関西がんばれ 大阪はバイオ発祥地! | 医薬翻訳のアスカコーポレーション 社長ブログ

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大阪北浜、東京田町にオフィスを持つ医薬・バイオ分野の語学サービス会社 アスカコーポレーション社長 石岡映子のブログ。

国際バイオEXPOが、6月29日~7月1日、東京ビックサイトで開催された。

なんとも10回目を迎える。

2001年ヒトゲノムが解読された頃、世はバイオブームに沸きかえっていた。

そこ頃始まったこのイベントに私は毎年参加し、バイオトレンドを追っかけてきた。

Scienceが広告バーターをしてるおかげでブースも出してきた。


主要なバイオメーカーのブースが今年は少ない。

iPSの山中教授や島津の田中耕一さんを招き、盛り上げ労としている関係者の必死さが伝わる。

地震もさることながら、近年の不景気とバイオ業界のヒットメーカーが出ない状況で、なんとなく重苦しい。

ただ海外からのブース出典も多く、多様な感じが面白いだ。


大阪バイオヘッドクオーターもブースを出し、担当者と再会した。

大阪府の外郭団体で、「彩都(さいと」含む大阪バイオクラスターをサポートしている団体だ。


今年2月、雑誌Sciebceに20数ページの「Focus in Osaka」という特集を組ませていただいた。

大阪大学、循環器病院、大阪府大など、さまざまな研究機関を英語で取材し、ユニークな内容となった。

Scienceにとっての最もおきな企画ものだ。


そこの上司は私が25年前一緒に仕事していた大阪商工会議所の国際部職員で、思いがけず再会した。

大阪バイオヘッドクオーターが入っている千里ライフサイエンスセンター(千里LC)は、20年ほど前、大阪府と阪急電鉄が筋金入りで北大阪をバイオのメッカにする、と宣言して作った組織・建物だ。

オープン時、私も数ヶ月出向して働いていたから私のとっても思い出が交錯する。


今でこそ「バイオ」は一般名詞になった。

患者を治すための技術の一つが「バイオ」と考えられている?


実は1980年代、すでに大阪はバイオで盛り上がろうとしていた。

発酵技術などバイオテクノロジーが大阪を牽引すると。

サントリーの「青いバラ」はバイオテクノロジー技術の賜物だ。

佐治さんの後押しがなかったら実現しなかっただろう。


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産業が産業が作り、世界一の技術をつくり、世界へ売りに出る。

当時大阪にはそんな「いき」があった。


大阪バイオヘッドクオーターにも頑張る女性たちがいる。

これからは、彼女たちと関西から世界にメッセージを伝えよう!