市の健康診断で精密検査が必要だと言われたので、大腸の内視鏡検査を受けてきました。
 
受けたのは2週間ほど前。
 
本当なら1月中旬に受ける予定だったのですが、体調が悪くなってしまったのでキャンセルしてこの日程にしました。
 
大腸の内視鏡検査は、検査前日から準備が必要です。
 
前日の朝・昼・夜はあらかじめもらっている検査食を摂ります(写真)。
 

 
中身はレトルトになっていて、温めて食べます。
 
結構おいしかったですが、量がちょっと少ないかな。
 
18:00に下剤を飲みますが、私には結構強くてトイレに何度も行きました。
 
検査前日の夜9時以降は絶食のはずなのですが、私が行った病院では以下のものいずれかを食べても良いと言われました。
 
1.ごはん軽く1杯と具のないお味噌汁
2.6枚切りのパン1枚
 
私は紅茶にちょっとお砂糖を入れて飲んだだけにしました。
 
水分はミルクとアルコール以外なら飲んでも大丈夫です。
 
当日の朝、8:30に病院へ。
 
午前中は腸内をきれいにするために、下剤を飲みます(写真)。
 
 
その量、なんと2リットル。
 
下剤と水を交互にゆっくり飲んでいって、排泄物が透明になるまで20回くらいトイレに行かなければならないのです……。
 
下剤は濃いイオン飲料の後に梅干しのような酸っぱい味がします。
先生によると、これでも飲みやすくなったほうなんだそうです。
 
午前中はトイレに行ったりちょっと歩いてみたりを繰り返して終わりました。
 
私の場合は午後2時から検査が始まりました。
 
検査前に検査着に着替えるのですが、下半身はキュロットのような形のぶかぶかのショーツでした。
ショーツは肛門の部分に穴が開いていて、そこからカメラを入れて検査します。
 
検査中は点滴を打って痛みを抑制します。
看護師さんが身体をさすってくれたので、幾分か楽になりましたが、それでも顔をしかめずにはいられないような痛みがありました。
 
カメラが大腸の始点まで入ったら、頭上のモニターで腸内の様子を説明してもらえました(裸眼だったからはっきり見えなかったけど)。
 
先生によると、私の大腸は普通の人より長く、カメラが入りにくかったそうです。
そのため、検査にかかった時間や普通より長めだったようです。
 
検査の結果、ポリープが2つ見つかったものの、まだ小さいとのこと。
3年後にまた内視鏡検査を受けて、そのときに取ってもらえばいいそうです。
ポリープは内視鏡の専門病院で取ってもらってくださいと言われました。
 
それから、虚血性腸炎との診断も出ました。
詳しく調べてもらった結果、原因は不明。
命に関わる症状ではなく、投薬などは必要ないとのことでした。
がんとかじゃなくて良かった!
 
大腸がんは自覚症状がないので、知らないうちに手遅れになることがあるそうですし、女性が一番かかりやすいがんなんだそうです。
 
がんを早期発見するために、3年に1回は内視鏡検査を受けるとよいと先生がおっしゃっていました。
 
これからもがんの早期発見に努めようと思います。
 
《追伸》
検査食が少なく、検査で1日中何も食べられなかったので検査の日の夜ご飯ははお腹がいっぱいになるまで食べました。
ああひもじかった!