ある朝、父方の伯母さんから電話が来て、

「お祭りあるけど、来る?」

とのことだったので、一眼レフカメラを携えバスへ。

約14kmの道中では、海が見えてきます。
小さい頃、家から母の実家まで行くのに、今バスが通っている道程を通っていました。
海が見えたら車の窓を大きく開けて、汐の香りのする風を感じていました。
これが私の最初の嗅覚の記憶です。

バス停を降りると、伯母さんが待っていてくれました!

父の実家で香り高い煎茶と抹茶カステラとシュークリームを頂きながら、他愛もない話をしました。

ふと見上げると、父方の祖父母の遺影がありました。
祖父に父がだんだん似てきていて、やっぱり家族なんだなぁと笑みを洩らさずにはいられませんでした。

港の方に出てみると、だんじりが何台か止まっていたり、出店があったりと、お祭りの最終日の盛り上がりの前の静けさが感じられました。

一度家に戻ろうとしたとき、家の方から威勢の良い掛け声と半鐘、太鼓の音が聞こえてきました。

しばらくお神輿が担がれるその勇壮さにこちらの気分も上がってきました。

私達が帰る途中、バスの通過待ちの時間まで男性がマイクを握り、サザエさんのオープニングとエンディングのテーマ曲を唄っていました。
お世辞にも上手いとは言いがたかったです^^;

一度帰って時間をおしゃべりで潰したあと、お神輿が来るのを観に再び出掛けました。

このお祭りは、お神輿を川へ投げ入れるのが特徴。

しばらくすると、お神輿がやって来ました。

川にお神輿が落ちると、大きな水しぶきが上がりました。
濡れた人も結構いた模様です。

夜はだんじりが出て、10台くらいが一堂に会し、お祭りのクライマックスを迎えました。

大きな鐘の音、太鼓の音を聞いて、日本の伝統はいいなぁと感じました。