフォルテ、メゾピアノ、ピアノなど、強弱がいろいろありますよね?
それと同じです!ですから、だんだん強く、とか だんだん弱くでもいいのです。
「間」と「緩急」を使って、よい「テンポ・リズム」を作り出し、
それに「強弱」を加える。
なんだかホントに音楽みたいですね♪
私は小学生から高校を卒業するまでずっと音楽をやっていましたので、
そう考えるとなんだか楽しくなってきました!
もし、お手持ちの原稿があるようでしたら、
ここは「速く」とか、ここに「間」などと記入して、練習してみてください

組み合わせは様々、パターンはたくさんありますので、いろいろ工夫できますよ。
できれば、それをボイスレコーダーに録音して聞いてみるといいと思います!
自分の声を聞くのは恥ずかしいし、ショックを受けたりもするのですが、
聞くことで新たな発見があるはずです。
今日は①~④の話すテクニックについてお話しました。
明日は⑤表情⑥視線についてお話します。
水地優子
