皆さん、こんにちは。
会計・財務に強い経営コンサルタントの遠藤信行です。
今回は表題の3回目です。
小規模企業はなぜ、年商1億~3億で止まってしまうのでしょうか?
何故だと思いますか?
答えは「社長がそこまでで良い」と思っているからです。
前回もお伝えしましたが、年商1億~3億まで成長させることが
できる社長さんは皆さん優秀です。
ここまで到達していない会社さんならわかると思いますが、
年商1億に到達するのってなかなか難しいのです。
そういうと、「えっ、うちなんか最初から1億だよ!」
という社長さんもいます。
「社長さんの業種は何業ですか?」
とお聞きすると、
「うちは商社だよ」
とおっしゃります。
「では、社長さんの会社は、コミッションは3%~5%ですね。
1億円売り上げても、実際は300万~500万円ですね。
これで食べて行けますか?」
と質問すると、
「いや食べていけないよ~」
とおっしゃいました。
そうなんです。
私も売上1億~3億円とか言ってますが、
売上を物差しで使うと全く見誤るのです。
業種によって「粗利率(売上総利益率)」が全く違うのです。
本当にざっくりですが、
大きな区分で、業種別粗利率を並べますと、
①卸売業 15%
②小売業 30%
③製造業 50%
④飲食業 70%
⑤サービス業 80%
このようになります。
業界によって全く違います。
何故違うか?
ビジネスモデルが違うからです。
粗利率が違うと、当然経営の方法も違ってきます。
たとえば先ほどの商社は、卸売業の中の1種ですが、在庫を持たない
コミッション商売ですので、在庫を持つ卸よりも、もっと率が低くなって、
3%とか5%とかなるわけです。
粗利率は業界の中での
「自社のビジネスモデル」
「力関係」
「社長の手腕」
などで決まります。
これは正に「社長の腕」そのものです。
大事なことは、売り上げを見るのではなく、粗利を見ることです。
粗利率を見ることです。
たとえば、同じ業界で同じようなビジネスモデルの場合、粗利率は似通ってきます。
しかし、会社によって粗利率はやっぱり違ってきます。
これは、その「会社の力」そのものなのです。
ここに、ビジネス=商売=事業の特質や巧拙が出てきます。
話がそれてしまいましたね。
でも、今日のことはとても大事なことです。
自社の業績を見る場合、売り上げを見るのではなく粗利を見ること。
ここが経営の出発点です。
売上は、粗利を挙げるための取引量の一種の物差しに過ぎない。
会社が獲得すべきものは、「粗利」なのです。
ですから、社長様はこれからここを注視してください。
でも売上1億上げるのって、大変です。
ただし(商社・旅行業などコミッションなど口銭の業種は除きます)
今回はここまでで、終わりです。
続きは次回にお話しします。
「年商10億円を目指す企業のための会計コンサルティング」
儲かる会計コンサルティング
有限会社エーエスシー
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