MT Summit XVIでJTFのワークショップ | 医薬翻訳のアスカコーポレーション 社長ブログ

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大阪北浜、東京田町にオフィスを持つ医薬・バイオ分野の語学サービス会社 アスカコーポレーション社長 石岡映子のブログ。

第16回機械翻訳サミット(MT Summit XVI)が9月18~22日、名古屋大学で開催される。機械翻訳(MT)に関する研究開発、利用法、活動状況など、MTの最新情報が集結、世界中の専門家が一堂に会する。

 

Baidu社、Google社、Microsoft社から、NMT technologies and their futuresについての招待講演がある。パネルはもちろん、チュートリアルと呼ばれるセッションも興味深い。プログラムのレベルだけでなく参加費も高い。会員でも6万円、非会員だと7万円もする(いずれも8月31日までの申し込み。以降は1万円up)。世界の流れをつかむうえでも十分価値があるというもの。

 

名古屋大学の豊田講堂が会場なのもすごい。トヨタが寄付した施設ではあるが、日本建築学会賞も受賞するほど建築物としても見応えがある。大阪からも東京からも日帰り可能だ。具体的なブログラムは
http://aamt.info/app-def/S-102/mtsummit/2017/program/

 

そのイベントにJTF関西委員が協賛し、最終日22日の午後、オリジナルのワークショップを企画している。Machine Translation acceptance among the Language Industryというタイトルで、LinkedInのMTエキスパート、米国機械翻訳協会元会長のMike Dillinger博士、Pangeanic、KantanMTからも登壇がある。NICTの内山将人氏の話も楽しみだ。


世界のトップの講演、それも同時通訳付き。本会議には付かないのだからそれだけでも十分価値がある。それも、今なら参加費、JTF会員なら6千円、非会員1万2千円(いずれも8月31日までの申し込み。以降は1~2千円up)で参加できる。
申し込みは、http://aamt.info/app-def/S-102/mtsummit/2017/registration/

 

第4回神戸大会が開催されたのは1993年、あれから24年、時代は大きく変わっている。従来は研究の話が中心だったが、今は利用方法について。翻訳業界にも確実にAIが忍び寄っている。次はいつ日本で次開催されるかわからない、5年以内に起こる業界の変化を掴むことができる?この機会、日本からは見えない、新しい世界を覗いてほしい。